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自衛隊ニュース   2008年6月1日号
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予備自召集訓練を支援
《札幌》
部隊と連携、勢力確保に努める
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 札幌地本(本部長・山下純夫1陸佐)に所属する予備自衛官招集訓練が、4月27日から開始された。
 札幌地本は今年2月に招集訓練部隊と連絡調整会議を実施、訓練計画を早期に作成して準備を進めていた。招集訓練は、4月27日の「1日間訓練」が第7後方支援連隊で実施されたのを皮切りに、第11旅団司令部付隊及び札幌地本でそれぞれ行われた。また、「5日間訓練」が第11戦車大隊、第11普通科連隊で実施され、「1日間訓練」3回、「5日間訓練」2回、総勢380名に及ぶ予備自衛官が、ゴールデンウィークを活用して、それぞれの招集訓練に参加した。
 その間、札幌地本は、受付支援・出頭確認・参加の促進業務などを行い、訓練を支援した。参加した予備自衛官は、それぞれの招集訓練部隊長から手渡される予備自衛官旗を引き締まった表情で受け取り、これから始まる訓練に対する意気込みを示していた。
 「5日間訓練」の最終日では、19名の予備自衛官に対し、長年にわたる功績を称え、防衛大臣表彰をはじめ、永年勤続者表彰式を実施した。また、この訓練を最後に上限退職する20名の功績を讃える紹介行事が行われた。任期満了を控えた予備自衛官に対しては、継続の意志を促すとともに、即応予備自衛官への志願勧誘を実施した。さらに、部隊に対しては、予備自衛官及び即応予備自衛官への志願勧誘協力も求め、無事訓練は終了した。
 札幌地本では、今後もより一層部隊と連携を密にし、「力強い予備自衛官」を求め、招集訓練の充実と勢力確保に努めていくとしている。

各地域イベントに参加
《岡山地本》
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 岡山地本(本部長・武政賢一1陸佐)はゴールデンウィークに岡山県内で実施された各地域イベントに参加した。
 4月27日、岡山市西大寺で開催された「わっしょいカーニバル西大寺」では、第13旅団司令部付隊の支援を得て、化学防護車展示等の広報活動を行った。また、ミニ制服試着コーナーでは「航空自衛隊制服」が初登場、陸海空各自衛隊の制服が勢揃いし、その光景に多くの来場者が足を止め、写真撮影をするなどしていた。4月28日には、同市百間川で開催された「百間川ふれあいフェスティバル」で第305施設隊の支援を得て、軽徒橋及び人命救助システム等の展示を行ったほか、津山市で「仙人まつり」が開催され、第13高射特科中隊の支援を得て、93式近距離地対空誘導弾(近SAM)の展示を行った。
 5月3日から5日の間は、岡山市内商店街で開催された「ゴールデンフェスタ岡山」で第13偵察隊の支援を得て、軽装甲機動車を展示。ゴールデンウィーク最終日の5月6日には、津山市内の大型店舗「アルネ津山」で津山ミニ防災展を行うなど、岡山地本はゴールデンウィーク中に、各部隊から支援を受けながら積極的な広報活動を実施した。

募集説明会を実施
《佐賀地本》
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 佐賀地本(本部長・原圭三1陸佐)は5月9日、県内所在の大学や高等学校、専門学校40校の進路指導担当教諭に対し、自衛官採用試験に向けての自衛隊制度説明会を実施した。
 目達原駐屯地で行われたこの説明会は、自衛隊全般の制度に始まり、陸海空ごとの特質及び職種等に関する説明を実施するとともに、佐賀地本自作の広報ビデオ「新隊員の一日」を放映した。また、説明会に合わせて、体験喫食、UH―1体験搭乗、目達原駐屯地に所在する第3対戦車ヘリコプター隊の装備品見学(写真)を実施し、参加した教諭らは自衛隊への理解を深めていた。

地元祭りで広報活動
《福井地本》
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 福井地本(本部長・中村忍1海佐)は5月3日から5日の間、鯖江市商工会議所主催「さばえつつじまつり」で広報展示を行った。
 この祭りは毎年、西山公園で開催されているが、今回は商店街の活性化とにぎわいを取り戻そうと中心市街地では「働く自動車コーナー」を設けて、警察、消防、建設車両と共に自衛隊車両を展示した。会場では鯖江駐屯地施設中隊も参加し、軽装甲車、自走架柱橋など、子供達だけでなく大人達にも自衛隊車両は注目を集めた。広報展示コーナーでは、海自舞鶴募集支援班と共に、パネル展示、ミニ制服試着のほか、募集案内パンフレット1400枚の配布による広報活動を実施した。

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