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自衛隊ニュース   2010年12月1日号
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自衛隊音楽まつり
日本武道館
観客と一体に
「WAになっておどろう」大合唱
日米安保改定50周年スペシャルセレモニーも
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 平成22年度自衛隊音楽まつりが11月19、20の両日、「繋がる想い、絆の共鳴」をメインテーマに日本武道館で開催された。この音楽まつりには、陸海空自衛隊音楽隊、第302保安警務中隊、自衛太鼓、防大儀仗隊、在日米陸軍軍楽隊、在沖縄米海兵隊音楽隊、シンガポール軍楽隊など、総勢約1000名が出演。それぞれ高度な音楽演奏や華やかなドリルを披露した。
 招待公演を含め計6回の公演に約3万7000人が日本武道館を訪れ演奏を堪能した。19日の招待公演には北澤俊美防衛大臣をはじめ防衛省・自衛隊の高級幹部も会場を訪れた。北澤大臣は「我々は音楽演奏を通じて任務達成のために粘り強く最後まで諦めない自衛隊、そして絆で結ばれた一枚岩の自衛隊の姿を表現する。このような自衛隊の姿から、自衛隊が日本を守る確かな存在であるという安心感を感じてもらいたい。その想いをこのテーマに託した」と挨拶した。
 今年度は「序」「破」「急」の3章に「日米安保改定50周年記念:スペシャルセレモニー」を加えて構成された。陸海空自衛隊音楽隊による「木星」等が開幕に演奏され、第1章「序」では東部方面音楽隊、西部方面音楽隊の単独ドリル演奏に続き、方面音楽隊合同でドリル演奏を行った。第2章「破」は防大儀仗隊、シンガポール軍楽隊、在日米陸軍軍楽隊、在沖縄米海兵隊音楽隊によるドリル演奏。第3章「急」では自衛太鼓、三宅由佳莉海士長による独唱、陸自中央音楽隊・第302保安警務中隊の合同ドリル演奏、航空中央音楽隊、海自東京音楽隊によるドリル演奏が披露された。「日米安保改定50周年記念:スペシャルセレモニー」では米陸軍軍楽隊デブラ L・マクギャリティ最先任上級曹長がクラリネット奏者として参加。陸海空自衛隊音楽隊・在日米陸軍軍楽隊・在沖縄米海兵隊音楽隊が米陸軍軍楽隊隊長トーマス ロタンディJr.大佐の指揮で「スターウォーズ」を演奏、次曲では自衛太鼓も加わり迫力の演奏を響かせた。
 終幕では全出演部隊が観客と共に「WAになっておどろう」を大合唱。会場内全員で「繋がり」と「絆」を共有した。


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