防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2012年11月15日号
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航空祭シーズンまっただ中!
全国の空自基地が熱い!!

 10月13・14日小牧基地、21日百里基地・那覇基地、28日岐阜基地・築城基地、11月3日入間基地。各地で毎週の様に航空祭が開催されている。
 小牧基地では2日間合わせて約4万人が来場。14日に中部国際空港(セントレア)で開催された国際航空宇宙展でブルーインパルスが展示飛行を行うため、小牧基地に駐機し離発着する事を知っている人々が早朝より詰めかけた。異機種編隊飛行やKC—767とC—130Hによる空中給油の様相に「ここでしか見られない!」と大興奮の来場者たち。晴天にも恵まれ、教育救難隊によるU—125AとUH—60Jの機動飛行もはっきりと見え、小牧基地らしさを十分に感じることの出来た航空祭。小牧市マスコットのコマッキや憲俊名古屋武将隊の信長等が航空祭に華を添えた。
 首都防衛の要の基地である百里基地は約6万人が来場。戦闘航空団ならではの贅沢な戦闘機の飛行展示。特に今年40周年を迎えたF—4。戦闘機への興味はF—4からという往年のファンも多くF—4のターボジェットエンジンに酔いしれていた。また、20周年を迎えたF—15も梅(305飛行隊)と鷲(204飛行隊)の記念塗装をし爆音を轟かせていた。
 築城基地には約7万人が来場。当日の朝まで雨だったが、ブルーインパルスの飛行時間に合わせるかのようにどんどん晴天になって行った。お笑い芸人初恋タローの2人がお笑いライブを行い、築城基地広報ラジオが公開生放送を行うなど航空ファン以外も大いに楽しめたようだ。
 約3万人が来場した岐阜基地は生憎の雨だった。しかし、さすがは飛行開発実験団のある岐阜基地。技術研究本部や飛実団マークの付いた各航空機が所狭しと並んでいる。「こんなに大きいの!」と他では絶対に見られないXC—2の大きさに驚く人や着陸後の点検まできちんと行うT—7ジュニアの飛行展示(?)に拍手喝采する人。「例年より人が少なめでいいね」と写真撮影に余念のない人など様々に航空祭を堪能していた。
 航空祭で一番の動員数を誇る11月3日の入間基地航空祭、昨年より少し多めの約22万人が訪れた。災害派遣などでの空輸の拠点となる入間基地に普段戦闘機はいないが、航空祭となると話は別。岐阜基地からF—15やF—2もやって来る。入間基地第2輸送航空隊のC—1からは、陸自第1空挺団の空挺降下も行われ、来場者の目を釘付けに。航空祭終盤のブルーインパルスで会場の熱気はクライマックスとなった。売店では、今年から販売の「狭山茶入り入間基地カレー撃」が飛ぶ様に売れていた。
 防衛ホーム本号の発行後も、11月18日浜松基地・11月24日芦屋基地・12月2日新田原基地とまだまだ熱い航空祭シーズンは続く。


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