防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース 防衛ホーム新聞社 防衛ホーム新聞社
   2007年6月1日号
1-2面 3面 5面 6面 7面 8面 9面 10面 12面

寄せ書き
炊事審査会に参加して
御殿場南高等学校 3学年 寺島 梓
 普段立ち入ることの出来ない演習場に行き、自衛隊の方々とお会いすることは私にとって初めての事だったので緊張していましたが、実際お会いすると、皆さんとても優しくたくさんの声をかけてくださいました。特に当日は、広報班の方が私たちに自衛隊について丁寧に様々な話をして下さいました。イラク派遣に行かれた際のお話や訓練の様子などを聞いて、遠く離れた出来事とは思えなくなりました。
 炊事の様子を見学している際には、200名分のご飯を炊いたり調理することができる専用の車など、初めて見るものに驚かされました。当日は風が非常に強く厳しい寒さにもかかわらず、半袖で作っている姿を見てとても頼もしく感じました。審査では各チーム毎に作った4種類のカレーライスを味覚、盛り付けなどから判断させて頂きました。チームによっては調味料に工夫がしてあるとのことで、微妙な違いがありましたがどれも美味しいと感じました。審査はほとんど個人的な好みで選ばせて頂きましたが、自衛隊の皆さんが被災地での食事のために、日頃このようにして私たち高校生や婦人会の意見を取り入れてくださることをうれしく思いました。
 またカレーライス以外に自衛隊の方が口にする食事も頂きましたところ「戦闘中であれば食事の時間が取れるかも分からない。もしかしたら敵に攻められたり、食事が無くなるかもしれない。きちんと食事が取れることはいいことなんだよ。食事といっても器に入っておらず、ビニール袋味噌汁とおかずとご飯が入った物を渡されるんだよ。もちろん冷めているけど…」と話していたことが心に残っています。自衛隊の職務の大変さを想像しました。
 今回この炊事審査会に参加し、大変興味深く過ごさせて頂きました。今後皆さんの活動の様子を多くの人に知ってもらいたいと思います。
炊事審査会に参加して
御殿場南高等学校 3学年 小暮 麻冬
 演習場に着くと、朝早くから調理の準備をし、寒いなか各班に分かれてカレーを作っている自衛隊の方々が目に入りました。調理している様子を見学に行ってみると、とても大きな車でカレーを作っていました。この車は火加減が調整できないと聞き「災害時などでもすぐに多くの人々に食べ物を供給できるようになっているのかな」と思いました。
 各班ではヨーグルトや蜂蜜、ワインなど調味料を工夫していて、様々な作り方でカレーを作っていました。実際に食べてみると、やはりひとつひとつの班で具の大きさやご飯の固さなど、それぞれの個性があっていろいろな味を楽しむことができました。
 審査が終わった後には、普段自衛隊の方々が食べている食事を美味しく頂きました。その時に「もし戦闘中で炊事をする所が襲われたら、もちろん自衛隊の食事はなく、また毎回きちんとした食器で食べられるのではなく、時には飯盒で、時にはビニール袋に入れて食事を取る…」というお話を聞き、国のために命をかけて戦う方々に守られ、私たちは毎日綺麗な食器でゆっくりとご飯を食べる事ができるんだなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。板妻駐屯地の皆様、審査会に参加させて頂きありがとうございました。
週末は風まかせ
第13特科隊第4中隊=日本原駐屯地 2陸曹 初本 欣也
 パラグライダーというモノが日本の空に紹介されて今年で20年になるらしい。「お天気しだい、風しだい」この厄介なモノと付き合い始めてまもなく3年が過ぎようとしているが、自分の生涯の趣味となった事はほぼ間違いない。ちなみによく勘違いされますが、骨組の入った三角形なのはハングライダー。パラグライダーはスカイダイビングで使われているパラシュートのような形をしていて、ただ降下するだけでなく上昇気流にのって飛行するモノです。そして地球の機嫌がいい時にちょっとだけ遊ばせてもらうモノ。確かに空を飛ぶ以上ある程度のリスクはあるものの、器材の進化により今では安全性はかなり高い。
 しかしこのモノの素晴らしさを言葉で皆さんに伝えることはかなり難しいですね。なぜなら皆さん生身の身体ひとつで空を飛んだことないでしょう。言葉では伝えることの難しいあの「飛ぶ」感覚はなんとも素晴らしく気持ちがいい。誰もが一度は憧れるであろう自由に空を飛ぶこの世界に足を踏み入れた人は大抵こう言います。「もっと早く始めればよかった!」スカイスポーツにも色々ありますが、パラグライダーは最も手軽で誰でも一番手っ取り早く空を楽しむことが出来るのです。そして(残念ながら)マイナーな世界であるがためか、愛好者の結束はかなり強い。誰もが親切で、その日の飛びについてあれこれ語り合い、また飛べない時もみんなでワイワイと何かしら楽しい時間を過ごす。これもまたパラグライダーの大きな魅力である。空を飛ぶのに必要なのはほんのちょっとの勇気とやる気だけ!一日体験コースでも、風さえ良ければ初心者でも驚くほど簡単に足が宙に浮きます。
 空の楽しみ方や求めるものは人それぞれですが、きっと新しい世界が待っていますよ。あなたも非日常の経験をしてみませんか?
私の趣味
第3直接普通科支援中隊=都城駐屯地 2陸曹 井上 保美
 私は釣りを趣味にしています。休日は仕事を忘れ鹿児島の錦江湾に出かけます。今の時期の狙う魚といえば鯵、石鯛、真鯛等です。釣り人の中には真鯛の引きを一度味わったら、鯛独特の三段引きの感触が忘れられずに病みつきになると聞いていますが、私もその中の一人です。また石鯛という魚は幻の魚というだけに、一度針掛りをしたら石鯛と人間の格闘は一度体験するとその魅力に引き込まれてしまう程です。
 ある時の私の釣り人生の自己記録といえば、潮は中潮(上げ潮)釣行で最初の辺りは「もぞもぞ」といった餌取りの辺りから始まり一気に釣り竿が海の中へ引き込まれそうになり、私は慌てて竿を握りしめ格闘すること15分、揚げた石鯛は62センチ4・2キロ。私は思わず「やった」と叫んでいました。
 釣りは鮒に始まり鮒に終わると言われていますが、これからも趣味の釣りを続ける上で、記録への挑戦と健康に留意しながら休日を楽しみ、そして仕事も充実させたいと思っています。

「頑張っています」 新しい職場
活躍するOB シリーズ
明るい笑顔で前向きに
(株)岡山クボタ勝北営業所 藤田 裕
藤田氏は平成15年7月、第13特科隊第2中隊(日本原)を陸士長で任満退職。29歳
 私は3任期で任満退職後「(株)岡山クボタ勝北営業所」でセールスマンとして勤務をしています。仕事内容は農業機械の販売と整備で、岡山県北部をはしる国道53号線より北側の地域を担当しています。
 この仕事を選んだのは、部隊で整備などをしていた経験を生かせると思い入社しましたが、取り扱う範囲は大型機械から草刈機までと幅広く、また電気機械やソーラー温水機まで整備をしなければならないため入社当初は色々と大変でしたが、先輩方に聞きながら経験を重ねて昨年国家試験の「2級農業機械整備技能士」に合格することができ、大変喜んでいます。しかし新しい機械や逆に旧型機械等、整備をした事がないものが沢山ありまだまだ勉強の毎日が続いています。私には機械を整備するのが楽しみであり、お客様宅を訪問する際にはいつも機械を見させてもらい勉強をしています。
 入社して3年半がたちましたが、セールスマンとしてはまだまだ経験が浅く機械の性能や特性をお客様に理解して頂き、購入してもらうまでがとても大変であり「機械の性能やメーカーの名前だけでは売れない」というのが現実です。
 お客様に対する説明よりも、先ずは信頼され自分の名前をお客様にどれだけ覚えて頂けるかが他社との勝負であると思い、毎日笑顔でお客様とのコミュニケーションを大切にする様、努力をしています。
 これから退職を控えている方へのアドバイスとして先ず大きな声で挨拶をすることをお勧めします。私は元々声が大きく、お客様に挨拶をすると驚かれることがあります。大きい声で挨拶や機械の説明をすることによって印象に残り、次へとつながるものだと思います。
 ニつ目は投げ出してはいけないということです。解らないからではなく、解るように努力することが大切だと思います。自衛隊に入隊した時、皆さんもそうだったと思いますがどんなに解らないことでもやれば出来ることもあります。
 皆さんも大きな声での挨拶や出来ない事はないという気持ちを自分に言い聞かせ「人生プラス思考」で前向きに取り組んでみて下さい。そうすれば自衛隊での経験も十分生かせると思います。私も元自衛官としての誇りを持ち、日々前進の気持ちで頑張っていきます。

12面へ
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2008 Boueihome Shinbun Inc