防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   896号 (2014年12月1日発行)
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「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
JA共済連徳島 外山 勝雄
外山氏は平成23年12月日本原駐屯地業務隊を1陸尉で定年退職。56歳
 私は、平成23年12月に陸上自衛隊を定年退職しました。再就職に際し希望したことは、漠然とではありますが人と関わる仕事がしたいということで、第1希望を保険業でお願いしました。
 徳島地本援護担当者のお陰をもちまして、最初に面接を受けさせていただいたJA共済連徳島県本部にスムーズに再就職させて頂きました。
 業務内容としては、JA共済連の事業である「ひと・いえ・くるまの総合保障」の一端を担う自動車共済の事故処理担当者です。
 再就職してまず驚いたことは、この業務をするために、JA共済連独自の審査員の資格を取得しなければならなかったことです。朝から夕方まで専門の教育施設で2週間の教育を受け、認定試験に合格しなければ、審査員の資格を頂けず、業務もできないとのことでした。私は自衛隊からの初めての採用者でしたので、JA共済連徳島の人事担当者の方も、合格できるのかどうか大変不安だったと思いますが、何とか無事合格できました。
 さて、私の行っている業務について皆さんもある程度は想像できるでしょうが、交通事故で被害者にケガを負わせた方(契約者)の代わりに損害賠償の交渉をするわけですから、時には怒りの矛先が我々事故担当者に向けられ、賠償交渉でとんでもない要求をされたりするため、ストレスも溜まることもありますが、私なりのストレス解消法を持って毎日乗り切っております。ちなみに私の場合は独り言をパソコンに向かって言っています。さぞ、周りの皆さんは迷惑だろうと思いますが、幸い我が職場の皆様は大変優しい方ばかりで、暖かい助言もいただき、非常に助かっております。
 また、業務的には対人折衝のほかにも、自賠責保険機構への作成・整理、賠償金の支払業務、交渉内容の記録等、かなりの時間を事務業務に費やします。
 この職種を希望される方は、少しでもパソコンを使いこなせるようにしておかれたら、再就職後に大いに役立つかと思います。

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