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   2007年9月15日号
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(防衛ホーム英語教室)
YOU READ MY MIND
分かっていただけたのね
ユウ レッド マイ マインド
 Hi! How are you doing?皆さん、お元気でしょうか。そろそろ秋めいてきました。秋は色々なことが楽しめますね。しかし、うっかりしていると秋も足早に過ぎ去ってしまうかもしれません。炎暑が続いた分、秋を十分楽しみたいですね。

 さて、今回の表現は、“You read my mind"「分かっていただけたのね。」です。直訳すると、「貴方は、私の心を読んだ」ということになります。Readは、この場合過去形です。まあ、こういった言葉を口にするのは、まれだと思いますが、覚えておくと盛り上がるかもしれません。状況としては、パーティでダンスに誘われる。ダンスでもどうですか?と誘われて、この言葉を返す訳です。かなり大人の会話ですね。マア、欧米人の直接的な表現ではありますが、あなたはどうでしょうか。

 一般的に、「君の心を読めるんだ。」と、表現もできますね。誕生日などで、プレゼントをあげたところに「これ好きなんです。どうして、分かったんですか?」のあとに“I read your mind"「君の心が分かるんだ(読めるんだ)。」と決めるのも良いかも知れません。

 まだまだ暑い日がつづいております。夏の疲れが出てくる頃でもありますので、今まで以上に健康に留意され、秋を楽しんでいきましょう。

 それでは、皆さん。See ya! 〈スワタケル〉

防災の日
自衛隊統合防災演習を実施
政府、関係省庁、地方自治体などと連携
300隊員、車両580両、艦船5隻、航空機75機参加
 自衛隊は8月29日から9月1日(防災の日)までの間、齋藤隆統幕長を統裁官に「平成19年度自衛隊統合防災演習(実動演習)」を実施した。
 参加部隊は、統幕と情本が人員約40名、車両4両、陸自が陸幕、北方、東北方、東方、中方、西方の各方面隊、中央即応集団、通信団、警務隊、情報保全隊、富士学校、航空学校、施設学校、通信学校の人員約2000名、車両約540両、航空機約55機、海自が海幕、自衛艦隊、横須賀地方隊、教育航空集団、システム通信隊群の人員約600名、車両約20両、艦船5隻、航空機約10機、空自が空幕、航空総隊、航空支援集団、航空教育集団、航空システム通信隊の人員約400名、車両約20両、航空機約10機で合計人員約3000名、車両約580両、艦船5隻、航空機約75機。
 今回の統合演習の目的は、東海地域震災発生時に、自衛隊の統合運用による対処要領を関係機関と共同して実践的に行い、統合防災対処能力の維持・向上を図ることで、主に「初動対処要領と部隊集中要領」「統幕と統合任務部隊、関係機関との調整や連携要領」を演練した。統合運用体制移行後、2回目の統合防災演習であり、東方総監を指揮官とする演習統合任務部隊を編成し、統合運用による震災対処をフェーズ1とフェーズ2に区分して実施した。
 フェーズ1(部隊集中・指揮通信訓練)は自衛隊独自の訓練で、(1)陸自各方面隊から陸上部隊と航空部隊の一部並びに海自・空自の一部が東海地域へ集中(2)海自輸送艦(LCAC搭載)と空自輸送機による陸自の輸送(3)災害派遣に必要な人員、物資の輸送と集積(4)発災時を想定した命令、指示及び報告要領を指揮通信訓練により演練した。
 フェーズ2(総合訓練)は9月1日、政府総合防災訓練や静岡県・伊豆市総合防災訓練と連携して行い、関係省庁などとともに負傷者医療救護、漂流者救助等を訓練した。また、地域住民やボランティアに自衛隊が持つ知見なども提供した。この日、伊豆市総合防災訓練の中央会場(土肥会場)には自衛隊最高指揮官の安倍晋三首相が高村正彦防衛大臣、齋藤統幕長、陸海空各幕僚長を伴い、訓練状況を視察した。
 一方、広域医療搬送訓練では、他省庁、静岡県、自衛隊が参加して空自浜松基地、静浜基地、静岡県愛鷹公園を域内拠点に、また広島西空港、空自入間基地、陸自立川駐屯地、宇都宮駐屯地を域外拠点として輸送機や大型ヘリコプターで搬送訓練を演練した。
 このほか、「防災の日」の9月1日、全国各地で自衛隊、警察、消防、地方自治体、米軍などがそれぞれ連携しながら負傷者救出、輸送等、各種訓練を実施した。

「体験飛行」抽選会開く
自衛隊記念日行事の一環
 平成19年度自衛隊記念日行事の一環である「体験飛行」の抽選会が9月5日、防衛省A棟17階大会議室で飯田雅典空幕総務部長と荒木正嗣空幕広報室長により厳正に行われた(写真)。
 7月20日から1ヵ月にわたり公募を行った結果、C-1が1310枚(2838人)、CH-47Jが1072枚(2182人)で計2382枚(5020人)の応募があった。当選倍率は、C-1(定員460人)が6・2倍、CH-47J(定員540人)が4・0倍で計5・1倍だった。当落の結果については、応募者各自に返信はがきで通知される。
 体験飛行は空自入間基地と同周辺空域で10月14日に行われる。飛行回数はC-1が12回、CH-47Jが18回。約15分のフライトを予定している。

「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
健康体で再就職に臨む
(財)中部電気保安協会 若狭正之
若狭氏は平成17年12月、第1航空団施設隊を空曹長で定年退職。55歳
 私は、(財)中部電気保安協会に勤めて、約1年半になります。
 再就職は取得免許を生かして、電気またはビル管理等を希望していたところ、中部電気保安協会から雇用の話がありました。条件面も他に比べて良く、仕事の内容も入隊時から携わってきた電気関係なので即OKし、面接・内定を受けることができたことはラッキーでした。同協会は、財団法人として、昭和40年12月に設立以来通商産業大臣(現経済産業大臣)が指定する調査機関及び法人として、一般用電気工作物の調査業務及び自家用電気工作物の保安業務、電気の使用及び安全に関することを使命として発展してきました。組織は6支部(名古屋・静岡・三重・岐阜・長野・岡崎)50事業所で構成されており、各事業所には、保安課・お客様課・調査課が配置されております。
 私は、浜松事業所調査課に配属され、業務内容は電力会社からの委託で店舗、アパート及び一般家庭等の法令に定められた漏電調査(4年に1回)及び特定施設(公衆浴場、幼稚園、保育園、小中学校、各種養護学校、老人福祉施設、病院、重要文化財、プール等)の漏電調査(年1回以上)を担当しています。時間に囚われずに、自分の計画で月のノルマ(約800〜950件)を達成すれば良いので、停電作業等以外は緊張することなく気楽に業務できます。
 お客様宅の訪問に際しては、中には気むずかしい方や怒りっぽい方等、また、悪質な訪問販売等で警戒されることも多く、やりづらい面も多々ありますが、分電盤の点検清掃、軽微な電気工事等でお客様に喜んでいただける事も多く、やりがいもあります。お客様の笑顔を励みに、自衛隊出身者として、後進のためにも頑張っていこうと考えています。
 最後に、再就職に際しては、やはり健康第一です。健康体で、その企業等の部門別の職務に、積極的に取組む姿勢があれば、これまで30数年間培った経験で、一般社会でも十分やっていけますので、皆さん自信を持って再就職に臨んでください。

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