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自衛隊ニュース   2013年11月15日号
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秋の叙勲・褒章 9面
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162日間に及ぶ世界一周終え
25年度遠洋航海部隊が帰国
実習幹部、しんしんともに逞しく
 10月30日、平成25年度遠洋練習航海部隊帰国行事が行われた。晴海ふ頭の岸壁に練習艦隊旗艦・練習艦「かしま」(艦長・大野敏弘1海佐)、練習艦「しらゆき」(艦長・川内健治2海佐)、護衛艦「いそゆき」(艦長・青木操2海佐)が相次いで接岸すると、練習艦隊司令官・北川文之海将補をはじめ司令部要員・各艦艦長・乗員・実習幹部の無事の帰国を待ちわびた隊員家族らが小旗を打ち振り出迎えた。帰国式典には家族などのほか若宮健嗣防衛大臣政務官をはじめ河野克俊海上幕僚長や豊田硬人事教育局長など防衛省・自衛隊の高級幹部、衆参国会議員、協力団体関係者ら多数が出席。北川司令官の帰国報告、若宮政務官・河野海幕長の訓示、石原宏高外務大臣政務官の祝辞、花束贈呈などが行われた。今次遠航部隊は5月22日に晴海を出港。以後、太平洋横断→中米・北米→大西洋横断→欧州→地中海・紅海→自衛隊の派遣海賊対処行動部隊の拠点があるジブチ→南アジア・東南アジアを歴訪し162日間約55000kmに及ぶ世界一周の航海を完遂した。約180名(うち女性17名、タイ王国海軍少尉1名)の実習幹部は長期間の外洋航海という慣れない過酷な環境の中で訓練漬けの日々を送り、身心を練磨し初級幹部として必要な技能を習得した。また、遠航部隊は、海上自衛隊初寄港となったフィンランド・ポーランド・クロアチア・ミャンマー、交流400周年のスペイン・外交関係樹立60周年のカンボジア・外交関係樹立40周年のべナトムなど18カ国19港で各国海軍や政府関係者、民間人などと交流した。実習幹部は式典終了後、艦上で北川司令官・司令部要員・各艦艦長・乗員と挨拶を交わし艦を降り、整列ののち艦上に向かい帽振れを行った。

自衛隊の統制美
圧倒的迫力で魅了
25年度観閲式
人員約4000名 車両約240機 航空機約50機
「力による現状変更は許さない」安倍首相を観閲官に

 10月27日、陸上自衛隊朝霞駐屯地の朝霞訓練場で「平成25年度自衛隊記念日観閲式」が行われた。安倍晋三内閣総理大臣を観閲官に、主催者・小野寺五典防衛大臣、実施責任者・岩田清文陸幕長、執行者・磯部晃一東部方面総監、観閲部隊指揮官・反怖謙一師団長、観閲飛行部隊指揮官・田中重伸第1ヘリコプター団長で執り行われた。観閲部隊参加人員は約4000名、戦車や装甲車等車両約240両、戦闘機・輸送機・ヘリ等航空機約50機によるパレードの統制美は圧倒的な迫力で、観る者を感嘆させた。

 観閲官である安倍晋三総理大臣が臨場し、観閲式は始まった。『「誰か、いませんか。」「一人でも多く救出したい」との思いが込められた、この自衛隊員の声は、多くの国民の耳に残っています。伊豆大島では、この瞬間にも、自衛隊員が捜索を行っており、いかに頼もしいことか』『力による現状変更は許さない、との我が国の確固たる国家意思を示す。そのために、警戒監視や情報収集をはじめとした様々な活動を行っていかなければならない』などと訓示した。
 観閲行進の先頭は徒歩部隊。陸・海・空合同音楽隊による演奏の中、観閲部隊本部に続いて行進したのは、学生隊。防大・医大・高等工科学校生徒隊と続く。その後、陸上自衛隊普通科部隊・空挺部隊の後に海上自衛隊部隊・航空自衛隊部隊・高等看護学院学生隊・陸海空の女性自衛官部隊が観閲台の前を通過して行った。陸自部隊の行進には「陸軍分列行進曲」、「大空」、海自部隊の時は「軍艦行進曲」、空自部隊は「空の精鋭」で行進。高等看護学院は来年度から医大に併合されるため、最後の観閲式参加となった。
(7面に続く)


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