防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2009年1月15日号
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寄せ書き 年男・年女

記念すべき年に
遠軽駐屯地業務隊 事務官 山崎 優人
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 今年、20代最初で最後の年男を迎えます。これにちなみ、仕事に力を入れるのは当たり前のこと、特に趣味の充実を図る1年を築き上げていこうと考えを巡らせています。
 事の始まりは自衛隊に就職して2年目の夏、自分の車を手に入れたことを機に、軽い気持ちで山登りに挑戦し始めました。お世辞にも運動神経が良いとは言えない私ですが、頂上に辿り着いたときの達成感、下山後につかる温泉には言葉では言い表せぬものがあり、それ以降暇を見つけては出かけております。
 また、昨年においては仕事帰りに自動車学校に通い、バイクの免許を取得しました。こちらについては現在車両は所有しておらず、ヘルメットと革ジャンのみを所有しているという残念な状態であります。
 この記念すべき年は、これまでに模索した趣味をより一層エンジョイし、公私共に実りある1年にしていくつもりです。

父親として
評価支援隊=滝ヶ原 陸士長 渡邉光博
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 自衛隊に入隊し、早くも6年目を迎えようとしています。今までの自衛隊生活では目標を持たず、ただなんとなく毎日を過ごしてきた生活だったと思います。
 今年は年男という節目を迎えると同時に父親になる年でもあるので、健康管理や体力づくりはもちろんのこと、社会人として、また父親として何事においても自覚を持ち、前向きに物事に取組んでいけるように一日一日を大切に過ごせる年にしたいです。

年男の抱負
重迫撃砲中隊=福知山 2陸曹 羽田 篤
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 高校を卒業して自衛隊に入隊し、17年目を迎える今年、36歳年男となるにあたり、今一度自分の生活を見つめ直してみたいと思う。
 まず、勤務面において中隊人事陸曹となり、日々勉強しながらの業務であるが、誠意を持って各種人事手続きに取組んでいきたい。また、さらなる人事に関する知識向上に励みたい。
 私生活では、一家の大黒柱として、守るべき家族を不安にさせないよう健康管理に留意し、近づいてくる中年40歳の域へ、アンチエイジングを掲げて、努力、日々精進していきたい。

年女(24歳)
第4特科連隊=久留米 1陸士 山下夕加里
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 私が自衛隊に入隊して9ヶ月が経ち、今年で2度目の年女になりました。自衛官としてはまだまだですが、年女としては心機一転、目標を掲げようと思います。
 まず一つ目は自衛官としての志を高く持つことです。前述したように私は入隊して1年も経っていません。志を高く持つことで、強く正しく誠実な自衛官になりたいと思います。そして上官を信頼し、規律を守り、自制と責任ある行動をし、職務を完遂します。
 二つ目は陸曹になることです。新隊員の時の班長に憧れ陸曹に興味を持ち、中隊に配属されて上官の仕事ぶりを見て陸曹になりたいと強く思うようになりました。陸曹になるという目標を実現するために今からできること、体力練成や必要な知識を身につけ、学科の勉強に励みます。
 今年一年、日々着実に前進し、自分に妥協しないように張り切っていこうと思います。

年男の決心
第304施設隊=出雲 2陸曹 青山茂樹
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 タバコを覚えてから早33年、48歳を数ヶ月に控え、ようやくタバコを止める決心がつきました。今まで何回もチャレンジしてきましたが、いずれも長くて1ヶ月、最短で半日でリタイアの繰り返しでした。
 今回は盆休みからチャレンジを試みました。3日間くらいが一番辛かったような気がしますが、3日が1週間、1週間が1ヶ月、気がつけばもう3ヶ月が過ぎようとしています。おかげさまでこの頃はジジイ咳と痰も出なくなり、少しばかり健康になったような気がしています。
 4回目の年男を迎える今年は、飲酒の量を少なめ、ふっくら膨らんだメンテナンスをしたいと思っています。タバコを止められずに悩んでいる方々、その気になれば必ず止められます。止めると思わずに吸うのを一時休憩してみようと思ってみたらいかがでしょうか。

「頑張っています」新しい職場
活躍するOB シリーズ
ローレルバンクマシン(株) 小島 健太郎
小島氏は平成10年3月、館山航空基地隊を2海佐で任満退職。65歳
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 海幕援護業務課のお世話になりこの仕事に採用されました。職務は男子社員寮の寮監です。63歳までの勤務という求人内容で、8年間ここでお世話になりました。家内は寮母として採用され、夫婦住み込みでの勤務です。
 寮監という職名からみると、寮生の服務規律の監督が主な仕事と思われそうですが、その他に施設の維持管理もあり、その両方が主な仕事でした。
 「服務指導」、「施設管理」とくれば、甲板士官の仕事がピッタリ当てはまるわけで、自衛隊OBにはうってつけの仕事と考えます。
 実際、施設管理ではDIYが可能なものが極めて多く、大いに手腕を発揮したつもりです。
 苦労したのは、寮生に「時間を守る」習慣をつけさせることでした。特に「門限破り」対策に苦労しました。
 現役のうちに、2級ボイラー技士、危険物(乙4)取扱者、防火管理者などの資格を取得しておいたのが、採用される上で極めて役立ったと思います。他に、電気保安の資格も持っていれば正に「鬼に金棒」です。また、通信教育で「ビル管理」を受講しましたが、これも仕事上大いに役立ちました。援護業務課に感謝!
 このように退職前に早くから進路を予定し、それに必要な公資格を取得しておく事が再就職の条件を有利にする為には必要です。また、本人の方針が定まっていなければ就職援護担当者も途方に暮れるでしょう。
 もう一つ極めて重要な事は、「奥様への事前の根回し」です。寮管理のような仕事では奥様が担当する仕事量は馬鹿になりません。また、幹部自衛官夫人の場合は、それまで育んで来た(妙な?)プライドを捨てることも大事です。勿論、夫婦揃っての休暇や外出などは論外です。
 これらについては、相当の覚悟で臨まないと必ず破綻します。本人自身がやる気満々でも奥様に「不関旗」を掲げられたら「万事休す」です。くれぐれも遺漏の無いように。

お飾り講習会
《板妻駐屯地曹友会》
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 板妻駐屯地曹友会は12月19日、御殿場市山之尻の梶文雄さん宅においてお飾り講習会を受けた。最近ではお飾りを自宅玄関や車の前に装飾することも少なくなっている時代だが、古き良き伝統文化を再認識し普及まで追及できるようにと、各部隊から参加者を募り、曹友会長以下9名が参加した。
 パソコンや携帯電話の現代アイテムの使用には長けている若い隊員たちは最初戸惑いがちで悪戦苦闘していたが、作業が進むにつれ、夢中になり最後は立派に原型を完成させた。好みの飾り付けをして完成なのだが、原型を完成させた各隊員については古き伝統文化に触れ誇らしげだった。さらに普及できるよう、この講習会を定着させていければと考えています。(板妻駐屯地曹友会事務局長・星屋裕1曹)

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