防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
スペーサー
自衛隊ニュース   2010年6月1日号
-
1面 2面 3面 4面 5面 6面 8面 9面 10面 12面

高桑3海尉V、原田2海曹3位に輝く
日本選手権水泳競技大会
-

 4月13日から18日までの間、東京・辰巳国際水泳場で第86回日本選手権水泳競技大会が開催された。この大会は第11回パンパシフィック水泳選手権(以下パンパシ)及び第16回アジア大会(以下アジア大会)代表選考会を兼ねており、パンパシについては本大会の成績優秀選手であり、パンパシ出場者の中からアジア大会代表が選考される。また、今回の日本選手権優勝者で派遣標準記録S・Iを突破した選手は、アジア大会代表にパンパシを待つことなく代表に決定される。
 高速水着が禁止された今大会は、昨年の20個の日本新記録が3個に激減し、派遣標準Iを突破できた優勝者は4人5種目に終わった。そんな中、最終日18日、すでに(14日)200m個人メドレーで優勝、派遣標準記録Iを突破し、アジア大会代表に決定している高桑健3海尉は400m個人メドレーでは3位に、また、今年度採用新戦力の原田蘭丸2海曹が生まれながらの海上自衛官ぶりを発揮し100m自由形で3位に入り、パンパシ代表に選ばれた。アジア大会にはパンパシの成績如何ということになるが、パンパシで予選を突破すればアジア大会代表は確実になり、限りなくアジア大会に近づいた。
 さらに、同じ今年年度採用の山元啓照2海曹も100m自由形で6位入賞し、09年東アジア大会自由形リレー優勝の意地を見せた。また、このほかに、岡崎晃一郎1海士が北島康介等強豪ひしめく100m平泳ぎにおいて、予選で大学2年時に出した自己ベストを更新した1分01秒43を記録するなど、奮闘し最終的に7位入賞を果たした。


主役は体育学校
レスリング全日本選抜選手権で6階級制覇
日本中が感動
-

 5月1日から3日までの間、東京代々木第2体育館で行われた2010年レスリング明治乳業杯全日本選抜選手権において自衛隊体育学校から27人の隊員が出場し、男子フリー55kg級で湯元進一3陸尉、フリー66kg級で米満達弘2陸曹、グレコ66kg級で藤村義2陸曹、グレコ120kg級で新庄寛和2陸曹、女子48kg級で坂本日登美2陸尉、59kg級で島田佳代子陸士長等合計6人が優勝した。
 準優勝はフリー60?級は準決勝で北京五輪銅メダルの湯元健一(綜合警備保障)を破った高塚紀行2陸曹、フリー74kg級高橋龍太2陸曹、グレコ60kg級倉本一真2陸曹、グレコ74kg級鶴巻宰3陸尉の4人。なお、鶴巻は世界選手権代表をかけたプレーオフでは勝利し、2年連続の代表を死守した。また、3位8人(フリー96kg級坂本憲蔵陸士長、グレコ55kg級禎卓也陸士長、グレコ60kg級谷岡泰幸3陸尉、グレコ74kg級角功介陸士長、グレコ84kg級伊藤諒陸士長、グレコ96kg級福田広樹陸士長、女子59kg級斉藤貴子陸士長、女子63kg級工藤佳代子3陸曹)の成績を収めた。
 大会を通じて最優秀選手賞にあたる明治乳業杯は米満2曹に、グレコ部門優秀選手賞には藤村2曹、女子部門最優秀選手賞には今大会で復帰した坂本日登美2陸尉が受賞し、ロンドン五輪を占う意味でも注目を集めた大会だったが、終わってみれば自衛隊体育学校の活躍が目立った。


体育学校特別課程
精鋭216名が入校
-

 4月14日、自衛隊体育学校(朝霞駐屯地)でオリンピックなど国際大会で活躍する選手を育成することを目的とした第46期特別体育課程入校式が行われた。
 レスリング06年世界選手権銅メダルの高塚紀行2曹をはじめ直接入校者10名、一般部隊からの入校者36名、合計46名の新人隊員を加え、山下敏和2陸尉以下216名の隊員が入校式に臨んだ。
 入校式にあたり渥美晴久校長は「果敢に挑戦すること」及び「自衛官アスリートとして正々堂々勝負をしていくこと」を要望した。
 今年入校した学生は今日から1年間、アジア大会そして各種世界選手権等の国際大会での活躍、そして2012年に開催されるロンドンオリンピックでの活躍を目指して訓練を重ねていくことになる。
(以上、体校広報)


警察職員24名を訓練支援
《北熊本》
レンジャー教育も
-

 第42普通科連隊(連隊長・櫻田博美1陸佐)は2月15日から26日までの間、北熊本駐屯地で、九州管区内警察局に所属する警察職員24名を訓練支援した。
 九州管区内の警察庁の警察救急従事者職員に対し、特殊技術(レンジャー)教育を担任実施して、救護活動に必要な知識・技能を向上させるとともに、連隊レンジャー特技保有者の指導能力の向上を図る目的で訓練を実施した。
 2月15日、緊張した面持ちで着隊した警察職員は、教育開始式における連隊長への報告及びレンジャー訓練隊旗の授与に引き続き、教育実施担任官、第4中隊長(前川彰吾3陸佐)以下レンジャー教官助教との対面式を実施し、訓練を開始した。
 第1週の教育訓練は、山地潜入、地図判読、生存技術(救急法)、空地協同(リペリング訓練)などを実施し、参加した警察職員は、レンジャー教官・助教の指導のもと、それぞれの課目に真剣な眼差しで訓練に取り組むとともに、レンジャー隊員の練度の高さを痛感していた。
 第2週目に入ると、第2訓練場において、障害走、ロープ訓練を実施し、障害走は鉄棒、綱登り、低鉄条網のほふく前進、ロープ訓練においては、担架搬送による固定ロープの結索要領を演練し患者を高所から救護する要領等、各種の基礎的な事項を習得させた。
 応用段階においては、大矢野原演習場で、多用途ヘリコプターの実機を使用したリペリング訓練を実施するとともに霧島演習場及び同周辺で、山岳救助訓練を標高846mかつ急斜面の飯盛山を経由して、模擬遭難患者の救助から担架搬送に引き続く病院移送ヘリコプターへの委託までを一連の状況下で訓練した。
 2月26日の最終日は、ハイポートによる5?走を実施し、駐屯地内沿道の隊員の声援を受けつつ、レンジャー呼称をかけながら溌刺とした姿で最後まで力を振り絞り走り抜き最終訓練を終了した。
 5?走終了後の訓練終了式で、訓練に参加した警察職員は、感激で目を潤ませる職員もいる中、「今回の自衛隊での訓練を体験し、救護活動に必要な知識、技能を体得することができ、各県警に復帰後の努力目標を見つける事ができた」など所見を述べ、全員が達成感に満ち溢れた表情で駐屯地を後にし、警察庁救急従事者職員レンジャー受託教育訓練を無事終了した。


6面へ
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2014 Boueihome Shinbun Inc