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自衛隊ニュース   2011年1月15日号
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予備自6名誕生!!
国分
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 第113教育大隊では12月7日、予備自衛官補招集教育訓練修了式を挙行した。今回は6名が修了し、式では大隊長から一人一人に修了証書が手渡された。
 特に今回は修了者のうち5名が7月採用の隊員であり、皆今日まで積極的に訓練に参加し、約5カ月の内に全訓練を修了している。大隊長は「これまで積極的に訓練に参加し、最後まで頑張った諸官達に敬意を表します。これからそれぞれの目標に向かって、一日一日を大切にして頑張って下さい」と訓示し式を終了した。
 また、この日は教育大隊全隊員で修了を祝い見送り行事を実施した。盛大な拍手で見守る中、修了者全員で堂々と行進した後、一人ずつ挨拶した。「できることならずっとここにいたいです」「春には自衛隊に入隊します」等、隊員達は晴れ晴れとした表情で、感謝の気持ちやこれまでの思い、今後の目標を述べた。
 そして最後に教育大隊を代表して青柳1士の溌刺とした万歳三唱で行事を終了した。


部外者招いて講話
薬物乱用防止対策の一環
三沢基地
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 11月24日、航空自衛隊三沢基地で、三沢基地准曹会主催による薬物乱用防止対策の一環として部外講師講話を実施した。
 三沢基地所属隊員はもとより、近傍基地である東北町分屯基地並びに陸上自衛隊八戸曹友会及び海上自衛隊八戸海曹会、そして北部航空方面隊司令官、三沢基地司令、三沢基地所属部隊長ら隊員約820名が熱心に聴講した。
 講師は自らも「薬物依存症」という病気から回復し、現在は社会復帰を目指すためのリハビリ施設、NPO法人 埼玉ダルク施設長である辻本俊之氏を招き、約20年間にも及ぶ自身の「薬物依存症の体験」を講話した。
 辻本氏の薬物への始まりは自己評価の低下、幼なじみから繰り返し誘われたことがきっかけだったという。シンナーから覚せい剤、使う側から売る側へ、何度もやめようとしても再犯を繰り返し、口では言い表せないほどの悲しみや苦しみを味わったという。
 「覚せい剤やめますか、それとも人間やめますか」
 最後に辻本氏は、人を救うこととは「人に対して関心を持つことが一番大切」と締めくくった。
 自分自身が強い意志で薬物に手を出さないことはもちろん、家族友人、仲間や職場に対して、もっともっと関心を持つことが、今まで以上に精強な部隊作りの基礎となるのではないかと確信した。(三沢基地准曹会会長・織田和弥空曹長)


ソマリア派遣隊員
留守家族を支援
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 佐世保地方隊(総監・加藤耕司海将)は11月20日、ソマリア沖・アデン湾での海賊対処行動のため、派遣中の護衛艦「まきなみ」乗員の留守家族に対する支援連絡会を佐世保基地業務隊平瀬体育館等で行い、56家族153名が参加した。
 これは、留守を預かる乗員家族に対して、派遣隊員の任務、勤務状況及び艦内生活等を説明し、安心してもらうとともに、日頃の労をねぎらい、親子で一緒に楽しい一日を過ごしてもらうことを目的として、佐地隊先任伍長(小川政宗曹長)ら佐世保先任海曹会が中心となって企画し、佐地隊と護衛艦部隊の隊員の合同により実施した。
 この日午後1時から乗員家族に対し、佐世保地方総監部第3幕僚室長(中村譲介1佐)が海賊対処部隊の活動状況について説明した後、佐世保音楽隊(隊長・北村善弘1尉)によるミニコンサートでは、テレビ主題歌やアニメソングの演奏に子供たちはもとより大人も楽しめる曲目で会場は大いに盛り上がった。
 他にもテレビ電話やビデオレターの撮影、佐世保水交会及び隊友会佐世保支部の支援による子供たちへのお菓子等の配布、ストラックアウトのゲームコーナーやお便りコーナー等など大変好評だった。


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