防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2010年4月1日号
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陸自最大規模の写真展開く
第2師団
隊員の新たな一面伝える
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 第2師団(師団長・渡部悦和陸将)は3月6日から14日の間、旭川駅前アッシュ「アトリウム」で師団写真展「情熱」を開催した。
 この写真展は、日頃の訓練風景を展示し、一般市民に防衛に対する認識と理解を深めてもらうことを目的に毎年行われているもので、今回で6回目。特に今回のコンセプトとして、自衛隊の真摯な姿と隊員たちの真剣な表情を伝えることが掲げられ、笑顔から涙あふれる様々な隊員たちの表情が展示された。
 9日間の期間中に1万8000人が来場した。アンケートでは「隊員たちの表情に充実感を感じる」「格好良かった」「知らないところを見られて良かった」「隊員と接し親しみを感じた」などの好意的な意見が多数寄せられた。また、『陸上自衛隊をイメージ出来た』『また写真展が見たい』の項目では100%に上った。
 毎回大好評の合成写真作成も人気で、毎回新作を楽しみに来場する市民の姿も見られた。今回、新たな企画として第2偵察隊によるオートバイ展示が行われ、記念撮影を行う来場者で賑わったほか、音楽隊が飛び入りで演奏を披露し、会場に華を添えた。


在日米陸軍副司令官小平学校を訪問
語学教育の連携強化へ
学生を前に講話も
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 小平学校(学校長・榊枝宗男陸将補)は2月23日、在日米陸軍司令部(座間)副司令官ロバート・ディエソ大佐の訪問を受けた。
 同副司令官の訪問は、昨年に引き続き2回目。語学教育現場の見学及び幹部英語課程学生への講話などを通じて学校との交流を深めた。懇談では、学校長からの「日米安全保障条約改定50周年を迎えた今日、英語教育の重要性はさらに増している」との発言を受けて「小平学校との相互訪問プログラムはきわめて有効であり継続・発展させるべきだ。また小平学校の英語教育の充実のために積極的に支援をしたい」と小平学校との関係の維持・強化の必要性を述べた。その後、幹部上級英語課程が在日米陸軍隊付将校の協力を受けて実施している総合実習を見学するとともに、同課程及び幹部普通英語課程の学生に対して、リーダーシップについて自らの体験を紹介しながらユーモアを交えて約1時間の講話(写真)を実施して、小平駐屯地を後にした。
 小平学校では、「教育現場レベルでの日米の連携強化に自らが積極的に一役を演じる姿には印象深いものがあった」と話している。

射撃競技会で7連覇
《40普連》
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 第40普通科連隊(連隊長・青木泰憲1陸佐)は2月28日から3月4日までの間、日出生台演習場において行われた「平成21年度師団総合戦闘射撃競技会」に参加した。
 競技会には重迫撃砲一個小隊を増強した第3中隊及び第4中隊が参加した。強風・悪天候にもかかわらず日頃の練成の成果を遺憾なく発揮し、第3中隊は命中率69・9%で師団第4位、第4中隊は命中率71・3%で師団第2位の成績を収め、総合成績で第2位の連隊を79点上回る成績で、総合優勝の栄冠を勝ち取った。また同時に、平成15年度優勝から続く7連覇を達成した。
 競技会終了後には、協力諸団体の各役員の臨席の下、全隊員が参加し祝勝会を行い、選手たちをねぎらうとともに優勝の喜びを分かち合った。
 40普連では、「7連覇に慢心することなく更に練成を積み重ね、射撃練度の向上を図っていく」としている。

雪月花
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 一緒に飲んでいた友人が、明日は初七日なので先に帰るという。えッ誰の?いっせいにみんなが質問する。「家で飼ってた犬なんです」。笑おうとしたが本人は大真面目なのでみんな黙ってしまった、そのために嫁いだ娘さんも帰って来るらしい。亡くなったときは動物病院で毛づくろいなどお清めをしてもらい葵の紋や蓮の華が描かれた紙の棺に入れて火葬場に行く、もちろんペット専用霊柩車を使う。初七日と同じように49日にも家族そろって霊園に行った、100ヶ日法要にもみんなで行く予定らしい。火葬費が約8万円ということだが一連の総経費は想像もつかない。筆者のときは先日の新聞広告に家族葬が23万円で出来るとあったので、これでいいよと家の者に切り抜きを渡している。この友人が愛犬の最後のことを話すときに目を真っ赤にする様子は家族同然、家族の一員だったことが真から伝わってくる。ずいぶん前からペットブームとは聞いていたが聞きしにまさるとはこのことかも知れない、大きなビジネスにもなっているようだ。名古屋地裁は先日、盲導犬ではあるがトラックではねて死亡させた運転手に294万円の賠償命令も出した。犬が父親なのか父親が犬なのかわからないテレビコマーシャルには人気があるそうだし、ペットの顔認識カメラも発売される時代、動物愛護熱はますますアップしていく。(所谷)

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