防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2008年7月1日号
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防衛モニター委嘱式
《福岡地本》
女性の視点取入れ募集拡大へ
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 福岡地本(本部長・時津憲彦1陸佐)は6月12日、第3期女性防衛モニター委嘱式等を実施した。
 このモニター制度は、激変する募集環境への対応の一環として、募集基盤拡大のため女性(母親)の理解促進を図り、女性の視点から各種施策に対する意見を参考にすることで、より実効性のある施策を考察することを目的としている。平成18年から実施しており、今年度の第3期公募には、大学生、主婦、事業主など多数の応募を得た。
 この日の委嘱式には8人が出席し、時津本部長が委嘱状を手渡すとともに、「地本の計画している研修などに積極的に参加して自衛隊を知ってください。そして、どうぞ遠慮なく女性の視点からの様々なご意見を頂きたい」と挨拶した。
 委嘱式に引き続き、募集課長の澤村信1陸佐による自衛隊の現状や安全保障について、クイズ形式を取り入れるなど分かりやすい講話が行われ、初めて知る数々の事柄に各モニターは興味津々の様子で、盛んにメモを取っていた。引き続き、隊員の日常生活を知るため福岡駐屯地に場所を移し、隊員食堂での体験喫食や第4後方支援連隊(連隊長・山内大輔1佐)の支援を得て、生活隊舎や整備工場等の研修を行い、各モニターは生の隊員の姿に接し自衛隊に対する認識を深めた。
 福岡地本では、来年3月まで、各種の勉強会や部隊研修、体験搭乗などを実施し、女性防衛モニターから様々な意見を得ることを計画している。

イベントで自衛隊PR
《高知地本》
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 高知地本(本部長・竹田隆康1陸佐)は5月11日、雲ひとつない絶好の広報日和に恵まれ、高知市の子供テーマパーク「わんぱーくこうち」で海自呉地方総監部移動広報班と共同でイベントを行なった。このイベントは今年2回目で、高知県内は自衛隊の部隊が少ないため、自衛隊をより身近に感じてもらう目的で企画された。
 海自の制服を試着して子供から大人まで家族で楽しめるポラロイド記念撮影会や自衛隊の活動状況などのパネルが展示された。朝から多くの子供連れの家族が来園するなか、制服試着は順番待ちが出来るほど人気を集めた。中には制服姿の自衛官が怖かったのか泣き出す子供もいたが、最後には慣れて家族で仲良く敬礼しながら笑顔で記念撮影していた。また、記念撮影の待ち時間には各種広報パンフレットを見て質問があったり、パネル展示での自衛隊の活動を熱心に見る人もいた。一日だけの限られた時間のなか、自衛隊と地域住民が触れ合ったイベントになった。

大赤羽祭に参加、初の広報活動行う
《東京地本》
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 東京地本北地域事務所はJR赤羽駅東口周辺で実施された第53回大赤羽祭に参加し、初めて募集広報活動を実施した。この伝統ある大赤羽祭で募集広報活動を実施できた経緯は、北区募集相談員支部長の菊池真理子さんから主催する赤羽商店街連合会への紹介があったことによる。活動内容は、募集資料の設置、防弾チョッキの試着、南極の氷の展示、大型液晶モニターでの自衛隊PR映像の放映。特に防弾チョッキの試着は大好評で、試着して写メールを撮り合うカップルや親子、また「こんな重い防弾チョッキを着てイラクで自衛隊員は活動していたの」など所員に気軽に話しかける姿も見られた。
 北地域事務所では、「募集資料をもらいたいという疲れも取れる嬉しい問い合わせもあり、自衛隊のPR、適齢者情報の収集など当初の目的を達成できたイベントだった」と話している。

試験合格者に説明会
《宮城地本》
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 宮城地本(本部長・冨井稔1陸佐)は6月14日、幹部候補生1次合格者に対し説明会を実施した。本年度は宮城県から部内外を含め108人が受験し55人が1次試験に合格した。当日は合格者のうち30人が参加し、募集課長から2次試験種目と受験心得などの説明を受けていた。直前に発生した岩手・宮城内陸地震発生の影響で一部時間変更するとともに遅延者に対する説明も行なった。海自幹部候補生受験者に対しては東北方面総監部の海上連絡幹部から海自幹部の魅力について説明を受けた。
 参加した受験者からは「かならず合格して立派な幹部自衛官になり、社会に貢献したい」と2次試験への意欲を示していた。

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