|
|
|
 2008年1月1日号 |
 |
|
| 募集担当者会議に参加 |
| 《愛知》 |
| 自治体と活発な意見交換行う |
 |
愛知地本(本部長・盛一丈嗣1陸佐)は11月29日、空自小牧基地で愛知県主催「愛知県自衛官募集事務担当者会議」に参加した。この会議は県から10名、市町村からは45名の募集事務担当者等が出席して行われた。初めに愛知地本募集課から自衛官募集の現況を説明し、厳しい募集環境の中でのより一層の組織募集の協力を依頼した。特に「適齢者情報の提供」については市町村の担当者も強い関心を示し、活発な意見交換が行われた。参加者には自衛官募集に関する意欲も感じられ、地本と自治体の一体感を強める会議となった。また、会議終了後には自衛隊の任務や活動の理解促進のため、基地見学と体験喫食を実施した。
参加者からは「今回の会議を通じて自衛官募集の法的根拠や組織募集の重要性を理解できた。また現場で働く自衛官の姿を見ることができて大変有意義だった。自治体としてもできる限り協力したい」との声もあった。 |
|
| 企業説明会を開催 |
| 《函館》 |
|
函館地本(本部長・日向錦次郎1海佐)は11月16日、退職予定隊員を対象に、合同企業説明会を開催した。説明会には地本管内に就職を希望する陸海空の退職予定の任期制隊員28名、定年退職予定隊員16名の計44名と企業側22社が参加した。
主催者挨拶で片桐幸男副本部長が退職予定者に対して、「雇用情勢について道南では依然厳しい状況が続いている。短い時間ではあるが面接を通して、自分に向いているか、真にやれるか、確信を持ってもらいたい」と話した。説明会は個別面談方式で行われ、隊員達は各ブースで、真剣な面持ちで企業側の話を聞き、各企業も隊員の就職に対する意見、意志の確認をするなどした。会場は熱気に包まれ、希望する会社との面談に良い感触を掴んだ隊員も多数見受けられた。
個別面談終了後は、企業担当者と援護担当者等との懇談会が開かれ、企業側の意見と隊員に対する就職指導について意見交換した。その中で企業側から「自衛隊員はまじめで基本教育も出来ている。即戦力になりうる能力を持っているが、積極性に欠けるところがある。もっと自己主張をした方がいい」 との意見が出され、今後の就職援護を進める上で有意義な説明会となった。 |
|
| 地元祭りで広報活動 |
| 《埼玉地本》 |
|
埼玉地本入間地域事務所(所長・杉山聡1空尉)は11月17、18の両日、茂呂山町で行われた「第14回茂呂山町産業祭り」に参加し、募集広報活動を行った。会場は両日とも天候に恵まれ、延べ2万3000人の来場者で賑わった。
特に「ちびっ子制服試着コーナー」は子供連れ家族に大人気で、子供に制服を着させ、家族で記念撮影する光景が多く見られた(写真)。また、災害派遣等自衛隊の活動を写真展示した「パネルコーナー」が会場を訪れた人々の目を引き、幅広い年齢層の来場者が関心を示していた。
入間事務所では、「今回のイベント参加は自衛官募集相談員及び町役場の支援協力を得て実現した。今後も各種イベントに積極的に参加し、募集成果につながるよう自衛隊を広くPRしていきたい」としている。 |
|
| 企業主等が訓練見学 |
| 《鳥取地本》 |
|
鳥取地本(本部長・堀浩明1陸佐)は12月8日、県内2ヶ所の商工会会長等7名に対して予備自衛官招集訓練の研修を実施した。
研修は予備自衛官による89式小銃の射撃訓練を見学したあと、米子駐屯地資料館と装備品を見て回った。研修終了後に実施したアンケートには、「研修で自衛隊に対する理解が深まった」などの感想があった。また、「退職自衛官を受け入れたい」「再就職についてPRしたい」との回答もあり研修は大きな成果を得た。 |
|
| F-3エンジンの累積飛行時間100万時間達成 |
|
| T-4が搭載するF-3エンジンの累積飛行時間100万時間達成に関する「記念盾」の贈呈が12月13日、防衛省航空幕僚長室で行われた。100万飛行時間達成は安定的に長期運用するエンジンの目安と考えられることから、これを記念して製造した(株)IHIが航空自衛隊に記念盾を贈呈した。空自ではこれを受け、「純国産エンジンで初めての100万時間達成は、長期運用に供したエンジンの証であり、大変喜ばしく思う。今後ともエンジンの品質維持に努め、航空機の飛行安全を確保していく」とコメントしている。F-3エンジンは、技術研究本部が昭和56年から63年の間に開発した純国産ターボファンエンジンで、空自では約500台を保有している。同エンジンを装備しているT-4中等練習機は飛行訓練に用いられるほか、ブルーインパルスの3代目機種として全国の航空祭などイベントでの展示飛行で活躍している。 |
|
|
