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   2007年12月15日号
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隊内生活体感を実施
《群馬》
女性モニター
自衛隊をもっと身近に
 初日は、相馬原演習場で指導担当の第12通信中隊の教官から生活体験全般の説明を受けたあと、基本教練、駐屯地資料館見学、特殊降下訓練を行った。降下訓練では、平地と斜面を利用しての動作の確認に続き、訓練塔の足場のある場所で降下訓練を行った。参加者は隊員の熱心な指導の下、日常からかけ離れた訓練に没頭した。夜は女性自衛官との懇談の機会や、ベッドメイキングを習うなど貴重な体験をして初日を終えた。
 二日目は、10キロの行進訓練を実施。雨の中、慣れない服装に四苦八苦する姿も見られたが、全員が完歩して訓練を締めくくった。
 参加者は「隊員の方々が溌剌としていて、訓練中は元気をもらいました。また一歩、自衛隊を身近に感じることができました」「チームワークの良さは寝食ともにして訓練に臨んでいるからだと思いました。モニター同士、また指導して頂いた隊員の人達とも友情が芽生えました。貴重な体験をありがとうございます」などの感想を述べ、名残惜しそうに相馬原を後にした。

イベント大作戦
《大阪地本》
 大阪地本(本部長・河村仁陸将補)は募集広報の一環として11月23、24の両日、繁華街ミナミに誕生した水辺の遊歩道「とんぼりリバーウォーク」と梅田スカイビルで本部総出の広報イベントを実施した。
 このイベントでは、パネル展示や写真撮影、ミニ制服の試着、自衛隊グッズのプレゼントなど多彩なコーナーを設けた。メインプログラムは23日の大久保駐屯地音楽同好会によるジャズセッション、24日の「ちょっと早めのクリスマスライブ」と題した信太山駐屯地同好会による演奏が行われ、観客たちは次々に流れるメロディに足を止め聞き入っていた。
 また、イベントで目玉となったのは、アンケートに答えると抽選で「戦車試乗」「海自カレーと掃海艇見学」ができるというもので、アンケートの回答者は両日合わせて550人、うち約7割が募集対象者だった。
 大阪地本では、今後もあらゆる機会を捉え幅広く広報し、より多くの募集対象者の獲得につなげたいとしている。

銃剣道選手権大会で個人戦優勝など大活躍
《佐賀地本》
 佐賀地本(本部長・塚本和重事務官)は12月2日、目達原駐屯地で開催された第10回佐賀県銃剣道選手権大会に参加した。
 本大会では、目達原駐屯地、脊振山分屯基地の各部隊など県内から19チームが参加の団体戦と、個人戦33歳以下・34歳以上の3部門で競い合った。佐賀地本からは、団体戦に2チーム、個人戦33歳以下の部に佐賀地本最年少の平石貴英2曹(31歳)、そして、個人戦34歳以上の部に坂本秀文1曹を筆頭に7名がエントリーした。
 団体戦は、参加した2チームのうちの1チームが決勝トーナメントに進出するも、惜しくもベスト8止まりだったが、個人戦では34歳以上の部で、荒川正道曹長が決勝戦で見事に国体選手の森直人選手に競り勝ち優勝した。また、宇野文祥2尉が3位に、江湖忠則1曹が4位と上位を佐賀地本がほぼ独占するといった輝かしい結果を残した。

CH-47体験搭乗
《岩手地本》
 岩手地本(本部長・渡邊金三1陸佐)は11月23日、花巻空港においてCHー47による体験搭乗を実施した。
 当日は絶好の体験搭乗日和となり、参加者の募集対象者など54名はフライト前の安全教育のあと搭乗し、花巻市上空の絶景を満喫した。搭乗を終えた高校生からは「操縦している姿を見ることができ感動した」「自衛隊を身近に感じる事ができた」などの感想が聞かれた。
 岩手地本では、「今後も体験搭乗などを通じて、一人でも多く自衛隊に関心を持ってくれるよう尽力する」と話している。

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