防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2009年2月1日号
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危機管理展に参加
《群馬地本》
災害派遣活動も広くアピール
本部長講話も
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 群馬地本(本部長・浦野重之1陸佐)は1月16、17の両日、群馬県庁1階県民ホールで行われた「危機管理展」に参加した。
 この「危機管理展」は、昨年まで「ぐんまの防災展」として今から14年前に起きた阪神淡路大震災の1月17日前後に、地震災害の教訓を忘れまいと実施しているものをより充実させ名称を変えたもので、今年で6回目を迎える。参加機関も第12旅団や県警本部など13機関となった。
 当日、自衛隊ブースでは岩手・宮城内陸地震災害派遣をはじめ、中越・中越沖地震災害等で活躍する陸自隊員の姿をおさめたパネル全26点の紹介や災害派遣のビデオ・DVDの放映を行うとともに、広報資料等の配布などで多くの注目を集めた。中でも新潟県中越地震で活躍した第12偵察隊の偵察用オートバイ展示は大人気となり、各々ポーズをとって家族で記念撮影するなどしていた。
 地本ブースの一角に設けられた「援護コーナー」では、援護課員が「自衛隊との連携強化のすすめ」とのタイトルがつけられた資料と自衛隊の最近の災害派遣紹介パンフレットを配布し、隊員獲得や業務アピールに奮闘した。
 そのほか、16日に浦野本部長が「テロとの脅威について」と題して、テロの動向やテロからの身の守り方などについて約1時間説明した。17日は、第12旅団が野外炊具1号、化学防護車等装備品の展示を野外で行い、来場してきた人々の注目を集め、子供から大人まで大人気となった。また大澤正明知事が自衛隊ブースを訪れ激励するなど、自衛隊に対する行政の期待も伺えた。自衛隊コーナーでは、「災害が起こるたびに自衛隊の必要性を感じる。自分でもやれることはないか、今一度考えてみたい」と話す来場者もいた。
 群馬地本広報では、「災害は予期せぬ時期に発生するが、被害を最小限にし早期に復興するためには、日頃から自衛隊を含めた県等関係機関や県民が互いに連携することが必要。この危機管理展で、多くの県民に防災意識の高揚と災害時における自衛隊の果たす役割について再認識をしてもらえた」としている。


駅伝大会を支援
《愛媛地本》
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 愛媛地本(本部長・岡本明彦事務官)今治地域事務所は1月11日、今治市大島で開催された「大島一周駅伝大会」(今治市体育協会主催)を支援した。
 この大会は今年で55回目を迎える歴史ある大会で、普段は静かな島内も大会当日は県内各地からの参加チームと応援する人で熱気に溢れる。大会関係者及び島民など約500人が見守るなか、地本は大会役員を乗車させるなど先導車と監視車を担任し、ランナーの安全確保に気を配りながら整斉と大会を支援した。
 大会終了後には、体育協会関係者から地本に感謝の言葉が述べられた。また、使用したジープを大勢の学生や子供たちが取り囲み、記念の写真を撮っては嬉しそうにする姿も見られ、地域への貢献とあわせて自衛隊をアピールしていた。


父兄会婦人部が駅伝競技支援隊慰問
《徳島地本》
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 徳島地本(本部長・柴田有三1海佐)は1月4日、徳島市内ホテルで行われた自衛隊父兄会徳島県支部連合会婦人部(大野定子部長)による徳島駅伝競技支援隊(第15普通科連隊)の徳島県出身者に対する慰問を支援した。
 婦人部長は「新年早々寒い中、徳島駅伝の支援ご苦労様です。最後まで無事に任務を全うできるように願っております」と挨拶したあと、支援隊長の末永准尉をはじめ、支援隊員を激励した。続いて支援隊員と懇談し、駅伝支援のエピソードや婦人部の子弟の話題などで盛り上がり、終始談笑に包まれながら親睦を深めた。
 なお、第55回徳島駅伝は県内各市郡対抗戦で行われ、4日から6日までの間、県内46区間281・9キロの距離を激走し、徳島市チームが19年ぶりに優勝した。

無事故走行を表彰
プロ意識の成果
《新潟地本》
安全・確実な車両運行継続に高い評価
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 新潟地本(本部長・木上英輔1陸佐)は1月8日、車両無事故操縦による功績で、第4級賞詞(無事故走行10万キロ)・第5賞詞(無事故走行2万キロ)授与式を実施した。
 受賞したのは、長岡出張所の佐藤昌生1陸曹(第4級賞詞)、長岡出張所の橋下新2空曹(第5賞詞)で、それぞれ本部長から表彰を受けた。
 これは各人が車両運行に関し、常に操縦技能の向上と安全運行に努めたことからこの度の受賞にいたったもの。本部長は訓示において、常日頃の運転意識を精強な兵士に例え、「常に自衛官であるという強いプロ意識を持ち、車両運行においても、安全のための基本事項を確実に実施できるのが強い兵士であり、今回の受賞につながっている。地本全般として、今後も無事故を継続せよ」と述べ、本部全員に安全運転の重要性を強調した。
 新潟地本では、今後も官用車・私有車を問わず、より一層安全な車両運行と防衛運転に心がけ、無事故走行を継続するために意識の高揚を図っていきたいとしている。

北京五輪活躍選手ビデオレター作成
《愛知地本》
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 愛知地本(本部長・盛一丈嗣1陸佐)は、北京オリンピック女子柔道63キロ級金メダリストの谷本歩実選手(コマツ所属、安城市出身)及び野球競技代表の岩瀬仁紀選手(中日ドラゴンズ所属、西尾市出身)の協力を得て、入隊予定者激励会で放映するビデオレターの収録を、通信団第301映像写真中隊(市ヶ谷)と第10通信大隊(守山)の支援のもとに行った。
 愛知地本では、入隊する若者たちを激励する目的で平成17年度から毎年、愛知県にゆかりのある著名人に協力を求め、激励メッセージを収録している。谷本・岩瀬両選手は、オリンピックやペナントレース等の激戦を終え、疲れを癒すシーズンオフにもかかわらず、収録では終始和やかな雰囲気で撮影に臨み、入隊者に対する激励の言葉や体験談を話した。
 谷本選手は「今後も日本代表として頑張りますので、同じ日の丸を背負う自衛官として日本を守ってください」と激励し、岩瀬選手も「私はファンの皆様に感動を与えるプロ野球選手として頑張ります。皆さんは、平和を守るプロの自衛官として頑張ってください」と締めくくり、収録を終えた。
 収録されたビデオレターは、平成21年2月末から3月中旬に愛知県内の各市町村で開催される入隊予定者激励会で放映される。


年男の抱負
宮崎地本援護課 事務官 石崎晋哉
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 新年明けましておめでとうございます。昨年4月1日より宮崎地方協力本部援護課勤務を命ぜられ、約1年が経とうとしています。今年が年男という意識は全くなかったのですが、3度目の年男を迎えることになりました。
 新年の抱負としては、家族そろって何事もなく健康に留意し、一日一日を大切に過ごせればと思います。また、自分自身の成長につながるように、新しいことにも挑戦していきたいと思います。
 現在、私の任務である就職援護は厳しい時期でありますが、職場のコミュニケーションを大切にし、情報の共有化を図り、就職予定者全員の適職援護に努めて参りたいと考えておりますので、皆様のご指導、ご協力よろしくお願い致します。
 最後になりますが、今年が皆様にとって良い年でありますように心からお祈り致します。

FMラジオ番組で防災知識など伝える
《福島地本》
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 福島地本(本部長・馬塲清美1陸佐)は1月5日から3月30日までの間、毎週月曜日にラジオ放送に出演することになった。
 これは、本宮市のコミュニティFMラジオ局「MOT.COMもとみや」の番組、「防災・防犯情報室」の中で、防災予防の観点から自衛隊からの情報を頂きたいと依頼を受け実現したもの。福島地本がラジオ番組を持つことは初めて。
 事前調整で自衛隊のPRもあわせて実施できるようになり、福島県内の駐屯地等から支援を受け出演していく計画となっている。
 1月5日に行われた第1回放送は馬塲本部長の挨拶から始まり、水間広報室長及び池田広報官の巧みな番組進行で、無事放送が終了し、最高の幕開けとなった。
 福島地本では「こういった機会を最大限に活用し、幅広く自衛隊に対する理解と認識を深めるべく活動していく」としている。

武雄市公用車にラッピング広告
《佐賀地本》
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 佐賀地本(本部長・原圭三1陸佐)武雄地域事務所が所在する佐賀県武雄市において、自衛官募集ラッピング広告をした公用車10台が出現(写真)、自衛官募集広報に一役買うこととなった。
 これは、同市の自衛官募集窓口である総務課安全安心係の発案により、武雄地域事務所増田広報官がデザイン提供し、同市の厚意により実現したもの。ラッピング広告は、黄色を背景としカラフルな自衛官募集の文字が施されたものであり、「非常に目立ち、広報効果が期待できそうである」と武雄地域事務所長の山村3陸佐は笑顔で語った。
 佐賀地本では、地域自治体等と協力して今後とも組織募集を推進していきたいとしている。

入隊説明会を実施
《岩手地本》
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 岩手地本(本部長・浅野浩一事務官)は1月10日、一関出張所管内からの入隊予定者及び家族に対し入隊説明会を実施した。
 これは今春入隊予定者と家族を対象に、入隊の心構え・入隊準備・携行書類・前期教育等についての説明会を開催し入隊への不安感の払拭とつなぎ広報を目的に実施したもの。説明会には入隊予定者30名と家族28名が参加した。参加者からは「安心しました」「参考になりました」などの声が聞かれ、入隊への強い意志と希望に胸を膨らませていた。
 岩手地本では、各事務所も今後順次説明会を計画しており、一人も欠けることなく全員が入隊することを目指すとしている。


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