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   2006年11月15日号
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14普連の訓練激励を支援
《福井》
歓迎ムードの中、盛大に行われる
 福井地本(本部長・千田建一1海佐)は10月26日、大野市と勝山市で行われた「第14普通科連隊第3中隊徒歩行進訓練激励会」を支援した。
 当日は秋空の下、宿営地である大野市「ふるさと自然公園」に部隊が集結するとともに、行軍コースが大野・勝山両市にまたがり実施されるとあって、両市の助役が顔を揃えるなど歓迎ムード一色の激励会となった。まず、大野市自衛隊協力会を代表し、大野市助役・石倉善一氏から歓迎の辞があり、「災害派遣やテロ対策等自衛隊に対する国民の期待は高く、当地での行進訓練は市民にとってまことに心強く感じます」と挨拶が述べられた。続いて勝山市自衛隊協力会代表、勝山市助役の松山保雄氏から、「56豪雪の際には、自衛隊の方々による懸命の除雪作業により多くの市民が救われたとともに、数年前の関西大学生12名の冬山遭難の際にも1人の命も失うことなく救助されるなど、自衛隊の皆様の活動に大変感謝しております」との激励の言葉があった。そして福井県出身隊員4名の紹介があると会場から大きな拍手が寄せられた。
 最後に、中隊長代行の荒木2尉から「当地が防衛・警備並びに災害派遣隊区となる我が部隊にとって、気候や地理などを実際に体験することが今後活動する上で大変重要なことです。本行進訓練実施に当たり、ご支援ご協力いただいた大野市、勝山市並びに父兄会、隊友会の皆様方に深く感謝申し上げます」との御礼の言葉があった。
 激励会終了後、隊員たちは宿営準備に取りかかったが、父兄会の女性会員たちは調理の手伝いを行うなど交流を深めていた。
 福井地本では、今後も県内で実施される各部隊の訓練を積極的に支援するとともに、自衛隊各協力団体との架け橋となり、広く自衛隊の活動を紹介していきたい、としている。

富士日米友好協会の基地研修を実施
《静岡地本》
 静岡地本(本部長・池川昭司1空佐)は10月4日、富士日米友好協会(中野新一会長)に対し、航空自衛隊浜松基地の研修を行った。これは航空自衛隊に対する理解と認識を深めることを目的に行ったもの。
 研修では航空教育集団司令官・新野修空将、第1航空団司令・滝脇博之空将、浜松警戒航空隊司令・重久修1空佐を表敬訪問し、それぞれの指揮官と航空自衛隊についての忌憚のない意見交換を実施し、充実した時間を過ごした(=写真)。その後、基地保有の装備品や史料館を研修するとともに、基地に隣接した浜松広報館(エアパーク)などを見学し、航空自衛隊の現状確認や歴史に触れて認識を新たにしていた。
 中野会長らの基地研修は約20年ぶりで、基地の様変わりに感動するとともに、航空自衛隊への更なる理解を深めた有意義な研修となった。

予備自が訓練参加
《滋賀地本》
滋賀地本(本部長・岩渕隆男事務官)では10月22日、滋賀県長浜市が実施した総合防災訓練に予備自衛官19名が参加した。
この訓練は予備自衛官の災害招集を想定し、招集訓練部隊第3戦車大隊とともに「琵琶湖西岸断層によるマグニチュード7・8、震度6弱の地震が発生し、甚大な被害が発生した」といった災害想定のもと、「避難住民搬送、炊き出し、車両からの救出」などの一連の訓練を警察、消防等関係機関と協力して整斉と実施した。特に、予備自衛官のうち8名は技能公募予備自補から採用されており、それぞれの技能を活用した積極的な行動で、防災意識や使命感の高さを存分に披露した。

図上訓練に参加
《富山地本》
富山地本(本部長・梶井剛1陸佐)は10月31日、平成18年度富山県緊急対処事態図上訓練に参加した。
訓練は自衛隊や県職員のほか、警察、消防等約150名が参加し、統裁部(コントローラー)と演習部(プレイヤー)に分かれて編成、事態が起こってから緊急対処事態の認定までのフェーズ1、緊急対処事態認定後のフェーズ2の2部構成で実施された。自衛隊は、第14普通科連隊、第382施設中隊が参加し、地本からは本部長、国民保護・災害対策連絡調整官の2名が参加し、災害派遣担当部隊である14普連が到着するまでの間、本部長による自衛隊の対応状況の説明や避難経路等の助言を行った。
地本では、自衛隊と地域の窓口として自治体や関係機関との協力を強化していく、としている。

説明ブースに学生集まる
《高知地本》
高知地本(本部長・大山雄一1陸佐)は10月7日、高知県内にある私立の進学高等学校が主催するワンデイガイダンスに参加した。これは、国公立・私立大学生採用の各担当者が受験生獲得のために、主に高校2年生を対象に各大学の良さをアピールする大学進学説明会で、高知地本は自衛隊の将来を担う優秀な人材獲得のため、毎年この説明会に参加して、主に防衛大学校と防衛医科大学校に関する説明を行っている。
今年度は、募集課長、高知募集案内所長と担当広報官2名の合計4名が参加し、説明ブースを訪れる学生たちに防大と防医大の概要、採用試験の時期・科目等に関して懇切丁寧に説明した(=写真)。
説明会場となった体育館の一画に設けられた高知地本の説明ブースには、昨年より多くの学生たちが訪れ、皆真剣な面持ちで説明に耳を傾けるとともに、次々と質問をしていた。

合同説明会でPR
《石川地本》
石川地本(本部長・上河徹1空佐)は10月14日、金沢市の県地場産業振興センターで開催された合同企業説明会に参加した。
この説明会には平成19年3月と20年3月卒業予定者等を対象としたもので、地本では一般企業40社と肩を並べて自衛官の募集広報を行った。説明会当初の企業等PR時間では、制服着用の陸海空広報官が自衛隊の魅力をアピールした。その内容はユーモアとインパクトのあるもので求職者の笑顔を誘うなごやかな雰囲気で行われた。続いて企業ごとブースでの説明を実施。求職者からの「自衛隊の仕事の内容は?」との質問には、職種等を説明し、求職者の能力・適性を活かせる場が自衛隊にあることを強調した。 説明を聞き終えた求職者の中からは早速、2士受験希望者が出るなど自衛隊への理解と認識を深める絶好の機会となった。
歓迎ムードの中、盛大に行われる

航空祭で自衛官募集 積極的な広報活動行う
《千葉》
千葉地本(本部長・益子光久1海佐)は10月15日、木更津駐屯地で開催された航空祭で募集広報を行った。この航空祭は、木更津駐屯地に所在する第1ヘリコプター団や東部方面航空隊隷下の第4対戦車ヘリコプター隊が中心となり、日頃の練成成果や自衛隊の姿をPRする地域の一大イベント。今年度は体験搭乗、編隊飛行などは中止されたが、会場には多くの見学者で賑わい、隊員の節度ある諸動作や少年工科学校生徒31名によるドリル演技等に惜しみない拍手を送っていた。
会場の一画に設けられた千葉地本広報コーナーでは、木更津地域事務所(村山1空尉)以下広報官6名で自衛官募集PRの広報ビデオの放映を行った。コーナーには真剣な眼差しで映像に見入る見学者が集まり、自衛官について熱心に聞く父兄や入隊についての質問をする学生も多く見られた。
同事務所の先任広報官・中村曹長は「厳しい募集環境が続くが、創意工夫し、積極的に募集広報に努めたい」と今後の意気込みを語った。

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