防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   890号 (2014年9月1日発行)
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ウルトラマラソンに全盲の伴走者として参加
陸自中央警務隊 矢古宇3等陸佐

 7月27日、埼玉県毛呂山町で開催された全長78q・高低差約800mを走破する「第21回奥武蔵ウルトラマラソン」に視覚障害者の伴走者として参加してきました。
 本大会の伴走は2回目であり、昨年と同じバディで走りました。バディは、昨年8時間30分のタイムで完走するほどの強靭なランナーで、今回は8時間切りを目標としていました。しかしながら、当日は梅雨明け直後でもあり午前7時のスタートにもかかわらず熱波が降り注ぎ込んだことから体調を崩し36・6q地点で無念のリタイヤとなってしまいました。
 そもそも伴走をやろうと思ったのは、平成23年に自宅近くの公園をランニング中、雨にもかかわらず伴走者とともに楽しそうに走る全盲者の姿を見て、自分も手助け出来ないかと思ったことがきっかけで、すぐさま「代々木公園伴走・伴歩クラブ」の存在を知り入会登録しました。
 最初は、「伴走はボランティアで、障害者に対して手助けをするんだ」という気持ちでしたが、自分と一本の紐で繋がり、全幅の信頼を寄せて無心で走る彼等・彼女等と共に走り終えた時に、やりがいと充実感を共有できる喜びを感じるようになりました。
 今では、「健常者も障害者もあくまで対等である」と意識が変わり、走り終えた時に「ありがとう」との言葉をもらった時には、逆に言葉に出来ない程の力をもらっています。
 長距離のマラソン大会を責任を持ってサポートするためには、平素の走り込みは欠かせないと感じており、通勤も利用して月平均約500qを走り込み、また4月には長野マラソン、5月には野辺山100qマラソンを完走するなどのトレーニングを積み重ねています。
 現在、障害者ランナーへの伴走・伴歩者が足りない状況ですので、興味のある方は「代々木公園伴走・伴歩クラブ」と入力してホームページを検索してみてください。ゆっくりでも大いに結構、是非、いい汗流しませんか、共に走ってくれるランニング好きを募集しています。


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