防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2009年7月15日号
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射撃訓練見学会
《旭川地本》
協力企業に更なる支援を要請を要請
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 旭川地本(本部長・川原光雄1陸佐)は5月31日、自衛隊協力企業主等を対象に、上富良野演習場において第2特科連隊が実施した99式自走155ミリ榴弾砲実弾射撃訓練の見学会を開催した。
 この見学会には、時折小雨の降るあいにくの天気だったが、旭川及び上富良野の協力企業16社20人が参加した。はじめに射撃陣地で副連隊長中山2佐から実弾射撃訓練の概要や使用する装備品に関する説明を受けた後、腹に響く轟音とともに実弾を発射する火砲の様子を見学した。続いて一行は弾着地を見渡せる場所に移動し、第2特科連隊長・大久保1佐の砲弾の破裂に関する説明を聞いた後、目標一帯に実弾が落下する様子を見学した。見学者からは、「発射の音の大きさに驚いた」などの意見が聞かれ、有意義の内に見学会を終了した。最後に上富良野駐屯地隊員食堂で、自衛隊の昼食を体験喫食し、道北地域援護センター上富良野分室長の実家で収穫したアスパラガスのお土産を手に帰路についた。
 旭川地本では、今後ともこの様な行事を通じて更なる自衛隊に対する理解の促進と協力の獲得を図っていくとしている。

全員受賞の快挙
《東京地本・町田募集案内所》
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 東京地本町田募集案内所(所長・俵3海佐)は、平成20年度の募集成果による功績で、団体表彰として所が5級賞状、個人表彰として4名の広報官のうち2名が4級賞詞、2名が5級賞詞を受賞し、全員受賞の快挙を達成した。同募集案内所は、町田市を担当する広報官4名の小さな事務所だが、20年度の募集成果は、幹部候補生4名、貸費学生1名、曹候補生23名、2等陸・海・空士24名、予備自補13名だった。
 激励に訪れた募集相談員町田支部長で元町田市議会議長の中里猪一氏は、「今後も我々は多くの適齢者情報を提供して町田市から優秀な人材が自衛官となるよう町田募集案内所を支援していきたい」と喜びとともに抱負を語った。
 俵所長は「所長に着任して1年目でこのような表彰を受けることができたのは、ビギナーズラックもあったが、広報官全員が、一丸となって地域開拓、学校開拓、家庭訪問、協力団体の活性化など、できることは全てやったことが成果につながった」と述べた。また、所の最古参で4級賞詞受賞の宮下2曹は、「かつては、募集成績が振るわず三多摩地区隊のお荷物事務所と言われていたこともあったが、守りの募集から攻めの募集に転換してからは、徐々に志願者、入隊者も増加し、今回の成果につながった」と感慨深げに話した。
 町田募集案内所は、所長以下全員が、今回の受賞に驕ることなく、常に募集基盤の新規開拓を怠りなく、志願者・合格者のアフターケアを行い、全員一丸となって募集広報にまい進し、今年度もさらに良い成果を挙げることを誓っている。

音楽祭で自衛隊PR
《福島地本》
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 福島地本(本部長・馬塲清美1陸佐)は6月14日、会津若松市「会津風雅堂」で実施された東北方面隊音楽隊による「会津若松市 ふれあいコンサートin会津」を支援した。
 音楽祭は今回で第12回を迎える人気のイベントで、会場には1500人を超えるたくさんの来場者が訪れた。来場者は、東北方面隊音楽隊の奏でる軽快かつ躍動感のある演奏に魅了された。地本では、音楽会場に募集ブースを設置。募集広報用のDVDの放映、災害派遣等のパネル展示を実施した。来場した募集対象者からは、「素晴らしい音楽が聴けて鳥肌が立ちました」という言葉とたくさんのアンケートを得ることができ、有意義な募集広報の場となっていた。
 福島地本では、このような音楽祭の場を最大限に活用し今後の募集につながるよう積極的に活動していくとしている。

記念行事で募集広報
《青森地本》
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 青森地本(本部長・竹本三保1海佐)は6月7日、青森駐屯地で行なわれた陸上自衛隊第9師団及び青森駐屯地創立記念日において海上自衛隊大湊地方総監部と連携して自衛官募集コーナーを開設し、パンフレットの配布や各種制度の説明等による募集広報活動等を行った。
 当日は、前日からの雨も行事の始まりとともに上がり、約7000人の来場者で賑わう中、自衛隊に関心を持った若者達が絶え間なくコーナーを訪れ、広報官に自衛隊の制度や活動、受験種目等について熱心に質問していた。
 コーナーを訪れた男子高校生は、「将来自衛官になることが夢で、コーナーに来ました。陸・海・空自衛隊の職種や試験までの手続き等、直接募集担当の方から話を聞くことができて本当に良かった」また、男子中学生を持つ母親は、「子供が自衛隊を希望していて受験に必要な資料を頂きに来ました。是非自衛隊に入隊してほしい」と話しながら、広報官から手渡された募集用紙に所要事項を記入していた。

教職員に制度説明
組織的募集の推進図る
《山形地本》
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 山形地本(本部長・日向和敏1陸佐)は6月11日、神町駐屯地で県内高等学校教職員を対象とした自衛官採用制度説明会を行った。
 この説明会は、募集解禁を前に高等学校等において進路指導を担当する教職員に対して再度自衛官採用制度を説明するとともに、今年度の募集の特色を理解してもらい、学校と地本が一体となった組織的募集を推進する目的で、毎年この時期に行っている。
 当日は、31人の教職員が参加して、本部長の挨拶、募集課長からの採用制度と総合的な学習における自衛隊の活用についての説明に続き、今年度山形地本が特に力を入れている海空航空学生制度について、ベテランパイロット・操縦教官でもある募集課長からビデオを交えた詳しい説明が行われた。参加した教職員は、県内の厳しい雇用状況を背景に、一様に真剣な眼差しで説明に聞き入り活発な意見が多数発せられた。
 その後、今春入隊した新隊員を交えた会食を行い、わずかの間にたくましく成長した教え子と再会、近況報告に終始笑顔の楽しいひと時を過ごした。
 昼食後は、20普連に装備された基幹連隊指揮統制システムと震災等大規模災害時において活用される人命救助セットを見学、最後に史料館を見学し、神町駐屯地の歴史に触れた。
 山形地本では、「この説明会を通じて本部長以下、教職員の自衛隊に対する関心の高さと、雇用情勢に対する厳しさを実感し、一人でも多くの生徒を自衛隊で採用できるよう、学校と一体となった組織的募集広報を推進していく」と思いを新たにした。

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