防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2008年1月1日号
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職場体験学習を支援
《岐阜》
中学生 自衛隊生活にふれる
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 岐阜地本(本部長・本田親行1空佐)は11月6、7の両日、空自岐阜基地及び陸自岐阜分屯地で中学生の職場体験学習を支援した。
 今回体験したのは、大垣市立大垣東中学校生徒10人と下呂市立下呂中学校の生徒1人の計11人。自衛隊での職場体験は、大垣東中学校は平成17年以来毎年実施されており、下呂中学校では今回が初めての参加となる。
 体験学習に先立ち、まずは生徒全員が迷彩服に着替えた。初めて着る迷彩服と半長靴に四苦八苦しながらも、着替えると気持ちも引き締まるようで、すれ違う隊員には大きな声で挨拶する姿が見られた。体験の内容は基本動作、救急法、ロープワーク、手旗信号、地図の見方などの実習、空自岐阜基地の職場見学及び自衛隊ぎふ広報センター見学を実施した。意欲的な生徒が多く、特に救急法の実習では、「毛布と竹竿を使って担架を作るには?」との課題を出すと、生徒同士で話し合いながら答えを導き出すなど、2校の生徒が団結して取り組んでいた。2日間の体験を終えて、生徒からは「初めて体験することが多く、勉強になった。また機会があれば参加したい」と感想を述べた。
 岐阜地本では、職場体験を支援して生徒たちに自衛隊に対する理解を深めてもらいたいとしている。

募集対象者
空中散歩を満喫
《大分地本》
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 大分地本(本部長・澤野一雄1陸佐)は11月23、24の両日、募集対象者等に対し体験搭乗を実施した。
 初日は、別府駐屯地で陸自目達原駐屯地西部方面ヘリコプター隊(UH-1)による体験搭乗を実施した。絶好の秋晴れに恵まれ、「十文字原演習場〜由布岳〜志高湖」という紅葉の絨毯の上のコースを20分間飛行し、25人の搭乗者は十分満喫した様子だった。
 2日目は大分空港で35人に対し、海自鹿屋基地所属のP-3Cよる体験搭乗を実施した。この日も絶好のフライト日和となり搭乗者は、関アジ・関サバで有名な、豊後水道周辺を飛行した。
 初日に参加した高校生は、「天気も良く、紅葉がチョー綺麗で最高でした」と感激した様子。募集協力者の年配の女性は「よい土産話ができました」と感想を述べていた。また、2日目に搭乗した女性は「大分空港で自衛隊の飛行機に搭乗できるとは思いませんでした」と話し、別の男性は「普通は搭乗できないと聞くP-3Cに搭乗できてよかった」などの声も聞かれ、体験搭乗は成功裡に終了した。

防協女性部と交流
《栃木地本》
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 11月29日、栃木県防衛協会女性部と県内駐屯地に勤務する女性自衛官が交流会を行い、親睦を深めた。毎年恒例となったこの行事では、企業見学や美術館めぐりなどの体験があり、楽しみにしている隊員も多い。
 今回訪れたのは、サッポロビール那須工場と、サンバレーリゾート那須高原。ビール工場ではオープン前の工場内を特別に見学し、ビールが出来る工程を学んだ(写真)。その後、女性部員の手工芸講座で「千代紙かざぐるま」を作ったり、楊枝入れを作ったりと思い思いに時間を過ごした。
 女性隊員は「この応援を糧として、明日からもがんばります」と笑顔溢れる隊員達。女性部員から1年分の元気をもらったようだ。
 最後に、中川女性部長が「女性が自衛官として勤務し続けるには、大変なご苦労があることでしょう。私達はこれからも皆さんをバックアップしていきたいと考えています」と述べ、今回の交流会を終えた。

地域住民に防衛講話
《富山地本》
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 富山地本部長・青木紀男1陸佐は12月1日、地元自治会の要請を受けて防衛講話を行った。これは日本の防衛や自衛隊について知る機会の少ない地域住民に対し、国防の重要性について理解を深めてもらいたいと町内会が独自で企画したもの。会場には富山市下新北町の住民が続々と集まり、予定の60人を超える講演会となった。
 青木本部長は、危機管理について身近な問題に置き換えるなど分かりやすく説明し、時々拍手や笑い声も聞こえる楽しい雰囲気での講演となった。最後には、自衛官の制服や階級章などについての解説や、地元地区を担当する広報官を紹介するなど自衛官募集のPRも併せて行った。

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