防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
スペーサー
自衛隊ニュース   2009年12月1日号
-
1面 2面 3面 5面 6-7面 9面 11面 12面

消防訓練を実施
《宮崎地本》
-
 宮崎地本(本部長・鎌田1空佐)は11月5日、地本本部庁舎において消防訓練を行った。
 この訓練は消防週間に合わせて毎年行っているもので、本部庁舎における火災発生時の非難要領及び自隊消防隊の任務を再確認することを目的としている。
 はじめに、緊急避難はしごを使用した避難訓練を実施し、はしごの出し方や避難要領などを全員で確認。初めて避難はしごを降下した隊員が、不安定なはしごをゆっくり慎重に降りる姿も見られた。
 次に消火器、非常ベル等の庁舎内消火設備及び各事務室の非常持ち出し物品を確認した後、消火器による消火訓練を実施した。今回、身近に設置してある営舎用消火器を使用し、適切な使用法、消火力を確認した(写真)。
 その後、消防隊長の指示により消防隊が編成され、指揮班・消火班・搬出班・伝令のそれぞれの任務等を確認した。また、当直勤務上において近隣に火災発生が起きた際の対処要領を説明し、一連の消防訓練は終了した。
 宮崎地本では、「この訓練により火災発生時の行動を本部員全員が再確認し、防火意識と火災対処能力の向上を図ることができた」としている。

父兄会が米海兵隊員のホームビジット受入れ
《新潟地本》
-
 (社)全国自衛隊父兄会新潟県支部連合会上越支部(支部長・横澤順仁氏)は10月25日、日米共同訓練(米海兵隊との実動訓練)親善事業の一環であるホームビジットを支援し、合計11名の米海兵隊員を受け入れた。
 この訓練は、新潟県に所在する関山演習場と陸自高田駐屯地において実施されたもので、同演習場を使用しての訓練は今回で9回目を数える。訓練に伴うホームビジットは、訓練の都度、毎回実施されており、県内自衛隊協力団体が中心となって受け入れを実施している。
 ホームビジットは日本の文化や風習などを訓練に参加した米海兵隊員に体験してもらう文化交流として行われ、横澤支部長以下4名の同支部会員が11名の米海兵隊員をそれぞれ受け入れた。横澤支部長宅では、振る舞われた寿司やしゃぶしゃぶなどを前に、米海兵隊員が畳の間での慣れない正座をし、食事における箸の使い方に悪戦苦闘しながらも、横澤支部長による正座の仕方や箸の使い方の説明を熱心に聞いていた。また、米海兵隊員は、掛け軸に書かれた漢字に興味を示し、書かれている言葉の意味について質問を活発に行うなど、日本文化に対する関心の高さがうかがえる一幕もあった。食事後は、日本の伝統文化である折り紙に挑戦したり、横澤支部長から越後の武将・上杉謙信が掲げた「第一義」と書かれた扇子のプレゼントがあったりと、横澤支部長と米海兵隊員は大いに交流を深め、相互に有意義なひとときを過ごしていた。

12面へ
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2014 Boueihome Shinbun Inc