防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース 防衛ホーム新聞社 防衛ホーム新聞社
   2007年3月1日号
1面 2面 3面 5面 6面 7面 8面 9面 10面 12面

神奈川自衛隊音楽まつり
県民とともに入隊・入校者を激励
音楽で交流図る
総勢160人の入隊・入校予定者が壇上に集合、会場から盛大な拍手を受けた
 神奈川地本(本部長・酒井良文1海佐)は2月12日、パシフィコ横浜国立大ホールで協力4団体(隊友会、父兄会、募集相談員会、防衛協会)が主催する入隊・入校激励会を兼ねた「神奈川自衛隊音楽まつり2007」を支援した。

第1部・入隊激励会
 今年28回目を迎えた音楽まつりは、神奈川県をはじめ横浜市、川崎市からも後援を得ており、当日は約4200人の観客が来場した。まず主催団体代表・眞實井亮忠隊友会会長の挨拶に続き、松沢成文県知事が来賓代表として祝辞を述べ、入隊予定者等を激励した。続いて久間防衛大臣のビデオメッセージの後、海自幹部候補生学校入校予定の柳下直也さんが謝辞の中で「普段当たり前だと思っている平和は実は脆いものであり、この脆くも尊い平和に自分も何か貢献できないかと考え自衛官を志した」と志望動機を述べると、会場内からは一斉に大きな拍手が沸き起こった。

制服紹介では地本部員が親子で参加
第2部・音楽まつり
 第2部の音楽まつりでは、陸自第1音楽隊、海自横須賀音楽隊、少年工科学校ドリル部、第31普通科連隊武山自衛太鼓が出演し、パワフルかつ繊細な演奏演技を披露したり、在日米陸軍軍楽隊はフレンドリーな演奏で来場者を楽しませた。地元側からは横浜市消防音楽隊ポートエンジェルス119、横浜創英高等学校ダンス部の華麗な演技が、まつりを一層盛り上げ多くの観客を魅了した。さらに、イベント中盤には俳優の今井雅之氏(陸自OB)が駆けつけ、舞台から熱い激励メッセージを送ると、入隊予定者らは驚きつつも熱心に聞き入っていた。また、支援する神奈川地本部員や家族も幕間に出演し、自衛隊の基本教練や、ちびっ子制服等の紹介を行うなど内容が盛りだくさんで、手作りの催しは県民に大いに好評を博した様子だった。この音楽まつりはテレビ神奈川でもニュース放映され、県民と自衛隊をつなぐ架け橋的なイベントとして注目されている。
 神奈川地本では、今後とも本行事を継続的に支援するとともに、県民との身近な交流を通じ地域に密着した募集基盤の醸成に努めていく、としている。

雪月花
 前から気になっていた大相撲テレビ中継のアナウンス。「A山が勝ってB川が負ければ千秋楽を待たずにA山の優勝になります」初場所でまたこれを言っていた、朝青龍と豊ノ島のケースである。豊ノ島は筆者の高校の後輩で、郷土、学校を挙げて応援している。13日目まで朝青龍が1敗、豊ノ島が2敗の状況だった。アナ氏はここでこれを言ったからテレビの前で応援している家人が怒ったのだ。「NHKは豊ノ島が負けるのを待っている、私たちに失礼だ」。悪いことに14日目でこのケースがどんぴしゃりと当てはまって千秋楽を待たずに朝青龍の優勝になったから家人の悔しさはさらにエスカレートしてくる。NHKに電話で「人の嫌がることを想定して放送するものはいかがなものだろう」と聞いてみたが、事実として話しているに過ぎないとの答えだった。だったら、朝2敗して豊が2勝するのも想定できる事実だ、と言いたいところは呑み込んだ。身長168m体重138kgの幕内で一番小さい体にも拘ず「“宿毛"を全国の多くの人たちは“しゅくげ"とか“やどけ"などと読む、ぼくは間違いなく“すくも"と読んでもらうために頑張ります」と高校の同窓会で挨拶をしたことを筆者は覚えている。新入幕の時「前頭9枚目豊ノ島時津風部屋 高知県宿毛(すくも)市出身」場内放送をテレビを通して聞いたときは涙目になるほど嬉しかった。悪意はなくても事実であっても人の心をきずつける言葉や話し方がある事に気をつけたい。(所谷)

Home
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2008 Boueihome Shinbun Inc