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   2006年9月15日号
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HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
No Ifs, Ands or Buts
ノウ イフズ アンズ オア バッツ!
ごたごた言わない
 Hi! How are you doing? 皆さん、お元気でしょうか。関東地方では朝晩涼しくなってきました。もうすぐ秋ですね。最近、欧米の若者の間で仏教のアクセサリーが流行っているそうです。「スピリチャルだけど、宗教じゃない」というコンセプトだそうです。日本的に言えば、御利益は得たいけど、信心深くはないって言うところでしょうか。機会があったら英語でも紹介しますね。
 今回の表現は“No Ifs, Ands or Buts"「ごたごた言わない」です。それぞれ、if=もし、and=そして、だから、But=だけど…になります。そういうことは言わない。言い訳しないということです。歴史にif(もしも〜であったら)はないとよく言いますね。生活の中で、言い訳のない、その日を一所懸命生きていくことが基本ですね。将来の幸せとかは実は青い鳥の物語のようにないのかも知れません。今日一日が大切な、そして幸せな日だと思います。
 イラストの鳥はペットの「アー」です。今日突然天国に召されました。アーと過ごした時間はとても幸せな時間でした。何も言うことはありません。ありがとう。アー。
 まだまだ残暑が続くと思います。秋の夜長を好きな音楽でも聴きながら楽しめるとイイですね。季節の変わり目です。健康に留意してお過ごし下さい。
 それでは、みなさん。See ya! 〈スワタケル〉

防衛庁総合防災訓練を実施
防災週間
地方公共団体との一層の連携強める
 防衛庁・自衛隊は防災週間(8月30日〜9月5日)に際し、大規模震災時などにおいて迅速かつ効果的な自衛隊の災害派遣が行えるよう防衛庁総合防災訓練を実施した。
 「防災の日」の9月1日には、首都直下地震対応の政府総合防災訓練に参加するとともに東京都足立区で行われた八都県市合同防災訓練と連携して空自入間基地でのC―1輸送機による負傷者空輸や東京都葛西臨海公園での海自輸送艦「しもきた」搭載のLCAC(エアクッション型揚陸艇)を使用した「帰宅困難者輸送」などの実動訓練を行った。また、静岡県総合防災訓練(東海地震対処)をはじめ全国の地方公共団体が行う総合防災訓練に参加、緊急時の連携を強めた。
〈入間基地〉
 空自入間基地では被災地内で十分な医療活動が行えない状況を想定した中で広域搬送訓練が行われた。
同基地を被災地内広域搬送拠点とし、首都直下型地震発生後の埼玉県、東京都から救急車や海自ヘリ等で搬送された患者をSCU(広域搬送拠点臨時医療施設)に収容。DMAT(災害派遣医療チーム)が応急手当とトリアージを行うとともに搬送優先順位を決定、C―1輸送機で被災地外拠点の神戸空港と仙台空港に搬送し(=写真)、受入病院に収容するまでを訓練した。今回は、C―1輸送機1機あたりの搬送患者数を昨年度と比べて2倍の8人と増やした場合の検証を行った。機内を患者使用に変えて8床の担架を設置、その中で患者管理などを行うなど、より実践的な訓練となった。

女性モニターが 空自美保基地見学
 島根地本(本部長・加藤誠1陸佐)は7月1日、空自美保基地(司令・山本1空佐)の支援を受け、地本女性モニター7名の基地見学を実施した。
 地本女性モニターとは、県内の居住する成人女性を対象とし、島根地本及び自衛隊の各種行事に参加し、自衛隊の活動・役割について女性の観点から広く理解と認識を深めてもらうことを目的として平成15年から実施しているもので、この日は、美保基地広報館で基地の概要説明を受け、館内に展示されている旧海軍飛行場時代の貴重な資料を見学したあと、飛行場地区に移動、第3輸送航空隊所属のC―1型輸送機及びT―400型練習機ならびに管制塔ないを見学した。
 現役パイロットがコックピット及びキャビンにて飛行計器や装備機材等について説明、モニターはパイロットが女性であること、また自分の娘と同年代であることに非常に驚いた様子で、自衛隊の職場においては男女平等であることを実感していた。また、昼食は隊員食堂で、実際の自衛官の食事を喫食し、献立表を見ながら栄養バランス、品数、量、味等女性ならではの観点で舌鼓を打っていた。女性モニターは「勤務環境、給養等、非常に充実していました」「職場として非常に恵まれている」「貴重な体験ができ、自衛隊についてよく理解できました」と口々に感想を述べていた。
 島根地本では、地本女性モニター修了者をOG会員とし、新たに会を発足させ広く女性層の拡大を図っている。

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