防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   877号 (2014年2月15日発行)
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「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
時間厳守と礼節を忘れず
熱意を持って前向きに
(株)オートシステム 原 典明
原氏は平成25年11月、航空救難団司令部人事部長を2空佐で定年退職。55歳
 私は、平成25年11月、航空救難団司令部(入間)での勤務を最後に定年退職いたしました。退職の翌日から、株式会社オートシステムに正社員として再就職し、役員車運転手として勤務しております。
 定年退職後の再就職は、昔から好きであった車を運転する仕事を探していたところ、自衛隊援護協会から中部航空方面隊援護業務課を通じて株式会社オートシステムから役員車運転手の求人があることを知りました。その時に援護協会の担当者から「自衛官であれば面接は大丈夫だと思います。しかし、自衛隊で運転手としての勤務経験がないので1回で受かろうと思わず、何回でも諦めないで受験してください」と聞かされて受験。試験後、援護協会を通じて「合格」の話を聞いた時は、正直なところ信じられませんでした。
 現在は、入社時の研修で役員車運転手に必要な教育を受け、三井住友銀行部店長車の運転手をしております。地理に疎く、プロの運転手としての勤務経験がなく、2種免許も取得していない私がこうして何とかこの仕事をこなしていけるのは、会社の配慮による丁寧な引継ぎの実施、銀行員の皆様の温かく寛大な気遣い、加えて先輩の親身な指導があるからと感謝しております。まだ入社して日も浅く、右も左もわからない状況ですが、自衛隊で培った時間厳守と礼節を重んじる姿勢を忘れることなく、熱意を持って前向きに業務を遂行したいと考えています。株式会社オートシステムは、この業界で顧客満足度ナンバー1をめざしてISO9001を取得しております。私もナンバー1の会社の役員車運転手に恥じないように頑張っていきたいと思います。

Home's English Class(防衛ホーム英語教室)
Why don't we stay at home?
ホワイ ドント ウイー ステイ アッ ホウム
家にいようよ

 Hi! How are you doing? いかがお過ごしでしょうか。関東地方の大雪はすごかったですね。積雪でいうと40年ぶりだそうです。これから先もめったに経験できないのか、それとも異常気象が定着して毎年このような大雪が関東を襲うのか?わかりませんね。太平洋沖では、珍しい深海魚がぞくぞくと姿を現しています。どういう現象が起きているのかが、認識できない状況ですね。珍しいだけでは、済まない気がします。

 今回の表現は、"Why don't we stay at home"「家にいようよ」です。Why don't we ~は、自分たちが何かをしたらどうかという提案をするときの表現です。かなり本気でいっています。やる気満々です。そんなニュアンスを感じてください。stay at home は、「在宅して、家にいる」という意味です。Why don't you ~と、相手に何かをすすめる時も「~したらどう?」というより、すべきだよねという思い入れがあります。決して、無視しないようにしてください。少なくともポジティブに反応すべきです。まず、相手の言っていることに従う感じです。軽い感じで受け流してはいけません。自分でこの表現を使うときは、できる限り具体的に、実行できることをいいましょう。相手に突っ込まれても、シッカリと理由とかやってみる価値とかがいえるようにしておきましょう。
 今日は、府中の駅伝に出てきます。5名のチームで、一人5qを走り、タスキをつなぎます。久しぶりのスポーツ競技の参加でウキウキしています。まあ楽しく、真剣に走りたいと思います。
 大寒など天候が不順です。インフルエンザも大流行しているようです。一日の寒暖の差も大きく、体調を整えるのも大変です。外出の際は、防寒の備えをしっかりして出かけたいですね。それでは、今週もストレスのない陽気で楽しい生活をお過ごしください。
〈スワタケル〉


雪月花
 昭和44年に第1回がはじまった「かち歩き大会」。昨今のマラソンブームになる前から行われており、当時は自衛隊からも運営の支援も受けていた。毎年春と秋に開催されており、こんどの3月9日は第90回の記念大会になる。コースは新宿中央公園をスタートに43キロの青梅と23キロの東村山の2つ。「かち歩き」とは"徒"と"勝"の同音異義語で「自己鍛錬」。どこか自衛隊のレンジャーにも似ているがこの大会の開催目的は、1、健康と体力の向上 2、心身の鍛錬 3、飢え、渇き、疲労の体験 4、自己への挑戦を目的とし、長い距離を飲まない、食べないで歩き生き抜く力を育む。と言っても参加者は幼稚園児から90歳という幅広い年齢層だから何も口に出来ないということでもないようだ。さらに順位や時間を競うものではないので、昨年秋の大会では1101人が両コースに参加し、4歳から90歳までの882人が完歩したそうだ。毎回参加している85歳の方は今回も9時間5分かけてゴールインしている。また数年前から大会のキャッチフレーズに「災害に備えよう」を加えたが、早速3年前の東日本大震災では都内の帰宅困難者が、バス、電車を当てにせず家に向かって歩き、大会の経験が役立ったことも聞かされた。子どもの頃からの現場対応力を養うことが大切だと主催者は言っている。家族、仲間で参加する人も多いいようだ。詳しくは公益法人青少年交友協会へ。03―5391―1901 http://www.din.or.jp

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