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   2007年12月1日号
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地元祭・学園祭等に参加
地本 ブースで積極的に広報
 地本では11月3日の文化の日に合わせて行われた地元祭りや学園祭などの行事に参加し、近隣に所在する部隊や音楽隊等の協力を得て募集広報などを実施した。各会場では自衛隊ブースを設置し、来場者と交流を深めた。

《香川地本》

 香川地本(本部長・溝越正信1陸佐)は香川大学学園祭及び丸亀市綾歌町で開催された「ふるさとまつり」で自衛隊広報コーナーを開設した。
 11月2日から4日の間は香川大学キャンパスで、災害派遣活動、装備品等の写真パネル展示などを行った。学園祭には多数の一般客が来場し、自衛隊広報コーナーにも約200人の見学者が訪れた。
 また4日には、丸亀市綾歌町の総合文化会館で開催された「菊フェスティバル あやうたふるさとまつり」に参加した。50普連(善通寺)の協力を得て、軽装甲機動車及び人命救助システム器材を展示し、香川地本は73式小型トラックで広報した。当日は約5500人の市民がイベント広場を訪れ、自衛隊の広報コーナーにも多くの来場者が押し寄せた。73式小型トラック等の車内を隅々まで見学したり、人命救助システム器材についても興味津々で係員に質問するなどしていた。

《山梨地本》
 山梨地本(本部長・齋藤英明1陸佐)では県内に所在する大学祭に参加し、広報活動を行った。11月2日から4日、山梨学院大学の学園祭「樹徳祭」では、駒門駐屯地から支援を受けて機甲教育隊から軽装甲機動車、国際活動教育隊から96式装輪装甲車と73式小型トラックの展示を大学構内で行った。また、教室を利用して個人装備品の展示・試着やDVDの放映、各種パネル展示及び広報パンフレット配布などした。
 学園祭開始から車両展示コーナーは学生たちに大人気で、車両をバックに記念撮影をしたり、隊員に質問する姿などが見受けられた。また、教室を利用した展示会場には、3日間を通じ約600人の来場者があり、大盛況となった。鉄帽や防弾チョッキを試着し、「こんなに重いんですね」「何キロあるんですか?」など興味を示す一方、各自衛隊の職域や国際貢献活動並びに災害派遣などの各種パネルを熱心に眺めるなど、関心の高さが伺えた。
 また3、4日の両日には帝京科学大学の「科大祭」に参加し、各種パネル、装備品の展示、DVD放映等の募集広報活動を実施した。今回、帝京科学大学の学園祭には自衛隊として初めての参加となったが、ブースには両日合わせて約300人が訪れて賑わった。
 山梨地本では、「今回の学園祭参加により、学生や一般の来場者に対し、自衛隊を身近に感じてもらえることができた。今後もこの様な機会を通じて自衛隊への理解促進を図っていきたい」としている。
《埼玉地本》
 埼玉地本(本部長・園田郁夫1陸佐)は11月3日、埼玉県本庄市で開催された「本庄まつり」で32普連、本庄市自衛隊協力会・父兄会等の協力を得て、募集広報を実施した。この本庄まつりは本庄市最大の伝統ある秋祭りで、晩秋の中山道を巡行する十基の絢爛豪華な山車を見ようと、毎年大勢の人で賑わう一大イベントである。
 埼玉地本は、市民プラザで32普連の支援を受け、高機動車の装備品展示とらっぱ隊による吹奏展示を実施した。「起床らっぱ」に始まり、「行進らっぱ」「食事らっぱ」と続き、旧軍のらっぱ演奏も行われ、秋空にらっぱの音色が響きわたった。特に、らっぱによる四重奏は圧巻で、吹奏が終わると大きな拍手に包まれていた。最後は名曲といわれる「消灯らっぱ」で締めくくり、趣ある音色が会場を包んでいた。
《千葉地本》
 千葉地本(本部長・久野敬市1海佐)は11月3日、茂原市・長南町・長柄町で行われた農林商工まつりで広報活動を実施した。
 3ヶ所で展示された自衛隊PRコーナーには、朝早くから家族連れや小学生が多数集まり、自衛隊装備品の写真パネル展示やミニ制服を試着しての記念撮影に立ち寄る人で賑わった。また、長柄町では高機動車が展示された。自衛隊の装備品を間近で見るのは初めての人が多く、車両の大きさに驚くとともに車中に乗り込んで広さを確認したり、記念写真を撮ったりと大人気だった。
《茨城地本》
 茨城地本(本部長・杉本正明事務官)は11月3日、茨城町で行われた「いばらきまつり」で募集広報を実施した。このイベントは、茨城町の経済産業発展振興を図るため、地元実行委員会が中心となって行われた。会場内のステージでは、地元幼稚園児よる楽器演奏をはじめ、郷土芸能披露やお笑い芸人によるショー、ビンゴ大会などで多くの来場者を楽しませた。
 水戸募集案内所は、ステージ正面に募集広報ブースを設け、各種装備品写真パネル及び偵察用オートバイ装備品を展示した。多くの来場者が迷彩服を試着して偵察用オートバイにまたがり、記念写真を撮影するなど人気を博した。

高校生が部隊・基地研修
《静岡地本》
 静岡県内に所在する加藤学園高校1年生と静清工業高校2年生が10月23、24の両日、陸自富士学校を研修した。
 今回の研修は総合的学習の一環によるもので、静清工業高は昨年、空自静浜基地と陸自富士学校で研修を行っているが、加藤学園高は今回が初めて。
 生徒たちは資料館で概要説明を受けたあと、館内にあるイラク人道復興支援、国際緊急援助隊のコーナーなどを見学した。資料館前では隊員による74式戦車、軽装甲機動車等の説明があり、興味深げに聞き入っていた。その後、演習場に場所を移して、幹部学生の障害通過運動を見学し、同じコースを歩いて実際に体験した。
 昼休みは隊員食堂で隊員と一緒にボリューム満点の食事をとり、厚生センターの売店では自衛隊限定のグッズに興味を示していた。
 また、静清工業高については、一部のクラスが空自浜松基地を訪れ、整備・救難・消防など多岐にわたる航空自衛官の業務を研修した。

中学生に「南極の氷体験学習」実施
《兵庫地本》
 兵庫地本(本部長・濱崎久実1陸佐)東播地区隊は10月10日、高砂市立荒井中学校の生徒約380人と父兄らに対し、「南極の氷体験学習」を行った。
 まず渉外広報を担当する井上伸一1海尉から南極観測の概要や氷の特徴などが説明された。生徒たちは、南極でオゾンホールを発見したのは日本観測隊であるとの話に聞き入っていた。
 説明後、生徒たちの前に実物の氷を展示、「実際に触りたい人」との問いかけに一斉に手が上がった。生徒たちや父兄らは順に氷を触り感触を確かめた。その後、コップに砕いた氷と水をいれ、氷の中の気泡が弾ける音に静かに耳を傾けてこの気泡を体験していた。

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