防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2012年11月1日号
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地域との絆を一層強く
地本便り
電車内などで演奏
海自東京音楽隊のゲリラライブを支援
山梨

 山梨地本(本部長・森純一郎事務官)は9月28日、観光地として名高い富士五湖周辺の富士山駅、河口湖駅、富士急行線電車内、木の花美術館、久保田一竹美術館、河口湖オルゴールの森美術館、富士急ハイランド、ショッピングセンターベルの8ヵ所において海上自衛隊東京音楽隊によるゲリラライブを支援した。
 目的は翌日実施される河口湖ステラシアターでのコンサート(東京音楽隊ふれあいコンサートinステラシアター)を、より多くの人に周知させるためであり、河口湖ステラシアター、富士急行、近隣の美術館等の協力により実現した。
 各ゲリラライブ会場では観光等で偶然居合わせた人たちは当初は突然の演奏に驚いた様子だったが、演奏が始まると洗練された音色に大きな拍手と声援を送っていた。音楽ホール等での演奏と違い奏者との距離が近いため演奏は聴衆と一体感のあるもので、演奏後には隊員と気軽に会話を楽しみ、終始なごやかな雰囲気の中、大成功に終わった。
 翌日のコンサートは、この日を待ちかねた約2000人の来場者が、富士山をバックに東京音楽隊が創り出す重厚な音に酔いしれた。

南海地震に備える
日本初、災派隊員の留守家族対象に
援助協定締結式を支援

徳島

 徳島地本(本部長・溝江和彦1海佐)は、9月6日、徳島県自衛隊協力3団体主催の「徳島県自衛隊協力3団体 援助協定締結式」を支援した。協定を締結したのは、徳島県の防衛協会(会長・近藤宏章氏)、隊友会(会長・喜多條哲己氏)、父兄会(会長・明石務氏)の3団体。締結式は、徳島県政策監熊谷幸三氏、第14旅団長永井昌弘陸将補の他、徳島県内各部隊指揮官の列席のもと、執り行われた。
 本協定は、災害派遣出動隊員の家族が被災した場合、3団体が、家族の安否確認、行方不明家族の捜索、自宅復旧援助、一時避難や仮設住宅への引越し援助等を実施するもので、協定締結は全国でも初めてのこと。
 防衛協会の近藤会長は「南海トラフで発生するとされる大地震で甚大な被害予想が報道される中、少しでも自衛隊の力になりたいという思いで本協定に至った。本協定が実のあるものになり、隊員が安心して働ける環境の一助となれば」と挨拶した。
 永井旅団長は、「本協定の意義は極めて大きく、出動した隊員が、専心その職務の遂行にあたり、危険を顧みず、責務を完遂できる大きな後ろ盾となることに間違いはありません。改めて本協定を締結していただきました3団体の皆様に対し敬意を表するとともに感謝を申し上げる次第であります」と謝意を述べ、自衛隊と3団体の更なる連携強化につながる有意義な締結式となった。

3つの祭りにブース出展
伊勢・津・桑名で広報活動
三重

 三重地本(本部長・木戸口和彦1陸佐)は10月6〜7日、「伊勢まつり」、「津まつり」、「桑名・楽市」で広報活動を実施した。
 伊勢市で開催された「伊勢まつり」では海上自衛隊舞鶴移動募集支援班が広報活動を実施。津市の「津まつり」及び桑名市で開催された「桑名・楽市」では地元・第33普通科連隊の支援を得て、装備品・東日本大震災災害派遣活動パネル展示やミニ制服試着などの広報活動を実施した。「津まつり」及び「桑名・楽市」では33普連の隊員が展示車両の特性や緒元などを説明、子どもたちと記念撮影するなど来場者とふれあっていた。「国際貢献や災害派遣に行きましたか?」などの質問に対し、参加経験のある隊員がイラク人道復興支援や東日本大震災での災害派遣活動などの経験談を話した。一方、「伊勢まつり」では舞鶴移動募集支援班の勝見海士長らが制服試着時に海自の魅力、海士のセーラー服やカレーライスなどの話で来場者と盛り上がった。
 各会場では来場者のみならず物産展やイベント関係者へ、約1000枚の高等工科学校及び自衛官候補生の募集チラシを配布した。
 三重地本は「舞鶴移動募集班や近傍部隊の支援を得て募集対象者をはじめ多くの来場者と触れ合い、結果、多くの県民に自衛隊を身近に感じてもらったと確信する。今後も可能な限り、市町イベントに協力し、防衛・募集基盤の拡充を図りたい」としている。

児童と親が災害対応を学ぶ
防災キャンプを支援
京都

 京都地本(本部長 岩名誠一1陸佐)は9月17日、南丹市園部町るり渓少年自然の家において開催された京都府教育委員会主催による「防災キャンプ2012in京都」の支援を第7普通科連隊(連隊長・篠原啓一郎1陸佐)の支援を受け実施した。
 これは、災害時の対応等への理解を深めるために、9月15日から17日までの間、自衛隊、消防署等の各防災関係機関などが支援し、小学生及びその保護者等約60名が参加し、行われた。
 自衛隊が担当した17日は、東日本大震災災害派遣等の説明、装備品展示、救急法訓練、炊き出し体験が行われた。
 東日本災害派遣等の説明は、活動状況の映像放映や実際に現地で災害派遣活動を実施した隊員による体験談の紹介が行われ、「給水支援は、どのくらいの水の量を支援したのですか?」「被災地まで、隊員の皆さんはどうやって行かれたのですか?」等の質問も出された。
 装備品展示は、人命救助セット、軽装甲機動車及び東日本災害派遣活動における写真パネルなどが展示されていた。
 参加者は、実際に東日本の救助活動等で使用された人命救助セットの「ピック付バール」、「油圧式カッター」等を体験的に操作し「すごい力ですね。手動でこれ程までにできるとは思いませんでした」と興味深く見学していた。
 救急法は、毛布を利用した応用担架の作成体験が行われた。患者役で担架に乗った人は「思った以上に安定していますね」と感心していた。
 最後は、昼食に合わせた豚汁メニューの炊き出し体験で、参加者は各グループに分かれ具材の切り込み作業を行い、野外炊具2号により隊員が調理を担当した。
 調理の待ち時間には、再び救急法で素手による組み手搬送法等を体験した。参加者は、交代で搬送役、患者役を体験し、患者の「重さ」や搬送の「難しさ」を感じ取り「うわー重い」「痛い、痛い」などと悲鳴を上げていた。
 その後は、豚汁を全員で喫食し、参加者は「とても美味しかったです。こんなに大きな釜で炊き出しをするんですね」と満足そうに感想を述べていた。
 京都地本は「本防災キャンプ支援を通じて、参加者が、災害対応の重要性と、自衛隊に対する認識の向上を図ることができた」としている。

体験型の防災訓練でPR
浦安市総合公園で市民に募集広報
千葉

 千葉地本(本部長・阿部智1海佐)は9月30日、浦安市総合公園で実施された平成24年度浦安市総合防災訓練において募集広報を実施した。
 浦安市総合防災訓練は今年から行われ、主に展示エリア、体験エリア、訓練エリアの三つのエリアに分かれており、昨年度の東日本大震災の教訓を踏まえ、従来の関係機関中心の訓練に加え、参加者が直接体験する市民体験型防災訓練で構成された。
 当日は台風17号の接近があったものの青空が広がり、会場には朝から多くの市民が来場した。
 千葉地本は、募集・広報ブースを設け、募集パンフレットと子供を対象としたグッズの配布、制服の試着コーナー及び災害派遣時の活動状況の写真展示を実施した。「東日本大震災の時に断水し自衛隊さんが沢山の水を運んで来てくれました。大変助かりました。ありがとうございます」と話す年配の来場者もいた。
 千葉地本は「子供達から募集適齢者を中心に多くの年齢層に対し、自衛隊の広報を積極的に行っていく」としている。

28名がP—3Cで稚内上空をフライト
旭川地本

 旭川地本・稚内地域事務所(所長・手登根剛1空尉)は、9月8日稚内空港で体験搭乗を実施した。
 当日の天候は快晴で彼方に利尻富士がはっきり見えるほど。搭乗者28名は午前9時過ぎに空港ビルに集まり、2空群担当者の事前説明を受けたあと10名ずつ搭乗した。飛行時間は約20分、ノシャップ岬を経由し利尻・礼文島をかすめる経路で高度約1500FT(約450m)、速度約200ノット(約370km)でフライトを体験した。
 壮大な利尻富士を眼下に見られたこと、旋回角度が民航機と全然違うといった感想、また、ある高校生は風景より機内の潜水艦を探知する各種装備に興奮した様子等々、参加者は歓喜していた。今回の体験搭乗を通じ、日頃稚内上空を哨戒飛行(航過)している任務の重要性とともに海自に対する一層の理解を得られた。


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