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自衛隊ニュース   886号 (2014年7月1日発行)
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我らここに励みて
7師団、東千歳駐屯地
創立記念行事

 第7師団(師団長・太田牧哉陸将)及び東千歳駐屯地(司令・伊東伸基陸将補)は、5月25日「第7師団創隊59周年・東千歳駐屯地創立60周年記念行事」を行った。
 記念行事に先立つ5月22日に殉職隊員の追悼式を行い、5月25日、第7師団隷下部隊及び駐屯地所在部隊が祝賀式、観閲行進及び訓練展示を行った。
 式典で師団長は、「昨年、新たに『防衛計画の大綱』及び『中期防衛力整備計画』が策定され、平成26年度は、統合機動防衛力の構築へ向けて、陸上自衛隊の新たな改革をスタートさせる重要な年度と位置付けられております。この改革においては、全国で7個師・旅団が機動運用部隊として整備され、我々第7師団も、陸上自衛隊唯一の機甲師団である機動運用部隊としてその役割を果たすこととなりました。また、創立60周年の節目を迎えました東千歳駐屯地は、名実共に陸自最大の駐屯地として地域と一体となって発展して参りました」と式辞を述べ、来賓の町村信孝・衆議院議員、高橋美穂・衆議院議員から心温まる祝辞があった。
 観閲行進には、17コ部隊の隊員約1300人が参加し、90式戦車や装甲車など車両約400両、航空機8機による堂々たる行進が行われた

。また、訓練展示では、戦車を中核とした機甲部隊とヘリコプター等が参加する空地一体の総合戦闘力の攻撃場面を一連の状況で展示し、地響きをたてる90式戦車の機動力に、訪れた観客は圧倒され興奮していた。


初の陸海空合同パレード
佐世保の住宅街
 海上自衛隊佐世保地方総監部(総監・池田徳宏海将)と陸上自衛隊相浦駐屯地(司令・曽田健史1陸佐)は6月14日、合同では初となる「佐世保自衛隊パレード」を佐世保市中心部のアーケード商店街で実施した。
 パレードは「市民等に対し、佐世保で教育訓練に励む陸・海自衛隊新入隊員及び佐世保所在部隊を紹介して自衛隊に対する理解と信頼を得る」ことを目的とし、海自から佐世保教育隊の男性新入隊員約440人と海自佐世保音楽隊約30人が参加、陸自からは西部方面混成団第118教育大隊の男女新入隊員約170人と第5陸曹教育隊の生徒陸曹候補生課程の学生等約50人、西部方面普通科連隊約40人、陸自西部方面音楽隊約30人が参加し、合計約760人の隊員が行進した。
 観閲台上に佐世保市長代理副市長をはじめ地元自衛隊協力諸団体の会長等を来賓として迎え、観閲官として佐世保地方総監、西部方面混成団長兼相浦駐屯地司令及び佐世保教育隊司令がパレードを観閲した。
 パレードでは、地元の佐世保警察署や佐世保商工会議所、商店街の協力のもと、海自・陸自の各音楽隊の勇壮な演奏に合わせて堂々たる行進が披露され、アーケードから溢れんばかりの市民が、日ノ丸の小旗や自衛隊協力会等ののぼり旗を振りながら声援と拍手を送っていた。
 パレードに参加した陸自の新入隊員は、「多くの方がすぐ近くで見ていたのでとても緊張した」「佐世保での教育の良い思い出になった」などと感想を述べていた。

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