防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2012年12月1日号
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防衛基盤を一層強化
地本便り
都のパビリオンで広報
盛況の危機管理産業展2012
東京

 東京地本(本部長・湯浅悟郎陸将補)は、10月17〜19日までの3日間、東京ビックサイトにおいて開催された「危機管理産業展2012」に出展し、広報活動を実施した。
 これは東京都からの依頼によるもので、タイトル「首都東京の危機への備え」と銘打たれた東京都パビリオン内に東京都総合防災部、東京都産業労働局商工部、東京消防庁、東京都青少年・治安対策本部、警視庁、海上保安庁と並んで防衛省自衛隊としてブースを設置し、自衛隊装備品・防衛白書ダイジェスト、各種パネル、鉄帽、防弾チョッキの展示及びDVDを放映した。
 また、制服及び戦闘服姿の自衛官との触れ合いの場を提供するとともに、陸海空、募集、援護、予備自等に関するパンフレットを配布し、地本の業務を紹介した。
 東日本大震災から約一年半が経過した本年も約6万3000人が来場した。各種事象に対する危機意識からの高揚からか、ブースは大盛況であった。特に多かった感想は「いつも活躍している自衛隊のことが少しわかった。次はもっと多くの装備品を紹介して欲しい」、「自衛官がこんなに重い防弾チョッキを着用して活動しているとは、いかに国のためと言えど、脱帽である」という内容であった。
 期間中、本部長が視察に訪れ地本部員を激励した。
 東京地本は、「今後も様々な機会を捉え東京都との確固たる協力関係の構築を図っていく」としている。

萌えの整地に登場
埼玉
サイポン3兄弟がアキバでついに勢揃い

 埼玉地本(本部長・山本方之1空佐)は、10月13〜14日、秋葉原のイベント会場ベルサールで開催された「Moe1グランプリ」に東京地本と合同で参加し、広報活動を実施した。
 「萌え」をキーワードに開催されたMoe1グランプリは、地場産業の発展や観光振興を図る人達を応援する目的で実施される新しいプロジェクトである。
 広報ブースでは防弾チョッキ、制服試着コーナーを設け、戦闘糧食の展示も実施した。ブースを取り囲むようにたくさんの来場者が訪れ、普段直接触れる事の出来ない自衛隊に興味津々で、次々と質問が飛び交っていた。
 また、埼玉地本のゆるキャラ『サイポン3兄弟』、(りく・うみ・そら)がついにアキバで勢揃い。東京地本のゆるキャラ「トウチ君」と一緒にイベントを盛り上げ、会場には、「可愛い〜」とか「すげぇ!」と歓声も上がって大賑わいとなった。
 埼玉地本は「今後もチャレンジ精神をもって様々な広報イベントを実施し、募集目標の達成に尽力する」としている。

カレー炊き出しに長蛇の列
えびな安心・安全フェスティバル
神奈川地本は広報ブース設置

 神奈川地本厚木募集案内所(所長・小谷温子2海尉)は、10月21日に海老名市主催の「えびな安心・安全フェスティバル」で募集広報を実施した。同イベントは、各種災害を無くし住みよい地域社会を築くため、関係機関、団体及び市民が一体となり展示や体験を通じ、意識の高揚を図ることを目的として行われている。
 今回も、実際に災害が発生した時にこの地域を防災担当区域とする第4施設群が炊事車によるカレーライス炊き出しを行った。地本はその隣で広報ブースを展開、募集広報を実施し、隊員が現場で撮影した災害派遣時の写真をパネル展示するとともに、海上自衛隊の制服の試着コーナーを開設した。第4施設群のカレーは毎年大人気で長蛇の列になるが、恒例のお手伝いが板についた厚木地区募集相談員が消防隊員とともに整斉と配食を行った。
 また、ブース内の写真や制服の試着体験も老若男女問わず多くの人が訪れ、特に制服の試着体験は家族連れに人気があり、大きな制服に身を包んだ子どもを両親が抱っこしながら家族揃って制服を着て写真を撮影するなど楽しんでいた。
 この日、約5500人の来場者が訪れ、装備品展示の偵察バイクの周辺にいる人だかりでは、震災時に活動した隊員の説明を熱心に聞く人の姿が多く見られ、昨年の震災以降、地方自治体はもとより市民の防災などの関心も高くなっていることが伺えた。
 厚木募集案内所は、「今後も地域との連携を図り様々なイベントを通じ募集広報を行い、任務達成に邁進していく」としている。

近畿圏の合同訓練で3連動地震に備える
兵庫

 兵庫地本(本部長・服部正1陸佐)は10月28日、神戸空港島をメイン会場に県下6市町7会場で実施された近畿府県合同防災訓練に神戸市(メイン・サブ会場)及び洲本市の3会場で展示ブースを開設した。
 今回の合同防災訓練は、東海・東南海・南海の3連動地震によりM9の地震が発生したとの想定で実施され、メイン会場では約180の関係機関の約3000名が参加、大規模な実動訓練が実施された。自衛隊からは陸自3師団隷下の特科隊・施設・偵察・特殊武器防護隊が災害対策本部の設置・運営、被災直後の偵察、倒壊家屋や瓦礫・土砂からの要救助者の救出・搬送、毒劇物漏洩事故対応活動等の訓練を行い、また、招集訓練で参加中の予備自衛官も輸送機からの救援物資搬送を行う等、県レベルの訓練に初めて参加した。海自は第72航空隊徳島航空分遣隊が洋上漂流者の救出、護衛艦「ひゅうが」による洋上での負傷者搬送後の医療救護活動、阪神基地隊掃海艇「まきしま」による海上からの救援物資の輸送、空自はC—1輸送機による救援物資の輸送及び機動衛生ユニットを積載したC—130Hが参加、専用ストレッチャーで重症患者役を搬送する等、関西では過去に例がない規模での参加となった。メイン以外の7会場では住民参加型訓練が約1万5000名を対象に実施。津波による避難訓練、起震・煙等体験型訓練及び防災関連展示等が各会場で行われた。兵庫地本は、防災意識の高揚を図る目的で自衛隊の災害派遣活動等のパネル展示等により広報に努めた他、訓練計画の初期の段階から県担当者に自衛隊の装備についての情報を提供し、東日本大震災の教訓を踏まえ3連動地震への対応要領を検証できる訓練プログラムとなるよう陸海空の部隊及び県担当者への助言や橋渡しを実施。形だけでなく関係機関との連携や練度の向上を見据えた、実効力を高める成果のある訓練となるよう図った。訓練閉会式では、県知事から「チームとして横の連携が確認でき、関西全体で災害に立ち向かっていける確信が得られた」との講評があった。
 兵庫地本は、「南海トラフ巨大地震への対応を視野に、今後も兵庫県をはじめ関係機関との連携、各部隊との橋渡し等をしっかりと実施し、更なる連携の強化を図っていきたい」としている。

地本部長が意見述べる
危機管理フォーラムに参加
群馬

 群馬地本(本部長・壁村正照1陸佐)は10月29日、前橋市のベイシア文化ホールで開催された「群馬県危機管理フォーラム2012」(主催・NPO法人NBCR対策推進機構及び群馬県)に協力した。同フォーラムは、「地域の安心・安全」をテーマとして基調講演や防災器資材の展示などを行い、広く県民に危機管理や国民保護に関する理解を深めてもらうことを目的とし、パネルディスカッションには内閣官房内閣審議官、消防庁国民保護・防災部長、警察庁長官官房参事官、群馬県危機管理監とともに地本部長が参加した。
「地域の安心・安全のため何をすべきか」をテーマに、東日本大震災から何を安心・安全の教訓にしたか?などについて、各機関の問題点や今後取り組んでいくべき課題について各パネリストから意見が述べられ、地本部長は東日本大震災への対応における教訓事項などについて述べた。また、県危機管理監からは、「群馬県は災害が少ないとの認識が根強く、県として県民の危機管理意識をいかに高めるかが課題である」と述べ、県民の意識改革に向け、関係機関の協力を求めた。
 群馬地本では、「今後も国民保護・災害対策に関し地方公共団体、関係機関等と連携を強化していくとともに、自衛隊のPRと併せて県民の危機管理意識の高揚を図れるよう様々な活動を行っていく」としている。

LPガスのフェアで災害派遣活動を紹介
帯広地本

 帯広地本釧路出張所(所長・鳥谷内悟1陸尉)は10月13日、釧路市で開催された日通商事(株)釧路LPガス事業所主催の「暮らし快適フェア・防災展」で、東日本大震災活動映像の上映や、釧路市合同防災訓練に自衛隊や関係機関などが参加した際の写真パネル展示などを実施した。これは、ライフラインとして災害に強いLPガスをPRするイベントで募集相談員の同社の河野氏の協力で参加が実現した。
 会場では約800名の来場者が自衛隊の活動に触れ、「東北を救った自衛隊の勇敢な活躍がよくわかった」などの感想が寄せられた。同社帯広支店長の神代氏は挨拶で、「釧路は地震が多く、平素からの備えは自衛隊もLPガス業界も同じく重要です。合同で防災展を開催し、市民に広くお知らせできることは、大変有意義です」と述べた。
 帯広地本は「今後も募集相談員など、募集協力者とともにあらゆる機会を通じ、市民に対し自衛隊の活動を紹介し、募集基盤の充実を図っていく」としている。

募集相談員研修を行い一関地区の連携密に
岩手地本

 岩手地本(本部長・竹丸道雄事務官)一関出張所は、10月25日、一関地区自衛官募集相談員研修を実施した。
募集相談員24名が参加し、王城寺原演習場で行われた戦車射撃競技会及び霞目駐屯地を見学した。演習場での実弾戦車射撃は、訓練部隊の射撃命中精度の高さや迫力に感嘆の声があがった。霞目駐屯地研修では、部隊の任務・役割等の説明の後、東日本大震災での東北方面航空隊活動状況DVDを使用した説明を受けた。その後、実際に航空機を使った装備等の説明を受け、参加者からは「航空隊について余り知らなかったが重要性を理解する事ができた。参加してとても良かった」などの声が聞かれた。
 一関出張所では「募集相談員との連携を更に密にし、所員一丸となり2次募集や高等工科学校生徒等の募集目標に向かう」としている。


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