防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2013年2月1日号
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年男を迎えて
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自衛官の道が最良の道
第7普通科連隊(福知山) 最先任上級曹長 准陸尉 高添晴喜

 今年で48歳、4回目の年男を迎える。また自衛隊生活最後の年男である。
 定年まで早いものであと数年、ふと思うときがある。自衛隊を「2任期で退職する」と息巻いていたあの時、小隊長や営内班長から「陸曹になれ、陸曹になって一緒に頑張ろう」と言われたことを思い出す。あの時、退職の方向に進んでいたなら、今頃どうなっていただろうか。
 人は同時に2つの道を選べない。もし退職をしていたら今の妻や3人の子供たちと出会うこともなかっただろう。また、危険を顧みず進んで国民の生命や安全を守ることができる今の同僚たちと一緒に勤務できることを誇りに思うこともなかっただろう。
 私にはやはりこの道、自衛官の道が最良の道であった。これからも最良の道へ進むため、一日一日を大切にしていこうと思う。
 今年は最先任上級曹長に上番して最初の年である。そして今年は巳年、ヘビのようにしつこく隊員と接し、共に汗を流し相互に信頼できる関係を築いていくことを私の年男の抱負とする。

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自らの足元を見据える
第1普通科直接支援中隊(福知山) 陸曹長 安田孝雄

 今年で48歳となり自衛隊勤務も少しずつ終盤に近づき体力、気力も若いときのようにはいかないことを最近よく感じ、歳をとることの意味を我が身もって実感しています。
 振り返れば入隊以来、多くの人に出会い、良き友や先輩、後輩隊員に支えられ充実した生活を送れてこられたと思います。
 お世話になった先輩方に感謝するとともに、その思いを今度は後輩隊員に伝えていかなければ、という気持ちが私を動かしています。若いとき、ある先輩隊員の言葉に勇気づけられ、自分の方向性を決めるきっかけになったことは忘れることのできない思い出です。
 今の若い隊員が、自分の将来や可能性を信じ「チャレンジ精神」をもって物事に取り組み、自分の道を切り拓いていってくれることは、わたしにとっても嬉しいことです。
 私の「年男の抱負」は、「今、自分のできることをする」です。
 確かに仕事に対して「前に進まなければ止まっている、止まっているということは遅れていくことになる」、そう考えると前に進むことも大切です。しかし私は前に進むためには、まず自らの足元を見据え、しっかりとした足場を築き、地位・役割を自覚することが大切だと思います。
 立場や経験は人を成長させます。以前とは違った視点で物事を見ることで考え方も変わり、それまでとは違う判断ができるようになります。過去の様々な経験を踏まえ、今後の部隊勤務の中で信念をもって行動できるよう、さらに使命感をもって行動できるよう日々努力していきたいと思います。

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まず家族に感謝したい
第7普通科連隊(福知山) 1陸曹 吉森忠司

 今年は自衛隊人生で最後の年男を迎えると同時に、入隊30年目と結婚20年目を迎える節目の年でもあるので、今の心境と今後の抱負を述べたいと思います。
 まずは、これまで20年の結婚生活を支えてくれた家族に感謝したいと思います。家庭のことはほとんど任せっきりで、父親らしいことは何一つしてやれませんでした。それにもかかわらず、仕事で悩み何度か挫折しそうになる度に家族のお陰で立ち直ることができました。今、思えば家族の存在は非常に大きかったと思います。
 現在、小隊陸曹に上番し、若年隊員を指導する機会が多くなり、着意していることは、自分の家族や友人に感謝するとともに、今はイメージしにくいかもしれませんが、将来の家庭を意識させることです。ある本によれば「パートナーの有無だけで、寿命が10年も違う」ということです。
 この30年間で様々な係や役職を経験させていただくと同時に、良き上司や同僚、後輩に恵まれました。その甲斐あって昨年の日米共同演習では、警備班長として参加し師団長に表彰していただく栄誉を得ることができました。この時「自分一人ではいかに無力であるか」ということを思い知るとともに「たとえ陸曹という立場でも、そのほとんどの勤務が補佐役だったとしても、責任ある小部隊の指揮官を命ぜられた時、それまでに積んだ知識や経験を活かせば、想像以上の成果を得ることができる」ということを強く感じました。
 職場では、若い陸曹たちが各係や営内班長に上番し、また陸曹候補生の指導などの業務に専念している姿を見て、非常に頼もしく思うとともに「若いうちから失敗を恐れず、いろんな経験をしてもらいたい」と思っております。結果や成果はすぐに現れないかもしれませんが、与えられた任務を愚直に達成することにより、少しずつでも確実に自分のスキルアップにつながるので頑張ってもらいたいと思います。
 自衛隊生活も残り6年、今まで叱咤激励していただいた先輩方も少なくなった分、今まで以上に自分に厳しく、かつ部下を善導していきたいと思います。

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今後のために
関西補給処桂支処 陸曹長 大門博之

 本年は年男ということで抱負などを書かせていただきます。
 自衛隊に入隊以来3回目の年男になります。過去2回は自分の成長のため、いろいろな勉強をさせてもらっていたのですが、今後は家族のため、第2の人生を見据えての努力をしていく時期であるということを念頭に置いて、あと3任期しかない自衛隊生活の中で、仕事に勉強に励みたいと思います。

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先輩を目標に
関西補給処桂支処 1陸士 西田勝哉

 自衛隊入隊後、初めての年男ということで「挑戦」を抱負にしたいと思います。
 現在の私は11月に管理課輸送班に配属となったものの特技もなく、車両操縦技術も未熟なため、復習と新しい技能の修得の毎日です。
 一日も早く目標とする先輩輸送科隊員に近づけるよう「挑戦」し続け、またその気持ちを堅持していこうと思います。

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国のために
第43普通科連隊(都城) 1陸曹 吉川伸一

 今年で3度目の年男を迎え、特別な感情はないが、これを機に次の年男までに達成したい目標を3つ立てたいと思う。
 1つ目は「国のために」である。
 上級陸曹として、部下に無駄な汗(血)を流させないよう日々、勉強し各種訓練、支援、行事などに積極的に挑戦していきたい。
 2つ目は「家族のために」である。
 転属して来て2年が経ち、地元という理由もあるが家族旅行に行っていない。せめて一年に一回くらいは計画を立て、楽しい思い出を作ってあげたい。
 3つ目は「自分のために」である。
 私の趣味はゴルフである。ゴルフ歴は10年を数え、そろそろスコア100切りを目指し真剣に取り組みたいと思う。
 以上、3つの目標を立てたが、まずは健康第一、「+1」の精神で頑張りたいと思う。この結果報告は次の年男で…。

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初心に戻って
第376施設中隊(都城) 3陸曹 福田 俊一

 私は今年36歳になり、自衛隊入隊以来2回目の年男を迎えることになりました。
 振り返ってみると、入隊の動機でもあった「PKOに行きたい」ということも東ティモール、ハイチと2回も参加することができました。そして、いつの間にか後輩を指導する立場にもなり、毎日が充実してきたと思います。
 これを節目にというわけではありませんが、また初心に戻り、私の好きな言葉でもある「努力を避けたがるは、向上の機会を失う」を胸に、これからも日々、頑張っていきたいと思います。

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即戦力になる
第376施設中隊(都城) 2陸曹 金川直樹

 私は今年36歳の年男を迎えるにあたり、2つの目標を掲げました。
 昨年の8月に現在の施設中隊に転属してきましたが、目標の1つ目として、少しでも早く中隊の雰囲気に慣れ、仕事を覚えることです。今までにやったことのないことばかりですが、自分の階級に見合った仕事をできるように努力、精進して中隊の即戦力となれるように勉強していこうと思います。
 2つ目として、後継者の育成です。中隊の特性上、道路工事などの作業が多々あります。私は今までダンプ車両中隊に所属していたので、ダンプ作業に関しては自信を持っています。今までの経験で培った知識や技術を少しでも後輩に伝えていけたら、中隊ひいては群のレベルアップに繋がると思います。
 この2つの目標を達成するために日々、精進していきます。


「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
弘済企業(株)中 村 聖 二
過去の階級は通用しない
中村氏は平成22年6月、山口駐屯地業務隊を2陸尉で定年退職。56歳

 私は自衛隊を定年退職後、弘済企業株式会社に勤務しており、主に現職隊員及び退職隊員が加入する「団体傷害保険」の勧誘・管理・保険金の請求等の事務手続きをしています。
 その業務の中で隊員の方からの相談が多いのは「訓練中、転倒して足首を捻挫してしまった」、「駐車場の草刈り中、草刈機がはねた石で車のフロントガラスを割った」、「息子がサッカーボールを蹴って隣の家のフェンスを壊した」など保険の支払いに関しての質問が多く非常に苦労します。請求通り保険金が支払われたときの隊員さんの喜びや「中村さん、ありがとう」の言葉には「役に立てて良かった」と喜びとともに仕事に対する充実感が湧いてきます。
 しかし、時には請求内容が「傷害」ではなく「既往症に関わる疾病」と判断され支払いがされなかった例もありました。その時は年下で現役時代の私の階級よりかなり下の隊員に苦情を言われたこともありました。相手は年下であれ、私にとっては大事な「お客様」です。現役時代の階級を忘れ、ただただ平身低頭「申し訳ありません」と謝り続けることしかできませんでした。
 この仕事に就くにあたって「現役時代の人脈は役に立つけれど、過去の階級は通用しない」ことをある程度、覚悟はしていました。実際に直面すると、なかなか受け入れがたい感も正直ありますが、今後も隊員さんの役に立てるよう自衛隊で学んだ経験を活かし、日々職務に取り組んでいこうと思います。


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