防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2009年5月1日号
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清掃ボランティアに参加
住民とともに地域に貢献
《空自武山》
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 すっかり桜も散った4月18日、航空自衛隊武山分屯基地(司令・倉本昌弘2空佐)は、和田長浜海岸の清掃ボランティアを行った。地域のボランティアグループ主催で去年に続き2度目の活動参加。
 「地元の人たちと一緒に行動する事によって、自衛隊をアピールしたい」といつも話している倉本司令を筆頭に、隊員73名が30分かけて徒歩で海岸に到着。各自ゴミ袋を手に約50分、吸い殻や海藻を拾い歩き、すっかり海岸は綺麗になった。一緒に参加した米軍、少年工科学校の生徒、地域住民らと記念撮影をして終了。徒歩でまた武山分屯基地まで帰って行った。
 「ここの海岸、夏には海水浴をする人が沢山来るんですよ。自衛隊の人も一緒に掃除をしてくれたって知ったら、きっと喜ぶね」、「自衛隊の人が落ちていた石を投げていたけど、よく飛ぶよね」と地元の参加者たち。隊員を自分達の仲間のように話していたのが印象的だった。

観桜会パレードを支援
《高田駐屯地》
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 高田駐屯地(司令・小野塚1佐)は、4月4日、新潟県上越市で行われた「第84回高田城百万人観桜会」パレードを支援した。
 高田の桜は日本三大夜桜の一つとして知られ、その開会を飾るパレードは、地元中学・高校マーチングバンドを先頭に高田駅前を出発した。装飾を施した小型トラック4両に上越市長ら地元有力者を乗せ、花見会場の高田公園までの約2kmを行進した。
 上越市には上杉謙信公の居城である春日山城が所在しており、現在放送中の大河ドラマ「天地人」ゆかりの地。今年のパレードではドラマの主人公、直江兼続の幼少時代の与六役を見事に演じた加藤清史郎君の特別参加もあり、例年を大幅に上回る2万人の大観衆が沿道を埋め尽くした。
 歩道からあふれる人垣の中、パレードは予定の時間を大幅に超え高田の街は歓声に沸きかえった。

対空情報戦闘訓練
《第2高射特科団(飯塚)》
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 第2高射特科団(団長・保松秀次郎陸将補)は2月17日〜20日の間、「平成20年度方面対空情報戦闘訓練」を担任・実施した。
 この訓練は、陸自西部方面隊高射特科部隊と空自西部航空方面隊及び南西航空混成団との連携及び方面隊内高射特科群・大隊相互の連携要領を演練するとともに、一般部隊も含めた組織的対空戦の遂行能力向上を目的としている。健軍駐屯地を中心として九州全域にわたり西部方面隊の人員2032名が参加、陸自車両390両、各種対空火器及びレーダ等をもって行われた。
 また、訓練の一部は一般公開され、協力諸団体会員、モニター等が研修に参加、2月17日は長崎地区の28名が大野原演習場を、2月18、19の両日は筑豊地区の40名が空自芦屋基地、高良台演習場、健軍駐屯地に展開する訓練部隊をそれぞれ間近で研修し、自衛隊に対する理解と認識を深めた。

雪月花
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 全国一周4411キロの自転車道路を18年までに整備する計画が韓国にある。環境、経済、観光、健康の多角的効果が狙いという(東京新聞)。完走に何日かかるかわからないが三方の海と国境の山あい、大河沿いを走りキムチやとりたてのカニをたべる、大いに魅力を感じる。日本にも総延長約8万キロの自転車専用道路の計画があるが共用されているのはわずか500キロで、遅々として進まない、30年前からの構想なのに。どちらが先に駆けつくか。環境問題やCO2削減がいわれている今、自転車族が急に増えている。筆者がノーカーライフを始めて2年になる、通勤もちょっとした取材も丸の内や新宿などへの仕事にももっぱら自転車を使っている。文字どおりフットワークがよくなった、地下鉄の上り下りのおっくうさや車の時に問題だった駐車場探しに悩むこともなく気軽に腰を上げられる。昨年のガソリン高騰もETC設定の混乱もどこ吹く風で心はおだやかだった。年寄り話になるが血圧も好調になり膝痛も解消するなど少しは運動にもなっているみたいだ。都内を走っていて気がつくのは区によって優しさのちがうことだ。同じ国交省の管轄のはずだが新宿区ではたいていの交差点に自転車専用レーンがあり、車道と歩道の高低差も少ない。千代田区や港区では難しい、ましてや車椅子での乗り上げは難しいのではないか。安心のサイクリング時代がくることを期待しながら全身に受ける春風を楽しんでいる。


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