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   2007年6月15日号
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「ちはや」松山に来航
《愛媛》
一般開放に6000人集まる
 愛媛地本(本部長・児嶋幹司1陸佐)は5月12、13の両日、松山外港で潜水艦救難艦「ちはや」による支援を受け、艦艇広報を実施した。
 一般公開に先立って行われた入港歓迎式で、愛媛県副知事の歓迎の言葉を受けたあと、「ちはや」艦長の田中1海佐が「愛媛の人にも艦内を見学してもらい、海上自衛隊への理解を深めてもらいたい」と挨拶した。両日とも好天に恵まれ、新聞やテレビでの報道もあって、2日間で約6000人もの市民が次々と訪れた。
 来場者は「ちはや」でしか見ることのできない深海救難艇や無人潜水機を興味深く見学し、乗員の説明に熱心に耳を傾けていた。操舵室や甲板では、記念撮影を撮る家族連れで大賑わいとなり、一般公開の終了時刻まで止まることなく市民が訪れた。
 海上自衛隊の基地が無い愛媛県民にとって、海上自衛隊への理解を深めた有意義な一日となった。

献血で地域に貢献
《徳島》
 徳島地本(本部長・神宮万和1海佐)は5月10日、地本本部で献血に協力した。
 例年この時期になると地本では献血希望者について調査し、団体献血として徳島県赤十字血液センターに献血バスを派遣要請している。当日は、輸血用血液不足解消に少しでも貢献しようと本部要員と広報官の20名が献血に協力した。
 徳島地本では、献血することにより、地域社会に貢献するとともに、血液検査結果を個人の健康管理にも役立たせようと、今後も計画的に実施していくとしている。

業務担当者の連絡調整会議
災害に備え連絡強化
《栃木》
 栃木地本(本部長・二見弘幸1陸佐)は5月22日、宇都宮駐屯地で「国民保護・災害業務担当者連絡調整会議」を実施した。
 2回目となるこの会議は、県消防防災課と開催し、21市町の担当者と駐屯地(12特、6地対艦)担当者の計50名が参加した。はじめに駐屯地概要について説明した後、同部隊担当者より災害時等における自衛隊の活動状況や、国民保護の連携要領についての説明、県消防防災課より災害時における各市町の役割や任務を再確認した。続いて12特の災害時等に活躍する装備品「人命救助システム」や「救急車」などの見学、県内山林火災や新潟中越地震で活躍したCH―47への体験搭乗などを行い、自衛隊への理解を深めた。
 いつ襲ってくるか分からない災害等に対し、日頃から組織同士の連携を深めておく事はとても重要な事であると参加者の認識は一致した。

嬉しかったこと
東京地本 豊島出張所所長 1陸尉 佐藤 正浩
 昨年の8月、結婚して10年目にしてやっと子宝に恵まれました。結婚当初は新婚生活をエンジョイ(2年間程度)してから子供をと思っていましたが、結婚3年目を経過した頃から、実家に帰省するたびに親や親戚等から「まだなの?」と言われることも多くなりました。結婚から7年が経過した頃には、本気で不妊治療の検査に行こうと思っていました。
 一昨年の11月末頃のことですが、妻の体調に変化があり、産婦人科で検査を受けさせたのですが、妻から電話がかかってきて「おめでとうございます。妊娠10週です」と先生から言われたそうです。その報告を受けた私は、嬉しくて涙がこみ上げてきました。月日が経過し臨月を迎えた妻の助産院で出産に立ち会い、授かった生命の重さと喜びを妻と分かち合いました。
 今年の3月、東京地本豊島出張所長勤務を命ぜられ、忙しい日々が続いていますが、父親になった喜びを糧に精一杯職務に邁進していきたいと思っています。

本部長がラジオ出演
《和歌山地本》
 和歌山地本・河本宏章本部長は5月23日、県内のコミュニティFM番組「みどりの部屋」に出演した。
 この番組で本部長は、自衛官の役割や地位の説明や赴任してきてからの和歌山の印象、特に果物や魚がおいしいこと、気候が良いこと、人柄が温かいことなどの話で盛り上がり、約30分間対談した。また、5月30日には、同地本海南募集案内所長の稗田1陸尉が出演し、自らも資格を持つレンジャー訓練について話した。

パネル展示など募集につなげる広報を実施
《宮崎地本》
 宮崎地本(本部長・宇都定史1空佐)は5月20日、えびの駐屯地記念行事で広報コーナーを開催した。
 今回は、防衛省移行の説明を主体に、地元の募集相談員とともに広報活動を行った。自衛官及び予備自衛官の活動状況を写真パネルで展示し、陸・海・空キャラクターの顔出しパネルも設置した。多くの人が広報コーナーを訪れ、「自衛官について詳しく聞きたい」「孫を自衛隊に入れたい」などの声も聞かれた。
 地本では、これからも広報コーナーを設け、自衛隊をPRしていきたいとしている。


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