防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2010年12月15日号
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活躍するOB シリーズ
「頑張っています」新しい職場
萩山口信用金庫  上田八州雄
上田氏は平成21年6月、航空気象群防府気象隊を3空佐で退職。55歳
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 私は、平成21年6月に防府気象隊での勤務を最後に定年退職し、7月から「山口信用金庫」(平成22年1月に「萩信用金庫」と合併し「萩山口信用金庫」と名称変更)に再就職しました。
 援護担当官から「山口信用金庫」(以後「信金」と略す。)の話を聞いた時、何としても入庫したいと思いました。信金は「地域と密着し地域の発展を担う金融機関」と言ういかにも堅く厳しい職場と思っていましたが、空自の先輩は「仕事が楽しい」と言っていると聞かされ、「仕事が楽しい」と言える人がいる職場なら、是非とも働きたいと考えたからです。
 信金には私を含め陸自2名、空自2名のOBが総務課に配属されています。総務課の主な業務は人員物資の輸送、車及び店舗駐車場の管理です。その他に郵便物処理、受付対応、植木手入れ、ゴミ処理等も行っています。業務が繁多のため時間的余裕はありませんが、輸送を除き比較的自分の計画で進められる業務のため、時にはその成果に対し自己満足することもあります。楽しく仕事を進めるようになったのかなと思う瞬間です。仕事に慣れた今でも私は一日二万歩は歩きます。この種の仕事を希望する方は体力、持久力の維持に努めて下さい。
 信金を初めて訪問した時と面会を受けた時に、採用担当者から「幹部経験者を採用した事がない。職場に階級を持ち込まれると困る。先に入庫している者とうまくやっていけるか」と、何度となく聞かれました。私は、その都度「退官時に階級はなくなります。年長者はすべて先輩、階級は持ち込みません」と答えました。再三の問いに「職場の人間関係を良好に保つ」には「階級」は口にしてはならないと理解しました。現在信金職員を含めOBとの関係は良好です。退官を控えOBの多い職場へ再就職を考えておられる皆さん、階級を職場に持ち込まないことが肝要です。
 私が初めて援護室に行ったのは4月下旬で、再就職先の具体案を持っていませんでした。また、事情もあり援護担当官に示した条件が、「自宅近傍」「夜勤なし」「週休二日」でした。就職活動が遅く、思案も無く、更に条件付。幸い援護担当官のおかげで希望条件の仕事に就けましたが、私のような幸運は滅多にないと思います。再就職希望の方、特に就業の条件の多い方、早期に援護室を訪れることをお勧めします。皆様の幸運を祈ります。


寄せ書き
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フットサルの求心力
第6特科連隊(郡山) 3陸曹 白石 旭
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 私がフットサルを始めたきっかけは、2002年に行われた日韓共催のW杯時の日本代表の活躍ぶりと、衛生学校入校時に山手線で乗り合わせたイングランドサポーターのお祭り騒ぎを眼のあたりにして、「サッカーは人をこんなにも熱狂させるスポーツなのか」と興味を持ったことから始まりました。
 地元に帰ってきてから中学・高校の同級生に誘われて初めてやった5人制のサッカー=フットサルが楽しくて仕方なく、以来、このスポーツの持つ魅力に取り憑かれたのです。そして自分は地元の同級生を中心にチームを結成し、週に1〜2回練習をしています。初めて趣味として胸を張って言えるような趣味に出会う事ができました。
 振り返れば、フットサルをやるようになってから、いろいろ自分の人生が変わったような気がします。卒業以来疎遠だった友人と毎週のように会うようになり、その友人の友人がチームに加入、僕たちの練習をたまに見に来ていた人が加入、というように友人の輪がどんどん広がり、ある者は対戦相手のマネージャーに一目惚れし……結婚。ある者は僕の結婚式の写真に写っていた友人に一目惚れして、紹介したら……結婚。ある者は練習を見学に来た女友達に一目惚れし、紹介したら……結婚、大袈裟かもしれませんが、自分がこのチームを結成していなければどうなっていたのかと思うときがあります。また、チームメイトも同様に感じているらしく話題になります。
 最近では、職場においてもフットサルが盛んになり、去年、一昨年と、大会が開催され、認知度・人気共に高まりを見せ嬉しく思っています。又、先輩が後輩のいつもと違った一面を発見したり、一つのボールを追いかける事によっての協調性・団結力の向上・ストレス解消に、フットサルは請け合いだと確信しています。そしてチームワークの強化に繋がっていると自分は感じています。
 また、周りの人たちも、そう感じていただいたら、自分は幸せです。改めてこのフットサルの持つ「求(球)心力」に感謝したいです。

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山岳レースに挑戦
第48普通科連隊(相馬原) 1陸尉 利根政彦
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 晩秋の山岳コースをひた走る「第2回信州戸隠トレイルランレース」が10月31日、長野市の戸隠高原で開催されました。
 このレースはいくつかの種目に分かれるのですが、我が中隊からは、15キロを3人でリレーする「チームチャレンジコース」種目に、4チーム(計12人)が挑みました。我々のほかに、24個チームが参加していました。
 昨年度も、一部の隊員が同種目にエントリーしましたが、今年は、連隊総合戦技競技会前の前哨戦として位置づけ、多くの隊員に、任意参加を呼びかけました。
 当日は、折からの台風14号の影響で、低温・風雨・ぬかるみの中のレースとなりました。多くの参加選手がぬかるみに足をとられ、転倒する中、我々のチームは、先日、連隊で実施された格闘検定において身につけた「受け身技」で対処しつつ、大きなけがもなく順調にタスキをつなぎ、レースが終了してみれば、1位・2位・3位を独占、私のチームも8位と大健闘しました。
 レース後は、紅葉を愛でながらみんなで温泉に浸かって疲れを癒し、部隊に帰った後の祝勝会では、レースの話で盛り上がり、開催が迫った連隊総合戦技競技会へ向けて、おおいに気勢を上げることができました。

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初めてのヘリ体験
会社員 森山瑶子 (島根地方協力本部投稿)
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 今年5月、出雲市で行われた「海原まつり」で、ブルーインパルスの航空ショーを初めて見てから、それまではあまり知らなかった「自衛隊」に興味を持つようになりました。そんな時、美保基地で海上自衛隊のヘリコプターに乗れると聞き、参加させていただきました。
 私は、自衛隊の基地に入るのも初めてで、ましてヘリコプターに乗るのも初めての体験でした。いざヘリコプターに乗るとなると、とても緊張してきました。ヘルメットや救命胴衣を着けて貰い、いよいよ搭乗!乗ってすぐに音の大きさ、乗れる人数の多さにとても驚きました。ヘリコプターには2人ぐらいしか乗ることができないと思っていたからです。離陸してからは心配していた揺れもほとんどなく、綺麗な景色を集中してみることができました。
 普段は、車から見ている景色を上空から見ることができ、こんな特等席に座れることはもうないかもしれない!と思いました。機内では弓ヶ浜やイージス艦「みょうこう」が境港に来ていること等を説明して頂き、さらに楽しい体験搭乗になりました。ヘリコプターを運用するためには様々な役割、任務があり、その中で活躍しているのだと実感しました。ヘリコプターに乗る前、乗っている最中にも自衛官の方々に親切に接して頂き好感を持つとともに頼もしく感じました。
 今回は、とても貴重な体験をさせて頂き心に残る素晴らしい思い出となりました。ありがとうございました。

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色々な山の楽しみ
第6戦車大隊(大和) 2陸曹 二階堂敏典
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 私の趣味は山です、かれこれ10年ほど色々な山に行っています。
 山といっても色々な楽しみ方があります。稜線を登る、岩を登る、沢を登る、氷壁を登る、雪稜を登る、そして切り立った稜線で風に耐える、小さな岩の窪みに必死で立つ、垂直の碧い氷に背筋を凍らせる、両手をひろげてバランスをとりながら雪の平均台を歩く、激流に負けないように仲間と肩を組み、力を合わせ川を横切る。小枝のような幼木での垂直下降、強風の中いつ壊れてもおかしくないテントで過ごす寝れない夜、岩魚の刺身、内緒で持ってきたウイスキー、朝日、星、月、頬を撫でる風、焚き火。
 自然を克服し、静寂な中で過ごす時間が最高に楽しく、普段の生活を忘れさせてくれます。
 私は、これからも、この時間を大切にしていきたいと考えています。

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千葉国体に参加して
山形地方協力本部 非常勤 安部美知雄
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 千葉県で開催された「ゆめ半島千葉国体」に光栄にも山形県を代表して剣道競技の総監督として参加する機会をいただきました。
 10月1日、勇躍山形を出発、千葉県館山市まで約7時間の長距離移動です。選手が運転手を兼ねての移動であり、全員が事故に遭遇することなく無事に館山市に到着できるよう、適宜の休憩を取りながら安全走行に努めて移動しました。この間、図らずも現役時代の車両行進時の梯隊長のような緊張感を持っての移動であり、当時の部隊移動が懐かしく思い出されました。
 試合当日、1回戦は和歌山県との対戦で、十分勝てる相手と挑んだとおり、3対1で勝利することができました。2回戦は神奈川県でした。相手は全員警察官で編成された強豪チームで、全員が一本負けの5対0の結果となりました。昨年に続く2回戦での敗退となり、3回戦の壁の厚さを感じた一戦でもありました。
 ただ、選手は全力を尽くして戦ってくれました。総監督として選手に対し十分に尽くせなかった点が多々あったと思いますが、頑張ってくれた選手には大変感謝しており、一人一人を大いに讃えたいと思います。
 昨年の「トキめき新潟国体」には、私のほか、2人の現役自衛官が選手として出場しておりましたが、今年の大会には残念ながら一人の出場もみられませんでした。自衛隊の任務の特殊性もあり、十分な稽古量も得られない中、警察官、教員、刑務官等を相手に予選を勝ち抜き代表として出場権を得ることは簡単ではないと思いますが、毎年全国自衛隊剣道大会を拝見しておりますと、年々レベルが向上しており、有望な隊員も見かけられるので、今後、多くの自衛官が各都道府県の代表選手として出場してくれることを大いに期待し、応援しています。なお、私と同じく総監督として参加していたOBの先生が他に2人おられたことは、大変心強く、また、頼もしく感じました。
 今回、このような機会を与えて下さいました山形県と山形県剣道連盟に対し心から感謝を申し上げる次第です。(剣道教士八段)

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スキーは楽しい!
第25普通科連隊(遠軽) 3陸尉 谷内宏行
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 私は小学生の頃から10数年間、バドミントンをしていました。毎年冬が近づくと、先生やコーチに言われていたことがあります。
 「スキーには行くな、怪我をするから」と。
 そのため、スキーは危険なスポーツであるという印象が強く、バドミントンを辞めてからもスキーをしてみようと思うことはありませんでした。
 北海道に転勤が決まり、初めて自衛隊専用のスキーを履いて走った時は寒いし、転ぶし、痛いし……とんでもない所に来てしまったと思いましたが、毎日練習していくうちにスキーが楽しくなってきました。
 最終的には、クロスカントリー大会に出場し、50?走を走りきれるほど成長することができ自分でも驚いています。
 ここ遠軽に来ていなかったら恐らく一生スキーを履くことはなかったと考えると、人生何があるかわからないと感じます。

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我が家の新獣(住)人?
第123地区警務隊八戸派遣隊 1陸曹 野中秀男
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 我が家に珍客(子猫)がやってきました。
 子猫の親猫は私の実家(岩手)に住んでいて、実家から子猫を産んだと聞いた中学生の長女が「借りてきて〜」との一言から、一時的に子猫を1匹借りてきたのだが……。
 はじめは直ぐに返すつもりだったが、長女が、2日、3日と経つうちに情が移り、1週間もしないうちに「トイレ用の砂」や「首輪」(?)を準備、住ませる準備を始めました。
 妻も子供たちも動物好きで、結局家族の一員になった。「いじめ」が社会問題になっている今、みんな仲良く暮らしたいものニャー。


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