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自衛隊ニュース   895号 (2014年11月15日発行)
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活躍するOBシリーズ
 「頑張っています」新しい職場
一般財団法人航空保安協会百里事務所 小野木 茂
小野木氏は平成25年3月、7空団施設隊を准空尉で定年退職。55歳

 昨年3月定年を迎え、一般財団法人航空保安協会百里事務所に再就職して1年と数カ月が過ぎました。
 勤務先は航空自衛隊百里基地から滑走路を挟んで向かい側の茨城空港内にあり、長年お世話になった百里基地を眺めながら勤務しています。
 業務内容は、空港内等の救急医療業務と警備業務があり、救急医療業務については航空機に係る、火災事故等発生時における人命救助を目的とした迅速かつ円滑な救急医療活動であり、同業務遂行のため、日常において、救急医療搬送車、空港用救難照明車、並びに救急医療資機材等に関する管理及びそれぞれに対応した訓練等を実施しています。
 警備業務については、空港における秩序の維持及び空港の本来機能の確保を目的とし、不法侵入等、禁止行為の未然防止を図るために巡回等実施しています。
警備業務は、業務上施設警備2級取得が必須となっており、私も早速入社と同時に勉強を始め、昨年10月に無事合格する事が出来ました。定年後にまさかこんなに勉強するとは思いもしませんでした。今年は1級に挑戦しますが、なかなか勉強に手が付きません。
 茨城空港は平成22年3月に開港したばかりのまだ新しい空港です。ちょうど私の定年3年前で、開港当時からここ(茨城空港)に再就職できたらいいなと考えていました。
 百里事務所は、上司も同僚も、気さくで笑いの絶えないとても環境の良い職場です。百里基地からのOBは1年先輩と同期、そして自分を合わせ3人いますが、皆元気に楽しく勤務しています。
 再就職を考えている皆さん、早め早めの行動が大切だと思います。援護室に足を運び情報を得ることや、再就職しているOBの話を聞く事で、やりたい仕事や自分の進む道が見えて来ると思います。
 最後になりますが、何を始めるにしてもやはり健康が一番です。体調を整えて再就職に備えると共に残りの隊員生活を満喫して下さい。


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