防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
スペーサー
自衛隊ニュース   2012年6月1日号
-
1面 2面 3面 5面 6-7面(PDF) 8面 9面 10面

HOME's English Class (防衛ホーム英語教室)
Wow! Look at the time! 
ワウ ルック アット ザ タイム
ありゃ! もうこんな時間だよ!

 Hi! How are you doing? 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。昨日は気温が15度、今日は気温が25度に上がるというような尋常じゃない気候ですね。東京に新しい観光名所(スポット)のスカイツリーがオープンしました。入場チケットもなかなか手に入らない状況ですね。すごい人気です。
 先日、郵便局に書留を出しに行ったところ、スカイツリーの絵葉書をサービスしてくれました。手紙好きの私としては、誰かに手紙を書きたくなりました。季節の移ろいを手紙に託して届けるのも風情がありますね。そんなところで、季節をゆっくりと感じていたい気も致します。

 さて、今回の表現は"Wow! Look at the time!"「ありゃ!もうこんな時間だよ!」です。気の合う友人たちとの時間は早く過ぎるといいますね。予定した時間や、終電の時間があっという間にきて、バタバタと対応することもよくあります。Look at the timeは、時間を見るのではなく、時計をみることです。Do you have time?「時間ありますか?」ですが、Do you have the time?といえば「今何時ですか?」ということになります。Theは重要な役目を果たしていますね。実際の状況を説明するには、"It's getting late"、『遅くなっちゃった』と表現します。進行形ですから、そう言ってる間も時間は過ぎていき、帰るのが遅くなっているという感じを表現しています。

 天候不順な日が続いています。例年にない気候の変化と寒暖の差が激しいのが今年の天候の特徴ですね。風邪などを引かないように、お気を付けください。ストレスの少ない陽気で明るい生活を過ごして生きたいですね。それでは、皆さん。See ya!


防衛ホーム俳句コーナー

菖蒲園床几代りの古馬橇   小川淑子
豆飯の味付け嫁に如くはなし   岡野アイコ
湧水に乗り病葉の落着かず   渋谷乃里子
捨てきれぬ夫の制服土用干   ジョンズ美加子
碑文読む人の気を引き実梅落つ   畠中草史
女教師も泥にまみれて田植かな   黒石誠一郎
少年に髭うすうすと栗の花   幸保洋子
鳥賊釣火銀河の奥へ連なれる   駒野英明
遷座の儀静かに終へて梅雨の月   都築由佳
茶を点てて友と蛍の夜を待つ   脇田登志子
庭の梅椀ぐすべもなく夫婦老い   渡辺嘉智子
万緑や赤子を抱き娘は母に   坂元順一
余命など知らず気にせず明易し   加川師亨
夏蝶の国道に出て煽られぬ   水野 正
花菖蒲姿色を尽し風を待つ   制野和子
老鶯や聞かせどころを心得つ   木通佳子
端居して時の流れに逆らはず   山崎藤雄
   選 者 吟
白菖蒲揺れ止むたびに翳纏ふ  成川雅夫
(「栃の芽」誌提供)


スポーツよもやま話
根岸直樹
早大野球部監督が弱小高校赴任
生活態度から言葉使いまで全部教える石山さん

 横浜高校の監督を半世紀近くも務め、多くの有名選手を育て上げた渡辺元智監督の「高校野球って何だろう」(報知新聞社刊)を読んでいて、「オヤッ」と思うことがあった。つい最近、その本の内容と同じような話を耳にしたからだ。その人とは早大野球部第12代監督だった石山建一さん(68)。石山さんは一年ほど前、私の郷里の隣町にある県立小鹿野高校に、校外指導者として赴任してきた。
 それにしても、石山監督ともあろう人が、何で山峡の小さな町の、しかも野球部は「出ると負け」の弱小校に赴任してきたのか、不思議でならなかった。
 私の知っている石山監督は早大を率いて神宮の陣頭に立った後、社会人野球・日石の助監督、プリンスホテル監督として采配を揮い、さらには長嶋・巨人のGMとしてフロントをまとめてきた経歴の持ち主だ。
 その人が「出ると負け」の高校に指導者として通って来るというのだから驚きだった。そのいきさつは割愛させてもらうが、とにかく私としては目を離すわけにいかない。まず、春の選抜大会1回戦を観戦した。
 驚いたのは「当然、大負け」と思っていた熊谷西高に対し延長11回、0—2で惜敗したのだ。手に汗握る善戦に、スタンドのOB、父母会応援団の喜ぶまいことか。
 同校野球部OBで町議会議長の要職にある渡辺政治氏は「私の息子の縁で石山さんを知り、クドキ落として連れてきた。赴任されたときから、町の活性化をも考え、真剣に協議し、いま町をあげて協力態勢を敷いている」と話す。町の角々には「鹿高、ガンバレ!!」「目指せ、甲子園」の立て看板が目立つ。
 小鹿野町は秩父市から遠く、通学に不便なことから「山村留学」制度の実施に向けて働き始めているという。地元出身の岩崎県議を中心に関係者が、市内の二つの私鉄駅中心に通学バスの運行を呼びかけているとも聞く。
 石山監督を慕って、ことし郡外から11人の新入生が"留学"した。その生徒たちはいま、地元の老舗旅館に下宿して勉強に野球に励んでいる。「野球も大事だが、高校生としての基礎をしっかり学ばせることが大切。下宿先での生活態度、先輩や地元の方々に対する言葉使い、あいさつ、それに練習態度…。何から何まで、一から教えていくのだから大変。でも、素質のあるいい生徒が多いので楽しみだ。いまの1年生が3年生になる頃にはメドを立てたい」と話す石山監督。
 たまたま、小雨の中での練習を見学した。ぬれるのもいとわず、ネット裏に座りっ放しの監督から「ボールを集めて、ぬれないようにしろ」といきなり指示が飛ぶ。左・右のヒジ、腰の使い方、足の運び方、グラブの出し方まで、ひと言も聞き逃すまいと、選手達は片時も油断はできないが、その助言で、打球がフェンスを越えるようになってきた。エラーも極度に減った。
 「高校野球って何だろう」—超一流監督でも試行錯誤の繰り返しなのだろうか。歌舞伎で知られる町・小鹿野が、いま高校野球で脚光を浴びようとしている。
♪ みどりかがやく   
   山ふところは
   夢あたたかき心の故郷
   ……
   小鹿野 小鹿野 ……
      我等が母校
 いつの日か決勝戦に勝って、胸を張り、校歌を歌う小鹿野高ナインの姿が目に浮かぶ。


Home
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2014 Boueihome Shinbun Inc