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自衛隊ニュース   2013年5月1日号
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危険業務従事者叙勲 8〜11面
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「日独間の防衛協力を着実に進展させたい」
君塚陸幕長の招待でドイツ陸軍総監が来省
 ドイツ陸軍総監ブルーノ・カスドルフ中将が4月17日、君塚栄治陸上幕僚長の公式招待で防衛省を訪問した。栄誉礼を受けた後、君塚陸幕長と会談。カスドルフ陸軍総監は、陸自が東アジアの戦略情勢の現状をどう評価しているのか関心を示し、将来に向けての日独の防衛協力のあり方について意見を交換した。その後、小野寺五典防衛大臣を表敬訪問。小野寺大臣は昨今の東アジア情勢について、北朝鮮の弾道ミサイル発射などの挑発行為や核開発問題などへの対応は「関係国との連携が重要」とし、また中国との尖閣諸島の領有権をめぐる対立については「警戒監視活動など緊張感をもって対応していく」とした。カスドルフ陸軍総監は「東アジアの安全保障上の問題はヨーロッパとも無関係ではなく、これからも注視していく」とし、「日独間の防衛協力を着実に進展させていきたい」とした。このほかカスドルフ陸軍総監から現在、ドイツが進めている国防改革についての内容の説明があった。

スクランブル500回超
22年ぶり
平成24年「緊急発進実施状況」を公表
統 幕
 統合幕僚監部は4月17日、領空侵犯の恐れのある航空機に対する空自戦闘機などによる緊急発進(スクランブル)の平成24年度の実施状況を公表した。スクランブルの回数は23年度から142回増加の567回に上り、平成2年度以来、22年ぶりに500回を超えた。緊急発進回数の増加の原因は、中国機に対するものが増加したことによる。推定を含め緊急発進回数の対象国・地域別の割合は、中国機に対する割合がロシア機を上回り、中国機が約54%で半数以上、ロシア機約44%、その他約2%となった。
"領空侵犯"が2件発生
 24年度は領空侵犯が年度内に2件発生した。12月13日に、中国国家海洋局所属Y—12が尖閣諸島魚釣島南方の上空を、今年2月7日にはロシアSU—27が利尻島南西沖の領空を侵犯する事案が発生したため、防衛省として公表を実施した。中国機による領空侵犯が確認されたのは、これが初めて。
中国機が倍増
 中国機に対するスクランブルの回数は国・地域別回数の公表を開始した平成13年度以降、過去最高の306回で、前の年度に比べて150回増加とほぼ倍増した。
 また年度内でみると、上半期は69回だったものが、9月に日本政府が尖閣諸島を国有化してから以後、下半期(10月〜翌年3月)は237回と3倍以上に増加した。
 12月13日に領空侵犯したY—12の同型機が尖閣諸島周辺を飛行した8件の事例については、特異な飛行として公表された。
ロシア機は前年度並み
 ロシア機に対するスクランブル数は248回、23年度に比べて1回増加。このうち12月17日に初めて確認されたTU—214型機の事例をはじめ20件の事例については、日本の領空に沿って長距離を飛行する等の特異な飛行を行ったとして公表された。
 推定を含むが、ロシア機の中では情報収集機、中国機の中では戦闘機に対して多くスクランブルを実施した。
南西航空混成団 過去最高の318回

 方面隊別のスクランブル実施状況については、南西航空混成団が過去最高の318回となったほか、北部航空方面隊が139回、中部航空方面隊が65回、西部航空方面隊が45回実施した。
 23年度と比べて中部航空方面隊と南西航空混成団の緊急発進回数が増加し、北部航空方面隊と西部航空方面隊の緊急発進回数が減少した。


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