防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
スペーサー
自衛隊ニュース   2009年3月15日号
-
1面 2面 4面 5面 6面 7面 8面 9面 10面 12面

「愛の献血」運動参加
199隊員が赤十字社に協力
《千僧》
-
 陸上自衛隊千僧駐屯地(司令・佐藤暢彦将補)では、2月17日に兵庫県赤十字血液センターの要請を受け献血が実施された。今年度は臨時を含め4回目で、今回も業務、訓練が多忙な中48名もの隊員が協力し、今年度の合計は199名となった。
 「この時期、血液が不足するので大変有難い。自衛隊の方は積極的に協力してくださるから本当に助かっています」と血液センターの職員から感謝の言葉があった。また、中には献血を初めて経験する隊員もおり「人の役に立てて嬉しい。機会があれば是非もう一度したい」と、感激していた。
 駐屯地広報では「血液は、万一の時には必ず不可欠なもの。皆さんも『愛の献血』に参加しましょう」と呼びかけている。

15連隊主力に徳島駅伝支援
-
 第15普通科連隊は1月4日から6日の間、阿波路に新春の訪れを告げる「第55回徳島駅伝(徳島陸上競技協会・徳島県教育委員会・徳島新聞社主催)」の記念大会に、第15普通科連隊として支援し、行事の円滑な運営に寄与した。
 支援部隊は、第15普通科連隊を担任部隊とし、第14旅団の隷下部隊から支援を受け、人員19名、車両17両が参加し、監察車、競走審判車として各車に競技役員が同乗した。
 この駅伝は、3日間で総距離281・9キロを46個区間に分け県内を駆ける、全国でも類を見ない都市対抗の駅伝大会。県民に愛し親しまれて55回を数え、中学生女子、高校生、一般女子等の指定区間を設け、世代の違うタスキリレーが見られる大会でもある。
 チーム編成は、団長以下41名以内を基準に、郡市単位で地元の中・高校生選手や大学生・一般実業団選手および県外に在住する実業団選手がふるさと選手として参加して、今年は15個チームがエントリーした。
 競技は、初日7年ぶりに徳島市が首位に立ち、徳島市及び鳴門市でデッドヒートが繰り広げられた。徳島市チームは、2日目もリードを少し広げて首位を守り、最後逆転を狙った鳴門市チームを振り切り、3日間完全制覇で19年ぶり16度目の優勝を勝ち取った。
 今回の記念大会には、「北京五輪」マラソン出場の土佐礼子選手が招待され、沿道のファンに応えながらレースを盛り上げた。
 連隊では、第2中隊の石井良平3曹(徳島県出身)が三好郡選手として参加した。三好郡選手の中でもエース区間を任された石井3曹は、持ち前のガッツと脚力を十分発揮し、チームの期待に応える走りを見せていた。

館山基地も高校生マラソン大会支援
-
 海上自衛隊館山航空基地(21航空群司令・山本敏弘海将補)では2月17、18の両日、館山市内の高校マラソン大会を支援した。これは学校周辺の交通事情等から基地の外周道路を走行コースとして提供しているもので、昨年から実施している。
 マラソン大会初日は晴れていたものの強い北風の中、安房高校約564人が、二日目は気温も上がり風も穏やかな青空の下、館山総合高校約333人の生徒が基地内のコースを走った。
 コースの中継点とゴール地点では千葉地本(本部長・久野敬一1海佐)が給水所を設置し支援、大好評でゴール地点ではおかわりをする生徒が大勢いた。またコース沿道には基地の隊員が応援する中、生徒たちは自らの記録に挑戦し、9キロや6・4キロのコースを元気いっぱいに力走した。
 大会後の20日には、館山総合高校家政科の生徒達から、お礼にと手作りパンケーキと「皆さんの応援のおかげで最後まで完走することができました」などと書かれた多くの手紙が届けられた。

HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
I t's just a matter of getting habituated
イッツ ジャスト ア マター アブ ゲッティング ハビチュエイティド
単に慣れの問題だよね
-

 皆さん。 How are you doing? 関東地方は、相変わらず厳しい寒さがつづいています。沖縄から桜前線が上昇してきていますね。もう少しで春が来ます。インフルエンザもそろそろ下火になりそうですね。転勤で新しい職場に異動される方もあると思います。課程を卒業して、原隊に戻る方もいますね。新しい出会い、別れ、そんな悲喜こもごもの春がやってきます。

 さて、今回の表現は、"It's just a matter of getting habituated"「単に慣れの問題だよね。」です。A matter of は〜の問題。Get habituatedは、慣らす、習慣づけるです。とにかく、慣れてしまえばこちらのものだという表現です。「慣れ」、なかなか好きなこと以外は、慣れにくいですよね。でも、こつこつと積み重ねていけば、どうにかなるものです。継続したものが勝ちです。

 これから三寒四温で、寒い温かいを繰り返して春になっていきます。気が付いてみたら、桜が満開で、温かい春の一日を楽しく過ごしているかもしれませんね。皆さんのところの春、桜の花はどうでしょうか? 楽しく陽気に、ストレスのない生活をお過ごしください。
 それでは、皆さん。See Ya!
(小平学校)〈スワタケル〉


9面へ
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2014 Boueihome Shinbun Inc