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   2007年10月1日号
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3自音楽隊を支援
《秋田》
演奏会など イベントで聴衆を魅了
陸自東北方面音楽隊が目抜き通りでミニコンサート
 秋田地本(本部長・三浦博安1空佐)は9月、陸海空3自衛隊音楽隊の演奏会を支援した。
 9月1日、海自大湊音楽隊の演奏会が二ツ井総合体育館で行われ、約900人が集まった。大湊音楽隊の新編30周年記念委嘱作品の行進曲「ボン・ボヤージュ」や熊崎隊長自らが熱唱するドラマの主題歌などが演奏され、幅広い曲目構成により聴衆を楽しませ、会場は拍手の嵐に包まれた。
 8日には、にかほ市で行われた「南極フェア」で空自北部航空音楽隊の演奏会が行われた。フェアのメインイベントとして、「ゲバゲバ90分」を皮切りに、「パイレーツ・オブ・カリビアン」など多彩なジャンルの曲を歌やクラリネットソロを交えた演奏で聴衆を魅了した。同会場では21普連による人命救助器材の展示も行われ、新潟県中越沖地震に派遣された隊員からの説明には多くの来場者が聞き入っていた。
 また、陸自東北方面音楽隊は8日、能代市で「おなごりフェスティバル」に参加し、市内目抜き通りの柳町ストリートでミニコンサートを開催した。音楽隊とフラッグ隊の息の合った演技に路上を埋め尽くした観客から割れんばかりの拍手が送られた。翌9日には、能代市内5校の高校吹奏楽部員105人に対して演奏指導を行った。各パートに分かれた学生は、2時間という限られた時間の中で真剣に取り組んだ。

中学生が職場体験
《沖縄地本》
 那覇市立小禄中学校2年生の16名が9月12日から9月14日の3日間、在沖陸海空自衛隊の職場体験を行い、沖縄地本(本部長・末永典良1陸佐)がこれを支援した。
 初日の空自体験では、初めに第302飛行隊と修理隊の救命装備小隊を研修し、間近で見る戦闘機や救命装備品に興味津々の様子で、次から次へと質問が飛び交っていた。続いて那覇救難隊と施設隊の消防小隊を訪れ、救難隊におけるロープ訓練や、消防小隊における先般の中華航空機炎上事故の講話等を通じ、平素からの訓練の重要性や自衛隊の任務の大変さを実感したようであった。
 2日目の陸自体験では、第101飛行隊及び第101不発弾処理隊を訪れ、参加者の一人は、「自衛隊が離島の救急患者を運んだり、不発弾処理を行ってるなんて初めて知った。命がけで僕達を守ってくれているんだなぁ」と話していた。また生徒たちは不発弾発見時の対処法や救急法についても体験した。
 最終日、海自第5航空隊では対潜哨戒機P―3Cの大きさに皆圧倒されている様子だった。中には将来パイロットになりたいと話す生徒も数人いて、目を輝かせながら説明を聞いていた。
 3日間にわたって行われた今回の職場体験では、これ以外にも空自の音楽隊や、海自の気象班や写真班、陸海空の食堂等も訪れた。参加し生徒は一様に「自衛隊が国民のために頑張っている事がすごくわかった3日間だった。また、沢山の職種があることにびっくりしました」と、今回の職場体験を満足げに語っていた。
 沖縄地本は、今後もこのような職場体験等の要望を積極的に取り入れていくとしている。

雇用企業主
訓練見学を実施
《兵庫地連》
 兵庫地本(本部長・濱崎久実1陸佐)は即応予備自衛官雇用企業主等に対して、訓練見学を実施した。訓練見学は8月10日(饗庭野演習場)、25日(青野ヶ原演習場)の2日間行われた。
 参加者は、饗庭野演習場で第49普通科連隊による87ATMの実射を目の当たりにし、発射音の激しさや命中精度の高さに感嘆の声を上げた。また、青野ヶ原演習場での第10特科連隊第4中隊による訓練見学では、即応予備自衛官の機敏で連携の取れた動き、快活な掛け声に、「頼もしいね!」と声を上げ、職場での背広姿の部下と目の前の姿の違いに感心していた。
 訓練担当部隊関係者や地本担当者を交えた昼食の席では、戦闘服を汗まみれにした即応予備自衛官に対し、雇用企業主等から激励の言葉が掛けられるなど、終始和やかな雰囲気で即応予備自衛官制度への理解を深めた。

路面電車に募集広告
《函館地本》
 函館地本(本部長・日向錦次郎1海佐)は8月11日から9月30日の間、函館市内を走る路面電車に自衛官募集のラッピング広告を施し、函館市民を始め、全国各地から訪れる大勢の観光客に対して自衛官募集を強くアピールした。
 募集最盛期のこの時期、ひときわ目立つ広報を実施するため、地本では関係各所と調整し、実現に至った。この路面電車は市内五稜郭、大門、松風町などの市民が大勢集まる繁華街、観光名所「函館夜景展望地」までのロープウェー乗り場付近を走り、1日9往復している。市民の反応も良く、地元新聞にも取り上げられた。
 地本の担当者は「思っていた以上の反響に驚いている。また来年度以降についても実施していきたい」と話している。

ヘリ&防災・防犯フェスタでPR
《富山地本》
 富山地本(本部長・青木紀男1陸佐)は8月25、26の両日、小矢部市において「ヘリコプター&防災・防犯フェスティバル」を支援した。
 このイベントは、20機以上のヘリコプターが展示され、県内外から約3万6500人が来場した。自衛隊からは中部方面航空隊のUH―1H、第5対戦車ヘリコプター隊のAH―1S、OH―6Dが参加し、地上展示と展示飛行を行った。特に展示飛行の迫力は大勢の家族連れや航空ファンを魅了した。また、14普連から軽装甲機動車と高機動車、第382施設中隊からは自走架柱橋がそれぞれ展示され、普段目にすることのない車両に多くの親子が乗り込み写真を撮るなどしていた。
 さらにメインホールでは、富山地本と舞鶴地方総監部広報により、災害派遣時のパネル展示、非常用糧食の展示・試食コーナー、ビデオ放映、募集コーナーを設け、演奏ホールでは第10音楽隊による演奏会が行われ、2回の公演に約1000人が来場した。特に子供たちによる指揮者体験コーナーなどの催しには、会場が盛大に盛り上がり、演奏を通じて自衛隊を大いにアピールしていた。

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