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自衛隊ニュース   2011年6月15日号
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ドキュメント3.11 霞目駐屯地(12面)

海賊対処活動3年目迎える
ジプチ
新活動拠点が運用開始、勤務環境大きく改善へ

 アフリカ東部のソマリア沖・アデン湾において、海自P—3C哨戒機で警戒監視している派遣海賊対処航空隊の新活動拠点が6月1日から運用を開始した。7月上旬には開所記念式が行われる予定。
 新活動拠点はジブチ国際空港の西側に位置し、12ヘクタールの敷地内に司令部庁舎、事務所、駐機場(P—3C・3機分)、整備用格納庫(同1機分)、隊舎、食堂、医務室、体育館などの施設が置かれている。人員もこれまでの150名(海自約100名、陸自約50名)から、給食・補給業務や警備等を行う要員約30名が増員され約180名(海自約120名、陸自約60名)となった。
 これまで使用されていた拠点は米軍基地の一部を間借りしており、ジブチ政府からは当面の措置として認められていた状況だったが、海賊対処行動が長期化してきたことを受け新拠点が整備されることとなった。また、以前は事務所や宿舎などの施設と活動場所となる駐機場とが滑走路を挟み車両で約20分の移動時間がかかるなど運用上効率が悪く、酷暑期(6〜8月)の平均気温が35〜45度にもなる現地の環境下では隊員の負担となっていた。新拠点設置で隊員の勤務・生活環境が大きく改善された。
 水道、電気、電話などのインフラや物資調達は現地のものを利用するとともに現地雇用も進めるなど、ジブチ共和国への貢献も期待されている。

 ソマリア沖・アデン湾での海賊対処活動は2009年6月から開始され、3年目を迎えた。現在、派遣海賊対処行動航空隊は6月7日に出国した第7次隊が活動中で、任務飛行回数は474回にのぼる。また、水上部隊は第8護衛隊司令・平野晃胤1海佐を指揮官として護衛艦「いなづま」「さざなみ」が護衛活動を続けている。水上部隊の護衛実施回数209回、合計護衛船舶数1793隻。(※活動実績は6月6日時点)


海賊対処航空隊7次隊
陸自部隊が出国
宇都宮駐屯地

 6月3日には、派遣海賊対処行動航空隊の第7次要員として警衛任務等に当たる陸自中央即応連隊の隊員約60名の出国行事が宇都宮駐屯地で実施された。警衛隊長の寺本保敏3陸佐が、中央即応連隊長・山口和則1陸佐に出国報告した後、家族や駐屯地で勤務する隊員らから盛大な見送りを受ける中、派遣隊員は同日、成田空港から民航機に乗り、タイ・バンコク経由で現地に向かった。寺本3陸佐はインタビューで、「各国の期待に応える活動と、我々の連隊としての誇り、自分自身の誇りとしてしっかりと任務を達成していきたい」と話した。


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