防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2008年10月1日号
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寄せ書き

富士総火演と第12後支隊見学
新町駐屯地モニター 滝澤静雄
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 8月21日、富士総合火力演習及び第12後方支援隊訓練見学をさせて頂くため、自衛隊の大型バスに乗車、東富士演習場会場に到着し、実弾射撃演習を観覧致しました。
 富士総合火力演習を見るのは初めてなので、すごい迫力ある実弾射撃に驚きながら見せて頂き、実弾火力演習のすごさを実感致しました。この様な姿こそいざと言う緊急事態に防衛してくれる姿だと感じました。
 また、第12後方支援隊野戦外訓練の見学では、幹部自衛官の方から、本部の状況について地図上で説明して頂きました。訓練に参加されている隊員の方々も樹海の様な地盤の悪い場所にもかかわらず訓練に励まれているのにびっくりしました。現状視察見学は初めてなのでとてもすごい体験をさせて頂きました事をお礼申し上げます。


駐屯地夏祭り
第13施設中隊=海田市 3陸曹 岩佐謙二郎
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 8月7日、とても楽しみにしていた駐屯地夏祭り行事が実施された。それは、部隊対抗の盆踊り競技会のメンバーに自分が選ばれたからだ。昨年の中隊の成績が、準優勝に終わったということもあり、今年はぜひ優勝したいという気持ちが強かった。
 行事2週間前から、中隊総出で踊りの練習が行われたが、手を上げるところや声を出すところ等、踊り手みんなの動きがそろうまで何度も何度も繰り返し練習をした。練習場の室内は熱気により熱く途中集中を欠くときもあったが、みんなで心をひとつにし、一所懸命踊りに取り組む姿に中隊の団結力の強さを感じた。
 当日、いよいよ施設中隊の出番が来た。前も後ろも大観衆の中、大変緊張したが、それ以上に「やってやろう」という気持ちが強くなり、音楽が始まると不思議なことに緊張も忘れて思いっ切り踊ることが出来た。皆の大きな声がよく聞こえ、自分も負けじと大きな声を張り上げ思い切り踊ることが出来た。だれもが、本当に練習以上の声を出し、あっという間に時間は経ち踊りは終わってしまったが皆で楽しく踊れたこと自体に達成感があり、もの凄く気持ちがよかった。
 そして一番気になる審査発表、「第1位、施設中隊」とマイク放送が流れた時は、本当に嬉しくて興奮は最高潮に達し、みんなで喜びを分かち合った。この勝利はチームワークの勝利だと思う。また、今後も中隊で活動する上でのチームワークの大切さを強く実感する事ができた。陸曹になって初めての夏祭りでこのような体験ができ、忘れられないすばらしい夏となった。

世界遺産巡り
第25普通科連隊本部管理中隊=遠軽 3陸曹 井ノ口大輔
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 私たちは、7年間の交際を経て、今年の6月に入籍しました。
 私たちの趣味は旅行で、それも世界遺産巡りです。その中でも、何と言っても寺巡りが好きな私たち…。
 新婚旅行もバリ島へ行かせて頂きました。そこの教会で、洗礼を受ける貴重な体験もでき、思い出いっぱいの旅行になりました。
 まだまだ夫婦とは名ばかりの私たちですが、趣味と家庭を大事にして、良い家庭を築きたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

「私の趣味」
西部航空警戒管制団第9警戒隊=下甑島 空士長 藏野将太
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 皆さん、こんにちは。私は空自西警団隷下の下甑島分屯基地にて警備職で勤務している蔵野士長です。
 今回「私の趣味」と言うことで、私が今一番熱中している「バドミントン」を紹介したいと思います。
 始めたきっかけは高校時代にどの部活に入部するか迷っているとき、友達から「バドミントン部に入部してみないか」と誘われたからです。
 当初は、バドミントンなんて誰にでもできるような簡単なスポーツというイメージがありました。中学の時に陸上部で鍛えていたため、体力には自信があったのですが、入部して練習を重ねるうちにバドミントンがすごくハードなスポーツであることを認識しました。
 負けず嫌いな性格も手伝って、早く試合に出て勝てるようにと毎日練習に励みました。その成果が出たのか?最初の試合では、大差で圧勝することができました。試合後、勝利の喜びと感動を覚え、次第にバドミントンに魅了されていきました。
 この喜びと感動は、経験した者でしか解らないと思いますので、これから何かスポーツを始めようと思っている方やメタボ等でお困りの方、是非バドミントンを始めてみてはいかがですか?

第113教育大隊(初)WAC助教
第113教育大隊=国分 3陸曹 船附香織
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 この夏から、女性予備自衛官補招集訓練の助教として勤務している。
 招集訓練に参加する女性のほとんどが、自衛官志望である。限られた短時間で自衛隊のいろはを教え、基礎体力がついてないまま訓練突入するのはお互いにとって難しいことではあるが、彼女達の十分なやる気がいい訓練へと導いている気がしている。
 訓練期間は、彼女達と私の真剣勝負…少しでも気を抜くと負けてしまう。助教という立場ではあるが、私にとっては、自衛官としての基礎能力を試されている状況だ。
 人に教えるというのは、自分自身にそれだけの自信をつけないといけない。
 私の最大の任務は、彼女達に女性自衛官に憧れて訓練に参加した事を後悔させないことだと思っている。そして、一緒に過ごした時間が、お互いにとって『強く優しい女性になるための修行の時』となれば◎だ。
 助教としての役割が果たせているかは、分からない。しかし、2回目、3回目と訓練をしに再来隊してきてくれる彼女達がその成果だと信じ、更に自分に磨きをかけたい。

班長を終えて
第5高射特科群第305高射搬送通信中隊=八戸 3陸曹 遠藤健悟
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 私は、今回新隊員の前期教育の班長として初めて教育を実施しました。自衛隊の事など全く知らない新隊員を立派な自衛官にするために、自分が新隊員の時に班長からどの様な教育を受けたかを思い出すとともに、自分の足りない部分を勉強し、予行を何度も繰り返し教育に臨みました。
 いざ教育が始まってみると自分の予想外の行動をする隊員に戸惑い、どう教えたら理解されやすいのかという日々驚きと反省、自問自答の毎日でした。しかし、熱意と情熱を持ち、時には心を鬼にして指導してきました。結果、素直な隊員に恵まれ、3ヶ月間1人も脱落する事なく自分について来てくれたことに今は達成感でいっぱいです。
 この3ヶ月間で得た多くの経験を活かして今後は、中隊の後輩育成に努めるとともに自分が教育した新隊員たちに胸を張れるよう、日々精進し頑張っていきます。

中隊検閲に参加
第7普通科連隊第2中隊=福知山 陸士長 井上康弘
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 私は、小隊検閲に続き今回の中隊検閲に対戦車小隊の通信手として参加しました。
 編成完結式では隊容検査等が行われたが、特に異常もなく、私自身はガスマスクの装着要領に少し課題を残したと思います。
 以前の小隊検閲では、無線機の調子が悪くなったり、故障したりといろいろ問題がありましたが、今回は以前の二の舞にならないように事前にしっかり準備するとともに、通信陸曹に指導されたことを思い出すことで自信を持って状況に入ることができました。
 状況中、私は前線の動きがわからなかったので、通信の確保もふまえ小隊長に同行し徒歩で最前線まで行きました。すると、そこでは施設作業小隊による地雷処理が行われていました。頭の中では知っていたのですが作業風景を見るのは、今回が初めてだったので大変よい勉強になるとともに、施設の大変さが伝わりました。また、戦車部隊との協同訓練もあり、普段経験する事のない訓練ができたので充実した検閲となりました。通信手としては、通信の確保に努め、無線機の故障等もなく任務を達成することが出来ました。次回の検閲では、後輩も入ってきていると思うので先輩として後輩を引っ張っていけるように頑張ります。

土地に惚れる
第33普通科連隊副連隊長=久居 2陸佐 西津 護
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 私は、陸上自衛隊入隊以来大半を転勤生活で過ごしてきましたが、転勤先での生活の基本は、「今住んでいる土地に惚れる」ことだと思ってきました。そのためには、周りの人たちとのふれあいも大切ですし、その土地の歴史についても一通りの知識も必要かと思います。私も今まで、全国各地いろんなところで勤務してきました。ただ、今さらのように自分の住んでいる地域についてもっといろんな事を知りたいと意識したのは今回が初めてです。やはり自分が年齢を経るにしたがい、あらためて1日1日を大切にしていきたいと思うようになってきたからです。
 さて、今回私は、久居駐屯地に勤務させていただいております。当地では、まだ3ヶ月足らずで、ようやく連隊の伝統ある歴史がわかり、その歴史を大事に護っていらっしゃる人々の存在を知った程度で、まだまだ三重県を知るために努めていろんな場所に出かけてみなければと思っています。三重と言えば歴史の故郷とでも言うべき伊勢地域等有名な場所がたくさんあります。住まい近くにはいつでもいけると高をくくって意外と出かけないものです。今一度三重県の地図を広げてみてはいかがですか?思いがけない場所が発見でき日々の生活が豊かになるかもしれませんよ。

「らっぱ指導」
第16普通科連隊本部管理中隊=大村 陸士長 譜久原千春
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 私は、7月2日から4日までの3日間、長崎県消防学校のらっぱ科の方々にらっぱを教えてきました。
 3日間という短い期間で、その上らっぱ科の方々も全員が私より年上という事もあり、最初は教えるのにかなり戸惑いがありました。中でも、耳で聞いて「何となくこうだろう」という感覚で吹く人や、楽譜を読めない人がほとんどで、そういった方々に楽譜の読み方から説明するのが大変でした。しかし、周囲の物に例えたり、図や表を用いて説明する事で理解を深め、演奏の向上に繋ぐ事ができました。
 そんな中、らっぱ科の方々は、熱心に私の説明を聞き、問題点などはすぐに聞いてくれて、短期間でらっぱも楽譜の読み方も体得してくれました。私も人前で話をしたり、人に教えるという面で大変勉強になり、やって良かったと感じました。

頑張っています 新しい職場
シリーズ 活躍するOB
先輩、上司の支えで毎日楽しく
シーレックス株式会社 佐藤 隆雄
佐藤氏は平成19年9月、弘前駐屯地業務隊を陸曹長で定年退職。54歳
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 私は、平成19年9月弘前駐屯地業務隊を最後に定年退職し、先輩OBの方の「一緒に働いてみないか」というお誘いと、自衛隊青森地方協力本部弘前援護センターのご尽力により平成19年10月から現在の職場(シーレックス(株))に再就職する事が出来ました。
 シーレックス株式会社は、大和情報サービス株式会社が手がける、複合・大型商業施設やホテル事業を受託して管理運営する会社で、主たる業務は建設物の総合管理です。
 現在は、OBの方2名と協力し合いながら3名で、アクロスプラザ黒石及びアクロスプラザ五所川原(ショッピングセンター)の2ヶ所の施設・駐車場・テナント管理等の業務を行っています。
 最初は、民間企業で働くことへの不安と戸惑いがあり、電話の対応がうまくいかなかったり、いたるところに自衛隊用語が出てくる等、苦労した面もありましたが、良き上司や先輩に恵まれ、失敗を重ねながらも毎日楽しく勤務しています。
 今後も、自衛隊で培った体力と粘りで、より良い施設環境を維持し買い物をするお客様が気持ちよく買い物をして、気持ちよく帰っていただけるような商業施設を目指し頑張っていきたいと思っています。
 これから定年を迎える皆さんには、再就職しても笑顔で仕事が出来るように今から自己管理をしっかりして、健康第一に頑張ってもらいたいと思います。


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