防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   895号 (2014年11月15日発行)
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名古屋、鮮やかに染まる
第60回名古屋まつり郷土英傑行列に延べ400人
 35普連(連隊長・田丸正勝1陸佐)は10月18日、19日の両日、第60回名古屋まつり(郷土英傑行列)に参加、延べ400人の隊員を動員して名古屋の秋を彩った。
 郷土英傑行列は、まさに、名古屋まつりの「華」である。愛知県が誇る戦国の英雄(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)の各武将に扮した隊員は勇壮かつ威厳に満ち溢れた表情で街を闊歩し、また、槍隊や鉄砲隊、魚屋等に扮した隊員は、沿道に集まった大勢の観客に笑顔で手を振りながら、写真撮影に応じる等サービス精神旺盛であった。祭りの最大の見せ場である合戦の再現シーンでは、爽やかな行列から打って変わり、「鬼」のような戦闘シーンを敢行し、日頃の厳しい訓練で培った体力と気力を見事に発揮。その怒涛の合戦模様には盛大な歓声と喝采が沸き起こった。
 参加した連隊の隊員は、名古屋と一体化し、見事祭りの成功へと大きく貢献、祭りの模様はテレビ、新聞などで大きく取り上げられ、連隊の活躍は全国各地へと伝えられた。

スポーツよもやま話
根岸直樹
香川伸行(プロ野球・元南海ホークス)
 さらば・・・愛しき「ドカベン」

 「いつ会ってもニコニコと"どうだい、やってるかい"と声を掛けてくれた。自分の考えをズバリと言ってくれて、勉強になった。あんな人が若手のコーチをしてくれればよかったと思う。亡くなるのが早すぎたね」
 9月下旬に亡くなった故香川伸行捕手(元南海、享年52)の葬儀に出席したというソフトバンクの加藤伸一投手コーチ(50)にお会いした。「バッテリーを組んだことがある」という加藤コーチが、しみじみとした口調で話してくれた。葬儀には約500人が参列して別れを惜しんだという。
 香川捕手、浪商高から79年、ドラフト2位指名で南海に入団した。高校時代、2年の春、3年夏と甲子園に出場し、春準V、夏ベスト4入りした。夏の3試合連続本塁打の強みが、プロでも爆発してくれるものとファンは大いに期待したのだが、10年のプロ生活で光ったのは、1年目の初打席初本塁打、83年のベスト9くらいで、100試合出場も83年の105試合だけ。人気先行の選手だった。
 何しろ172センチの身長で120`の巨体だ。当時の人気野球マンガ「ドカベン」そのもので、ニックネームもそのまま「ドカベン」。少年ファンにはモテにモテた。「ドカベン」の作者、水島新司氏は「イマジネーションから生まれた架空の人物だったのに、ピッタリの選手が出現したのには驚いた。お会いしたとき"お元気ですか"と笑ったあの笑顔が忘れられません」と話してくれた。
 中学3年のときからバッテリーを組んでいたという牛島和彦氏(元DeNA)も「会うたびに"太りすぎだぞ"と注意していたが、笑って"これがオレの売りだから"と、こっちの言うことなど聞いてくれなかった。医者からも"このままだと、あと何年も生きられない"とクギを刺されていたそうだが、それにしても(死ぬのが)早すぎた。話し合える仲間がいなくなるのは寂しいねえ」と話している。
 誰が何と言っても炭酸飲料とスナック菓子だけは手放したことがないほど好き。アルコールは弱く「その分、炭酸飲料を飲んでいるから」と平気な顔をしていたものだ。まだ若かった小生が、大阪遠征などで顔をあわせると「この前の東京では会えなかったね。きょうは面白い話がなくてごめん」と笑顔で話し掛けてくれたのを、きのうのことのように思い出す。
 プロ生活10年、最後の1年間福岡に本拠を移して「チームもオレも再出発。見ていてくれよ」と言っていたが、10年間でシーズン100試合以上出場したのは、結局ベスト9に選ばれた4年目の83年だけ。その年は105試合で15本塁打、61打点だったが、通算では78本塁打、270打点、打率・255(714試合)、盗塁はたった8個。「オレは自分で走るんじゃなくて、盗塁を止める役だから」と笑っていた。
 引退後は、福岡で野球解説者の合い間に、地元の少年野球の指導をしたりしていたが、妻・弘美さんは「野球以外のことでも、私の言うことなど聞いてくれませんでした。02年から人工透析の治療をしていましたが、いままでのように"しんどいねん。助けて"とも言わずに亡くなってしまいました。自分でもここが最後とわかったんだと思います」と話してくれた。誰にでも愛され、親しまれた巨体にもう会えないと思うと、何とも寂しい限りだ。

HOME's English Class(防衛ホーム英語教室)
I'm done for the day!
アイム ダン フォー ザ デイ
もう限界っす!
 Hi! How are you doing?皆さん、お元気でしょうか。寒くなってきましたね。散歩もそろそろ寒くなってくるころですね。散歩道には、様々な花が咲いており、春とは違った感じで、花々を愉しむことができます。留学した友人からは、アメリカのサンアントニオの町の様子が画像で送られてきます。私も行ったところなので、懐かしい思い出が蘇えり、話が弾みます。景色と、香りと、そして味。現地で体験したことが昨日のようによみがえってきます。何といっても、味の思い出が一番強いのですが、それは個人的なことでしょうか。
 さて、今回の表現は、"I'm done for the day"「もう限界っす」です。I'm doneは、していることを止める、済ますことです。理由は、時間がきた、疲れた、いやになった、することがなくなったなど何でもいいのですが、していたことをストップする、そこで止めてしまうという「行為終了」すれば、使える表現です。for the dayをつけると、その日、続けていたことが終わりますので、一般的には「今日はこれで終わり」となります。ただ、その瞬間まで、ずーっと働きづめ、休憩もとらずに頑張ったというようなストレスいっぱいの状況であれば、「ここで止めたい。もう限界だ」となります。面白いですね。
 私のところにも、ちょこちょこと忘年会のお誘いが届いています。まだまだと思っていても、時の立つのは早いものです。お誘いの順に手帳に書き込んで行こうと思います。年末にかけて、厳しい状況に落ちるかもしれません。ゆったりとした心で、陽気に参りましょう。それでは、一日一日を大切に、充実させていきましょう。楽しくストレスの少ない生活を楽しんでください。
 それでは、皆さん。See ya!〈スワタケル〉

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