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自衛隊ニュース   2013年1月1日号
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共済組合ニュース

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創意工夫の施策受賞11支部
平成24年度共済組合本部長表彰式

 平成24年度防衛省共済組合本部長表彰式が12月4日、ホテルグランドヒル市ヶ谷で行われました。
 この表彰は、組合員の福利厚生に関する事業の推進が顕著である支部を対象として行われるものであり、今年度は11支部が表彰されました。共済組合本部長の金澤博範事務次官、副本部長の三村享人教局長、君塚栄治陸幕長、河野克俊海幕長、片岡晴彦空幕長ら関係者が出席する中、金澤本部長から受賞支部長一人ひとりに賞状と副賞が授与されました。
 その後、金澤本部長から「福利厚生は、防衛省・自衛隊を支える重要な柱として位置づけられる施策であり、その任務の多様化とともに、組合員やその家族の生活の安定と福祉の向上等を目的とする防衛省共済組合の役割も益々重要性を増しております。本日表彰を受けられた11支部にあっては、支部長以下担当諸官がそれぞれ創意工夫をこらして、時々の要請や地域の特性に応じた施策を実施し、共済組合事業の的確な運営に寄与されました」等の挨拶があり、続いて、受賞支部を代表し、植松則彦厚木航空基地支部長が「本日の感激を忘れることなく、改革の気持ちをもって創意工夫を凝らし、共済組合の更なる発展のために、なお一層の努力を重ねてまいります」等の謝辞を述べました。
 受賞支部は以下の通り。
〈陸自〉▽美幌=○広報の工夫により、特定健康診査被扶養者受診率、共済組合支部内第1位○自衛官候補生に対し説明会を実施。団体生命保険・生命共済加入率100%▽別海=官舎地区への個別訪問等、小規模支部の特性を考慮し親身なサービスに心がけた○東日本大震災において、派遣家族の不安を取り除くための共済事業説明会を実施▽多賀城=○組合員の要望に応じた展示即売会の公募の実施等利便性向上に寄与○東日本大震災において、412件に及ぶ災害見舞金等を整々と交付。この教訓を踏まえ、各種事態発生時の初動対応マニュアルを作成▽高田=○認定等の遅延絶無推進のため、支部独自に小冊子を作成、配布○担当者が直接部隊等に赴いて説明等を行う等の工夫で共済事業を周知徹底▽高知=○「広報手段の選定基準」を設け、対象者等を明確化し効果的な広報を実施。23年度末の徳島支部開設にあたり積極的な支援により早期の戦力化に寄与▽湯布院=○組合員のニーズを反映し、各種共済事業の説明会実施等により利便性向上に寄与○日出生台演習場の支援において、委託売店等の展開により福利厚生に貢献〈海自〉▽函館基地隊=○へき地勤務の隊員に対し、事務手続き漏れ等の防止のため、チェックシートを作成、活用する等を工夫▽厚木航空基地=○平成23年6月より、ジブチ共和国にて委託売店を運営。多様なサービスを提供○組合員の生活設計のため、俸給日の住宅相談会や月2回の証券会社の個別相談会を設けている〈空自〉▽高良台=○毎月1回官舎地区において共済事業の説明会を実施する等広報を徹底。当該説明会において、特定健診の利用を推奨したところ、受診者が急増○事業内容を経理毎取りまとめて支部長まで報告することで、事業の健全化に尽力▽宮古島=○NK対処支援に伴い、展開部隊と調整し、細部要望を踏まえた移動売店を開設○基地来訪者のため、宮古島特産品を農家と直接契約することで直営売店の魅力化と売り上げ向上に貢献した。▽松島=○東日本大震災発生に伴い、基地機能復旧活動を側面から援助。特に需要を見込んで、自動販売機コーナーの復旧に向け迅速な調整を行い前年度比2・2倍の売り上げを計上○通常期に年間処理件数のない、災害給付等の申請が増大し、特異事例も頻発したが、本部等と連携を密にし、休日を問わず迅速な事務処理に努め、福利厚生を最優先に実施


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