防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2013年1月15日号
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「年男」活躍を誓う
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役割をしっかり果たす
第43普通科連隊(都城) 3陸曹 高橋伸幸

 私はこの度、3度目の年男を迎えるにあたり3つの目標を立てたいと思います。
 1つ目は、小隊内における地位に伴う役割をしっかり果たしていくことです。私は現在、小隊内の中堅陸曹であり後輩を指導、育成する立場なので心の強い後輩隊員を育て、強い小隊づくりに貢献したいです。
 2つ目は、係業務の完遂です。私は昨年8月、文書陸曹に上番し5ヵ月が過ぎましたが、まだまだ不明なことも多い状況であります。ですが行政文書を扱う者として、しっかり規則等に合った文書管理業務を毎日、淡々と処理し中隊の任務、業務遂行に貢献できるよう努力したいと思います。
 3つ目は、趣味の充実です。私は磯釣りが大変好きなのですが、一人では行っていない状況にあります。今年は一人でも暇をみつけて大物を釣り上げたいと思います。
 今年も頑張ります。

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家族と一緒の時間持つ
第43普通科連隊(都城) 2陸曹 甲斐浩一

 私は本年、人生において4回目の年男を迎えます。
 独身時代は趣味、特技等これといって何もなかった自分が結婚して16年、子供たちが小学校に入学してからPTA活動や自治公民館活動に参加するようになり視野が広がり、自衛官としての職務以外の活動を通じて大きくなれたものと感じています。また、今まで以上に家族とのコミュニケーションの時間を持ちたいと考えています。
 肉体面、精神面でまだまだ未熟なところがあります。 今後とも後悔しない自衛官生活を送れるよう、更なる努力をしていきたいと思っています。

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安全運転で模範となる
第376施設中隊(都城) 陸士長 上戸祐樹

 今年は私が自衛隊に入隊して6年目の節目になります。この節目に際し、新しい目標を設定することにしました。
 1つ目の目標は、私の趣味であるバイクについてです。「CB1100」という大型のバイクで乗り出して一年が経ち約5000キロ程度走りましたが、今年は8000キロほどの走行を目指し、安全運転で他の人たちの模範となり、ツーリングを楽しく続けていきたいと思います。
 2つ目の目標は、陸曹候補生になれなかった時のために次の仕事を探すことです。自分の働きたい職種は決まっているのですが、別の仕事に決まっても大丈夫なように、色々な職種で役に立つ資格を自分から進んで取得したいと思います。
 今年は、この2つの目標を達成できるように昨年以上に努力していきたいと思います。

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陸曹になる
関西補給処桂支処 陸士長 平尾寿譜

 私が自衛隊に入り、早5年の月日が流れ24歳になりました。年男として一つの目標を掲げようと思います。
 その目標は「陸曹になること」です。そのためにまずやるべきことは体力の向上です。特に自分の苦手な走り幅跳びの記録を少しでも伸ばすために日々、妥協することなくトレーニングを積み重ね、記録の向上に努めたいと思います。
 また、自分の知識・技能を磨き上げ、何事にも自信を持って取り組めるように努力し「日々前進」を念頭に頑張っていこうと思います。

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班付陸曹として
第103不発弾処理隊(桂) 2陸曹 村山

 新年あけましておめでとうございます。
 早いもので、3度目の年男を迎えました。よくよく考えてみれば、自衛隊に入隊して20年が過ぎ、人生の半分以上を自衛官として過ごしています。もう「自衛隊にどっぷり」な感じです。
 昨年は念願叶い、古巣である処理隊に戻ることができ、久しぶりの不発弾処理業務に追われながら「あっ」という間に一年が過ぎ去りました。 
 今年は班付陸曹として先行的な業務の実施と後輩の育成に力を傾注しつつ、己の更なる技術と知識の修得に精進していきたいと思います。

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心身の手入れ
第107全般支援大隊(桂) 2陸曹 河南琢磨

 今年36歳、3回目の年男を迎えます。
 1回目の12歳の時は昭和が終わり、平成になりました。2回目の24歳の時は結婚して妻と2人の生活が始まりました。3回目の36歳を迎えるにあたって、子供は3人になり、念願のマイホームも購入しました。一体、今年は何が待ち受けていることやら。
 思えば平成8年、18歳で入隊して早18年、自衛隊生活が人生の半分を占める時が来てしまいました。54歳で定年を迎えると考えた場合、ちょうど残り18年。半分が過ぎて、まさに折り返し地点です。
 今までの生活を振り返ってみて唯一、胸を張って言えることは整備中隊の正面玄関の芝の手入れ(草抜き)を続けてきたことです。
 これからの人生も芝生の手入れをするごとく、自分自身の心身の手入れも怠ることがないようにします。そして良き夫、良き父親、良き先輩、良き自衛官であるように精進していきたいと思います。

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変化の年にする
第107全般支援大隊(桂) 3陸曹 徳田健大

 年男を迎えるにあたり、今年は自分自身の変化の年にしたいと思っています。
 その理由は去年、自分の職場環境は大きく変化し、いつも頼りにしていた先輩2人が定期異動となり、新しい先輩方が来ることにより新たな任務を任され、改めて自分の立場を考えることになったからです。
 現場では整備員として皆を引っ張れるようになり、後輩には今まで短いながらも培ってきた経験と技術を伝えていきたいと思っています。また、パソコン等の操作業務の面では先輩方から教えてもらうだけでなく、積極的に盗んでいきたいです。
 今年一年大きく成長できるよう前向きに頑張ります。

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筋力UP!
中部方面後方支援隊本部付隊(桂) 陸士長 佐々木徹

 私は今年、24歳になります。「12年前、まだランドセルを背負って学校に通っていたんだな」と考えると、なんだか不思議な気持ちになりました。そして18歳になった私は自衛隊に入隊。社会経験が全くなかった私は、やること為すことがすべて新鮮であり、また勉強だらけでした。
 現在は本部付隊通信小隊の無線通信手として勤務しておりますが、まだまだ未熟な部分も多く課題は山ほどあると感じています。
 今年の目標はズバリ「筋力UP!」。目標はハンマー投げの室伏広治選手のような身体になることです(笑)。

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出会いを大切に
関西補給処桂支処 事務官 岡田純子

 今年36歳、年女。振返れば色々なことがありました。今では家庭を持ち2人の息子に恵まれ幸せです。この幸せがあるのも、今まで出会った方々が支えて下さったおかげだと感謝しています。
 年女を迎えるにあたり思うこと、それは人は一人では生きていけない。出会いを大切にし、日々感謝の気持ちを忘れることのないよう、そしてまた私にできることはどんなことでも積極的に行い、私を支えてくれる周りの方々に対し、微力ながらも恩返しができるよう一日一日を大切に、少しずつ成長していきたいと思います。

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今年こそ陸曹
第107全般支援大隊(桂) 陸士長 陣内壮紀

 2度目の年男という節目を迎えました。振り返ってみれば、入隊当初は自衛官としてやっていけるのか不安でいっぱいでした。入隊してから6年目に突入しようとしています。後輩も増え、指導される立場から指導する立場になってきました。
 そして、この節目の年としてふさわしい目標を立てました。それは「陸曹になる」ことです。先輩方にアドバイスを受けながら、この目標を達成するために仕事面、体力面、精神面と向上心を持って取り組んでいます。今度は私が陸曹として後輩にアドバイスできるようになりたいです。

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恩返しする
関西補給処桂支処 陸士長 内山祐二

 新成人の抱負を投稿してから早4年、今回は年男の抱負を書いています。今の私は4年間で成長したかどうか多少疑問ですが、入隊6年目に突入し、今年は陸曹候補生の合格という目標を達成し、陸曹として一歩を踏み出せる一年にしたいと思います。
 そのためにも体力練成、健康管理、技術力向上にも精一杯取り組み、更なる戦力となれるように、また今まで指導して下さった上司や先輩方への恩返しができるように頑張りたいと思います。


「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
「なんでもやってやる」が必要
(株)みちのく銀行むつ支店   那須野 浩
那須野氏は平成22年6月、第25航空隊を3海尉で定年退職。56歳

 平成22年6月、第25航空隊通信班を最後に自衛隊生活を終え、早2年半になりました。援護業務課のご支援により、株式会社みちのく銀行むつ支店調査役として働いています。
 主な業務は渉外課員としての営業活動で、OBを含む一般家庭、学校などが対象です。北国だけに、冬場は決死の覚悟で出かけることもあります。それでもお客様からいただく「ありがとう」の言葉にどれだけ癒されたことでしょう。当初営業に全く自信がありませんでしたが、今では人と人とのふれあいを通じ、楽しいと思えるようになりました。
 また、当行は、お客様の要望に応えるべく全員が必要最低限の資格を取得する方針です。正直なところ、年をとってからの勉強は中々はかどらず苦労しました。しかし、ここで負けるわけにはいきません。自分に鞭打ち勉強し、約1年かけて証券外務員等、数種類の資格を取得しました。
 就職先により要望される事項は様々だと思いますが、一見関係ないと思うような資格免許でも取得することが評価につながります。皆さんも資格取得に努めてください。体力測定の三千メートル標準タイム突破と同じです。求められることはやるしかありません。
 さて、これから定年を迎える皆さんは何をお考えでしょうか。漠然としている人も多いのではないでしょうか。厳しい社会状況が続いていますが、今後のために、これから述べることを参考にしていただければ幸いです。
 定年時の境遇は人それぞれです。子供の状況、健康状態など求められるものが当然違います。したがって、何をしたいかではなく、何ができるのかを求められます。選り好みできないのです。要するに「なんでもやってやる」という気持ちが必要です。
 あなたは自衛官としての今までを振り返りどうでしたか。「俺はずいぶん苦労したし辛い思いもしたが何とかやってきた」と思える方は、これからも通用すると思います。第二の人生はまだまだ先です。苦労は買ってでもしましょう。また、丈夫な心身は宝物、健康に留意してください。皆様のご健闘をお祈りします。


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