防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   887号 (2014年7月15日発行)
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乗った 飛んだ 体験搭乗 地本
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-UH-1J
青森地本
 青森地方協力本部(本部長・池田徳重1海佐)は、5月17日、陸上自衛隊八戸駐屯地において、第9飛行隊(隊長・巻口公輔2陸佐)の支援を受けUH-1Jヘリコプターによる体験搭乗を実施した。
 当日は天候にも恵まれ、八戸地区三沢地区の募集対象者及び募集・援護協力者等41人が参加し、航空機の安全教育を受けた後、8グループに分かれてUH-1Jに搭乗し、八戸市街上空を巡る15分間のフライトを満喫した。参加者は眼下に広がる木々や故郷の街並みを記念撮影するなどして春の空中散歩を楽しんだ。
 搭乗後参加者から「はじめはどきどきしましたが、すごく安心して乗れました。子供がヘリコプターのパイロットになりたいと言っています」「道路や家がミニチュアみたいで楽しかったです」等の感想をいただいた。
 青森地方協力本部は、今後も各部隊の協力を得て、体験搭乗等を実施し、地域住民の方々に自衛隊をより深く知って頂けるように努め、募集・援護基盤の拡充に励んでいく。
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「みちしお」
奈良地本
 奈良地方協力本部(本部長・山下雅弘1陸佐)は6月15日、和歌山港において海上自衛隊潜水艦「みちしお」による潜水艦特別公開を和歌山地方協力本部と合同で実施した。
 当日は梅雨の時期にもかかわらず幸運にも晴天に恵まれ、奈良地本からは高校教論、高校生他、募集協力者及び援護協力者等の約40人が参加した。
 最初に見学するグループ毎に担当の潜水艦乗組員から乗艦にあたっての注意事項及び潜水艦の概要等について説明を受け、その後潜水艦の内部を約1時間見学した。
 見学を終えた参加者は、「とても貴重な体験ができて嬉しかった」「このような環境で長期間活動する海上自衛隊員に敬意を感じます」等と今回の見学の感想を述べていた。また岸壁から、潜水艦を背景に記念撮影をする方や、潜水艦乗組員と写真を撮る姿も見られ、参加者は大いに満足することができたようだ。県内に海がない奈良地本としては、今回の特別公開は海上自衛隊をPRするまたとない機会となった。
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「まつゆき」
滋賀地本
 滋賀地方協力本部(本部長・坂部誠防衛事務官)は、5月31日、舞鶴北吸桟橋において護衛艦「まつゆき」による体験航海を行った。
 当日は晴天の中、正午の受付開始前から長蛇の列ができ、参加者達は岸壁から見る「まつゆき」の迫力に感激していた。午後1時から約2時間の体験航海では、船上での「らっぱ吹奏」「海上自衛隊の制服試着」「ミサイル展示・説明」などが行われた。
 海上自衛隊受験を希望する募集対象者らは、艦内のさまざまな所も探険することができ、勤務していた海上自衛官に色々と質問して将来海上自衛官になる夢を膨らませ、「初めて艦内に入ったが、どれも普段見ることのないものなので貴重な体験ができた」「今回の体験航海で海上自衛隊に対する憧れが増し、受験する意志が強くなった」などと楽しそうに感想を述べていた。
 滋賀県は海なし県であることから滋賀地本としても今後もこの様な機会を活用して海上自衛隊の活動をより一層理解していただけるように努めたい。
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CH-47JA
鹿児島地本
 鹿児島地方協力本部(本部長・深谷克郎1海佐)は、6月7日谷山ヘリポート、国分駐屯地及び川内駐屯地において西部方面ヘリ隊第3飛行隊CH47JAによる体験搭乗を支援した。
 今回の体験搭乗はCH47JAを使って谷山ヘリポート、国分駐屯地及び川内駐屯地の3地区における延べ4回の飛行により、123人の参加者を搭乗させた。いずれの地区も参加した方々は、地元の名所上空を飛行し、「海がキラキラして綺麗でした」、「国分駐屯地って広いですね」、「川内川を空から見たのは初めてです」、「CH47JAって力強いですね、迫力が全然、違う!」など興奮気味に語っていた。
 鹿児島地本は、「今後も部隊、募集案内所、援護センター等と緊密に連携した広報プランを企画、実施することで、募集活動、援護活動を支援する効率的な広報活動を積極的に展開したい」としている。
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MH-53E
広島地本
 6月7日、広島地方協力本部(本部長・佐々木孝博1海佐)は、海上自衛隊岩国航空基地において、第111航空隊(司令・樗澤勇樹1海佐)の支援を受けて、掃海・輸送ヘリコプター(MH-53E)の体験搭乗を実施した。
 今年は梅雨入りが早く天候が心配であったが、当日は快晴に恵まれ素晴らしい空の散歩を楽しんでもらうことができた。
 基地に到着した体験搭乗者約30人は、まず米軍基地フードコートで昼食、普段生活する日本とは違う空間で、少し緊張しながらもその雰囲気を楽しんだ。
 昼食後、体験搭乗者は3グループに分かれ、それぞれ「体験搭乗」、「航空機見学」及び「海上自衛隊活動ビデオの鑑賞」を約2時間にわたり体験し、搭乗者からは「景色がきれいですごく感動しました」「ヘリコプターは想像していたよりも快適でした」などの感激の声が聞かれた。中には、「パイロットになるにはどのようにすればいいのか」と、本気で聞いていた体験搭乗者もいた。
 広島地本は、今後も体験搭乗をはじめ各種広報の機会を通じて、広く一般市民の方々に自衛隊への理解と認識を深めてもらいたいと考えている。
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YS-11M
鳥取地本
 6月7日、鳥取地本(本部長・佐藤健1陸佐)は、海自第61航空隊(厚木)の支援を受け、鳥取空港においてYS-11Mの体験搭乗を実施した。
 当日の朝は、雨が降り出しそうな空模様だったが、フライト時間が近づくと奇跡的に雲の切れ間から青空が見えるほどに天候が回復した。
 大学生や高校生をはじめ、募集・援護協力者など74人が鳥取県東部から中部にかけての上空を約30分にわたり飛行し、鳥取砂丘や日本海など地元の景色を上空から満喫した。
 搭乗した参加者は、着陸後、満面の笑みで、「自分の生まれ育った土地を自衛隊機から眺めることができて最高に幸せです。」「40年前は出張や旅行でYS-11によく乗りましたが、民間機は全て退役してしまい、また乗れるとは夢にも思っていませんでした。感無量です。」など、感動と喜びの声が寄せられた。
 また、搭乗前には、海自航空管制隊により航空交通管制業務についてDVDの映像を交えての説明が行われた。「自衛隊の航空管制官について、もっとお話を聞かせて欲しい」と積極的な大学生の姿もあり、フライト終了後にも海自航空管制官から専門的な説明が行われた。
 鳥取地本は、今後も県民に対し、自衛隊に対する認識と理解を深めていただくために、体験搭乗をはじめとした様々なイベントを積極的に実施し、広く自衛隊を広報していく。

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