防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   887号 (2014年7月15日発行)
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富士学校・富士駐屯地
開校60周年記念式典
 7月6日、富士学校・富士駐屯地(富士学校長兼ねて富士駐屯地司令・武内誠一陸将)開設60周年記念式典が行われた。
 午前8時半の開門のために同6時過ぎには列が出来るのは毎年の光景。「今年は60周年だから、何か特別な事があるかも」とワクワクしながら開門を待つ人々。今年は、前年より約2、000人多い約14、000人が来場した。
 国会議員や地元首長、歴代学校長、感謝状受賞者など部内外の多くの来賓を招き、記念式典が総合訓練場で午前10時15分から始まった。武内学校長は式辞で「これまで経験したことがない任務に直面しながらも、仲間は見事に役割を果たしてきた。これはこれまでの教育訓練が間違っていなかったこと、多くの先輩方が教育訓練や防衛基盤の育成に審決を注いで来た事を示し、また新たなことにチャレンジする想像力と陸上自衛隊が最後の砦であるとの使命感があったから」などと式辞を述べた。次いで、観閲行進が行われ、音楽演奏、訓練展示と続いた。前夜の雨で、訓練場は程よく湿っていてホコリも立たず、暑くも寒くもない曇り空で絶好の観閲行進・訓練展示日和だった。
 ここでも人気は90式戦車の体験試乗。また、装輪装甲車の試乗も人気で「両方乗っちゃった」と興奮気味に話す人も。ふれあい広場の装備品展示、売店などにも人だかりが出来、来場者はそれぞれの思い出を持ち帰っていった。

FMで自衛隊語る
高知地本
 高知地本(本部長・佐藤文章1陸佐)は、FM高知のリクエストで7月2日、ラジオ番組「料亭濱長の美佐子でございます」の収録に協力した。この番組はFM高知アナウンサーの谷本美尋さんが県内外でも知る人ぞ知る高知の老舗料亭濱長の女将濱口美佐子さんと一緒に「高知を元気に!」を合言葉に毎回ゲストを迎え、土佐のお座敷ながらの本音トークを展開する番組(毎月第1・第3土曜日の1230〜1300放送)で地元のFMファンの人気番組でもある。
 収録は土佐はちきんの代名詞ともいえる美佐子女将おリードで大いに盛り上がり、メインゲストの佐藤本部長のイラクでの体験談等を含む自衛隊の活動の一端や、日頃感じている自衛隊の仕事の醍醐味・やりがい等について笑いあり、感動ありで紹介することができた。
 また、7月に県内で予定している護衛艦「せんだい」による艦艇広報(7月5、6日)、海上自衛隊東京音楽隊による定期演奏会(7月22日)等の自衛隊関連イベントの紹介も行った。
 放送は前半が7月5日、後半が19日のいずれも1230〜1300。高知地本では今後も積極的にメディアを活用し自衛隊について広報していく予定である。
 なおFM高知はスマートフォンでFMラジオ視聴用のアプリをダウンロードすることにより全国で聞くことが可能である。さらに、今回放送した内容はコレまでの過去の放送内容同様、料亭濱長のHPでいつでも聴けるようにする予定とのこと。

創立60周年記念行事
静岡地本
 静岡地方協力本部(本部長・山下愛仁1空佐)は7月5日、静岡市内ホテルにおいて「自衛隊静岡地方協力本部創立60周年記念行事」(静岡県防衛協会共済)を開催した。
 静岡地本は、昭和29年7月5日に発足し今年で創立60周年を迎えた。当日は、県選出国会議員や防衛協力諸団体などから約170人が参加した。
 山下本部長は「今日の静岡地本があるのも、地域の方々や自衛隊の部隊等、関係の皆様、隊員家族のご支援ご協力、諸先輩方のご尽力があったからこそであります。今後も、諸先輩方から受け継いだ良き伝統を継承しつつ、必要な見直しや改革を行い地本部員一丸となって更なる努力を続けてまいります」等と式辞を述べた。
 式典後行った祝賀会には、歴代本部長も参加。各々に当時を振り返り話に花を咲かせる姿が見られ、式典の厳粛な雰囲気とは違い終始和やかに終了した。
 静岡地本は、今後も各協力諸団体等とのより一層の融和を図り、募集基盤等の拡充に努めていく。

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