防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2012年11月1日号
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寄せ書き
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緊張し過ぎ汗が止まらず
第37普通科連隊(信太山) 2陸士 緒方直人

 9月15日、僕を含め11名の新隊員が第2中隊に配置されました。緊張し過ぎて汗が止まりませんでした。迎えに来てくださった先任が怖すぎて本当に汗が止まりませんでした。その後、これからお世話になる班長が迎えに来てくれて、部屋の方々が迎えてくださりました。教育隊と違って先輩たちが多くて怖かったです。
 9月21日から26日の間、初めての中隊検閲がありました。配置されて約1週間しか経っていない中、右も左も知らない僕はとても不安でした。検閲に必要なことは先輩方に教えていただき、自分の中では準備万全のつもりで臨みました。
 岡山の日本原へ向かう時は「どんなところだろう」とワクワクしていましたが、山ばかりでした。アップダウンがきついとは聞いていましたが、見た目からして激しそうでした。
 最初は35キロの行進で、この山を歩き切れるか不安で仕方ありませんでした。18時にスタートし最初、道を間違ってしまい心が折れそうになりましたが、なんとか踏ん張りました。中盤アップダウンの繰り返しに心の中で「ここで倒れたい」と内心思いながらも、上の方々が声をかけてくださったおかげでフラフラになりながら、行進をやり切りました。嬉しくて、達成感がすごかったです。
 それから自分たちの陣地に移動し穴掘り、警戒などの作業に取り掛かりました。僕ともう一人の新隊員は、ほとんど作業員や雑用などをして、いろいろな壕に行きました。穴掘りは上の方々がやってくださり、僕は楽なことばかりしていました。でも、周りのことを見てとても勉強になりました。
 この検閲で学んだことを次の演習では、しっかり活かして上の方々に負担をかけないように日々精進し、いつか追い抜きたいです。
 こんな弱い僕ですが努力し、力を伸ばしていこうと思います。

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不合格の経験乗り越えて
第8施設大隊(川内) 陸士長 石原淳平

 私は8月20日から約2週間、第122期生履修前の教育を受けました。陸曹になるにあたって、陸教に行く前の履修前教育というのは「陸曹になるためには何が必要か」を教えていただいた教育でした。今まで自衛隊生活をいかにだらけてきたか、とつくづく実感しました。教育を通して一番に思ったことは、体力と精神力の強さを身に付けることが重要だということでした。
 体力については、どんなに辛いときでも体力さえあれば少しでもカバーでき、また体力検定や6キロ走などの不安要素をなくしてくれます。精神力の強さについては、体力面で困難に向かっていく時も「絶対に負けない」という"なにくそ精神"が必要だからです。
 私は現在、履修前教育を受けて、まだ足りていない部分もあり反省しています。陸曹になるため、家族のため、自分のためにも陸教に行くまでに改善して、陸教に行ったときには体力でも、精神力でも大きく成長して帰ってきたいです。
 そして陸曹になったら、陸曹候補生の試験で合格できずに悩んでいる後輩隊員を助けてあげたいです。私は陸曹候補生の試験で何回も不合格の経験があります。この経験は後輩隊員の手助けになると信じています。

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後輩の育成に尽力する
104特科大隊(上富良野) 3陸曹 平山知樹

 私は教育隊の班長として約3ヵ月半、自衛官候補生に対し、時には厳しく規律厳正に教育を実施してきました。
 しかし、私の信念は愛情と信頼を基調とした教育訓練であり私的な悩み、教育に関する不安を解消してやり、また自分自身も感化を受けて成長することを目的として教育に励んで参りました。
 教育を通じて自学研鑽の重要性と班長としての難しさを痛感するとともに、振り返ると苦悩と後悔の連続であり、私にとって貴重な体験と人間として、また陸曹として成長の期間でもありました。
 今後は部隊において更なる努力と教育隊での経験を活かして、部隊の任務達成および後輩育成に尽力し、彼ら教え子から目標とされる陸曹を目指し、頑張っていこうと思います。

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無理せずゆっくり
第36普通科連隊(伊丹)1陸曹 奥村勝己

 私の趣味はジョギングです。前の部署では仕事柄、継続して走ることがなく、また自分への甘さもあり、これまでは週末たまに走るくらいでした。
 しかし21年ぶりに普通科の部隊に戻ることになりました。体力の低下が著しく、最近受けた検定の結果も良くなく、気持ちが落ち込みましたが、これを機に体質を徐々にではありますが変えていこうと決意しました。まずは無理せず自分のペースで、ゆっくり走れば良いと思います。
 ある方からの教えで「ゆっくりでかまわない、最低1時間は走ったほうが良い」とアドバイスを受けました。
 後は自分との戦いでありますので、しっかりと継続していきたいと思います。

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サッカーを教える
第36普通科連隊(伊丹) 陸曹長 仲 広信

 私が伊丹市内の小学校サッカーチームのコーチとして携わったのは、自分の子供たちがサッカーを始めたからでした。約10年経ちますが、いまだにコーチとしてチームと繋がりを持っています。
 コーチの仲間は、いろんな職業に就いており、なにかと勉強になります。また子供たちも十人十色で、いろいろな教え方をしなければ、いまの子たちは興味を示さないという難点があります。しかし、それも自分の勉強になると思い、日々頑張っています。
 保護者のお母さんたちの協力も得て、サッカー選手を目指す子供たちの育成に頑張っています。

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"幸せ一人占め"都城43普連の3隊員より-
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毎日楽しい生活
第1中隊 3陸曹 海蔵清隆

 約4年の交際を経て、今年1月23日に入籍し、5月3日に多数の方々に祝福され結婚式を挙げることができました。
 結婚して毎日、楽しい生活を過ごしていますが、これも上司、先輩、同僚や後輩のおかげだと深く感謝しています。しかしながら、まだまだ未熟者の2人なので、今後もご指導よろしくお願いいたします。
 お互いに支え合い、理解し合える、明るく楽しい家庭を築いていきたいと思います。

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一家の主として
第2中隊 3陸曹 川崎康平

 私は高校から約9年間付き合ってきた彼女と今年の5月に入籍しました。「今までとは違う何か新しい生活が待っている!」と私なりに期待していましたが、彼女との今までの付き合いが長かったせいか、いまいち新鮮味の欠けた新婚生活を送っています。
 しかし結婚して家庭を守る立場になり、責任も増えたので一家の主として、また一人の自衛官として飛躍していけるように頑張っていきたいと思います。

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支えてくれた人
第3中隊 3陸曹 坂田拓郎

 私は今年3月に3年間付き合った彼女と結婚しました。この3年の間に五曹教への入校と、レンジャー教育に行きました。その間、遠距離で会うことができないことも理解してくれて、私を支えてくれたのは彼女でした。そのおかげで今では陸曹になることもでき、レンジャー隊員になることもできました。
 これからは自衛官として、夫として妻を守り、幸せな家庭を築いていきたいと思います。


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