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自衛隊ニュース   2013年1月15日号
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防衛基盤を一層強化
地本便り
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待ちわびたファン等700人来場
掃海艦艇「つしま」「まきしま」公開
高知

 高知地本(本部長・佐藤文章1陸佐)は、12月〜2日の2日間、第51掃海隊掃海艦「つしま」(横須賀)と第42掃海隊掃海艇「まきしま」(阪神基地隊)と協同し、高知港において艦艇広報を実施した。
 「つしま」と「まきしま」は訓練後の物資の補給及び隊員の休養のため高知港へ入港、一般公開が行われる運びとなったもの。
 12月1日午前の入港時には高知県海洋会主催の艦艇入港歓迎セレモニ—が行われ、県会議長をはじめ高知市副市長、高知県海洋会会長、高知県父兄会会長及び各会の代表者ら大勢で入港を歓迎した。入港歓迎セレモニーに引き続き、高知県下の高校の進路指導部長や就職アドバイザーを招き、特別公開及び艦上昼食会が開催された。
 1日午後及び2日の一般公開では、日頃目にすることのできない「つしま」「まきしま」に多くの家族連れが訪れ、艦内で記念撮影をする姿や、隊員に装置や器材等の使用目的を聞く様子が見られた。
 また、両艦艇において国際信号旗クイズ、ラッパ演奏及びパネル展示等も行われ、海上自衛隊艦船の入港を待ちに待ったファンの熱い希望に応えた。
 見学者らは、隊員から「つしま」は従来の掃海艇では実施出来なかった深深度の掃海作業を行える世界最大級の木造船である等の説明を聞き、「とても楽しい時間が過ごせ、いい思い出になりました」「両艦艇の船体構造に驚き、掃海任務の重要性を理解できて勉強になりました」と満足した様子だった。
 高知地本は、「2日の午後からは雨となったが、今回の艦艇広報の予定が新聞でも報道されたことも手助って、2日間に高知県内外から合計700人が来場し、県民市民へ海上自衛隊に対する認識を深めるとともに、自衛隊の活動に対する理解を一層深める絶好の機会となった」としている。

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氷点下7度の寒さで
即応予備自訓練見学会
旭川

 旭川地本(本部長・児玉巌1陸佐)は、12月8日、今年度第2回目の「即応予備自衛官訓練見学会」を美幌駐屯地で実施した。同見学会は、即応予備自雇用企業主等に対し、即応予備自衛官訓練見学を通じて予備自衛官等制度への理解促進及び協力獲得を図ることを目的に第52普通科連隊(連隊長・牧野正美1陸佐)の支援・協力を受け昨年度から実施している。美幌駐屯地での実施は今回が初めて。
 当日の美幌町は、最高気温が氷点下1度の真冬日であり、また、見学は氷点下7度という寒さの中で実施された。第52普通科連隊第1普通科中隊所属の即応予備自衛官が実施している戦闘訓練を見学した、遠軽・紋別地区の即応予備自衛官雇用企業の企業主は、即応予備自衛官が大きな声を出し訓練に励んでいる様子を見ると「おぉーすごい」と驚きの表情を見せていた。
 また、訓練中、副中隊長との懇談で「本日は終夜訓練です」と聞くと、「厳しい寒さなので、即応予備自衛官の皆さんには体調に気をつけてもらいたい。当社社員の即応予備自衛官も冬季集中型の訓練出頭となるので、健康管理について再度教育します」と話していた。
 旭川地本は、「今後も予備自衛官等制度広報について、募集広報及び援護広報との業務の連携・一本化を推進し、あらゆる機会を活用した広報を実施し、地方協力本部の各種任務を必遂する」としている。

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「本物に憧れます」
クリスマスイベントでPR
青森

 青森地本(本部長 増田友晴・1空佐)は、12月8日、道の駅みさわで行われた「となみウィンターファンタジー」において、自衛隊をPRした。
 これは、三沢市観光協会が主催するクリスマスイベントで、地元グルメの販売や、三沢基地OB会による三沢基地レトルトカレーの無料試食会、さらにはキッズコーラス隊による発表会等、様々なイベントが催され、多くの地域住民で賑わいをみせた。
 三沢募集案内所は、第3航空団司令部(団司令・城殿保空将補)広報班と共同で、自衛隊パンフレットの配布やミニ戦闘機との記念撮影等で来場者を楽しませ自衛隊をアピールした。
 中でも航空ヘルメットを着用してのミニ戦闘機「F2Jr」との記念撮影は人気を博し、撮影を終えた学生は、「ヘルメットがかっこよくて試したかっただけなんですが、思わず乗ってしまいました。やっぱり本物に憧れますね」と航空自衛隊のパンフレットを手に話してくれた。
 青森地本は、「今後も様々な機会を積極的に活用して、地域の方々に自衛隊の活動や自衛官募集への理解を深めていただくよう、広報活動を推進していきたい」としている。

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職業人に話を聞く会
自衛隊を学生に紹介
千葉地本

 千葉地本成田地域事務所(所長・門護1陸尉)は、12月7日、成田市中台中学校で実施された総合学習「職業人に話を聞く会」にで自衛隊の紹介を実施した。
 中台中学校では、さまざまな分野で働いている職業人を学校に招待し仕事についての具体的な話を聞かせることで、生徒の職業に関する視野を広げるとともに関心や理解を深めることに努めている。
 この日は、映画監督、元プロ野球選手なども参加し、大賑わいとなった。自衛隊の説明ブースには前段に14名(女子4名含む)、後段に18名の生徒が訪れ、担当広報官の説明を熱心に聞いていた。
 参加した生徒からは、「自衛官の年収は?」「女性の自衛官はいますか?訓練の内容は男女同じですか?」などの質問が相次ぐとともに、初めて見る制服と迷彩服に興味津々だった。千葉地本は、「今後も総合学習の機会を活用し積極的に広報活動を実施する」としている。


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