エチオピアのアジスアベバで「1963年」に結成されたアフリカ統一機構は2002年にアフリカ連合に発展しアフリカ54カ国を統合している。同連合結成51周年の祝賀会が先ごろ渋谷のアンゴラ大使館で開催された。在京アフリカ外交団38カ国の大使らが出席していた。出席者は口をそろえて政治、経済、貿易、文化の分野において日本との関係をより一層発展させたい、さらに近代化と基本的なインフラ、天然資源の開発と管理に力を入れていくと言い、特にアフリカの若い世代であるすべての少年少女が「2063年のアフリカ」に挑戦するよう期待していた。「アフリカは大きな可能性を持つ豊かな若い大陸」(連合総会議長)だけあってレセプション会議は活気がみなぎっていた。アフリカっぽいリズムの音楽が流れベリーダンスも楽しい。周囲には各国の料理が並べられスピーチが終わると一斉にラップがとりはずされる。その前で調理人がこれは自分が作ったので是非食べてと熱心に勧めてくれる、途中で本人たちも一緒に食べ始めるのも面白い。アフリカには毎年何百万人もの観光客やビジネスマン、さらに投資企業のトップも数多く迎えており一部で伝えられているように危険な所ではないとベナン共和国大使館の人たちが熱心に話してくれた。以前、ゾマフォン大使はベナンはアフリカの日本になりたいのだとも言っていた。