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   2006年7月1日号
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気分爽快!伊勢湾クルージング
海自第41掃海隊
艦艇広報に700人集まる
<三重地連>
 三重地連(部長・桐井賢一1陸佐)では5月13、14の両日、三重県鳥羽市中之郷岸壁で海上自衛隊第41掃海隊「すがしま」「つのしま」による艦艇広報を支援した。
 これは、県民・市民等に海上自衛隊をより一層知ってもらおうと毎年実施しているもので、今回は約700人が体験航海や一般公開に参加した。
 13日午前、鳥羽港中之郷岸壁に入港。その後、掃海艇「すがしま」艇内で入港歓迎行事が行われた。主催諸団体を代表し、鳥羽防衛協会の中村幸昭会長が「海から栄えた鳥羽の街にようこそお出でくださいました。心から歓迎いたします」と挨拶した。その後、第41掃海隊司令・小松秀二3海佐から、「このような悪天候の中、皆様に歓迎して頂き、とても嬉しく思います。入港期間中皆様と共に楽しく過ごしたいと思います」とお礼を述べた。
 入港歓迎行事終了後、一日司令・艇長任命式が行われ、一日司令に浦田育恵さん、「すがしま」艇長に濱口まゆこさん、「つのしま」艇長に岩本美帆子さんが任命され、それぞれの艦艇において、一日指揮を執った。3人は「最初はとても緊張しましたが、乗員の皆さんがとても親切に教えてくれたので楽しかったです」と感想を話した。
 13日の体験航海は悪天候のため一般公開に変更になり、チケットを手にした人たちは残念そうにしていたが、「悪天候の中でも隊員の皆さんが親切に案内してくれたので、嬉しく思います。今度は天気の良い日にもう一度見学に来たいです」と話していた。
 翌14日は曇り空のなか体験航海が行われ、チケットを持つ人々で長蛇の列ができた。体験航海中は機関銃の操作展示、手旗信号の送信展示、信号ラッパの吹奏、海上自衛隊の制服・作業服等のファッションショーなどが行われ、普段見ることのできない艦艇のイベントに参加者たちは目を輝かせて楽しんでいた。
 三重地連では、海上自衛隊の基地がない三重県にとって艦艇広報は必要不可欠であり、今後も県民に自衛隊を理解していただくため艦艇広報を継続したい、としている。

総合的な学習を支援
高校OB隊員も参加
<千葉地連>
 千葉地連(部長・益子光久1海佐)は6月8日、木更津市にある拓大紅陵高校第3学年生360人の総合的な学習を支援した。
 学習支援に先立ち、堀3陸佐が、自衛隊の任務や活動についてスライドを用いて説明した後、陸上自衛隊広報ビデオ「精鋭」を上映した。
 引き続き有賀2陸曹がステージ上で、海上自衛官の河野海士長と陸上自衛官の飯田1陸士の若手隊員2名を紹介した。特に飯田1士は同校を1年前に卒業したOBで、飯田1士の体験談に職員、生徒一同は興味深く聞き入った。
 最後に中村曹長が広報用の落下傘の開傘展示を行った。代表生徒に落下傘を背負わせると、少し照れながらも普段体験できない空挺隊員の気分を味わっているようであった。
 生徒たちは真剣かつ熱心に説明を聞き、大変有意義な時間をすごし、総合学習の支援を終了した。

東大で自衛隊初PR
更なる募集拡大を図る
<東京地連>
 東京地連城東地区隊台東出張所(所長・金田剛1陸尉)は5月20、21の両日、東京大学本郷キャンパスで行われた5月祭に展示ブースを出して自衛隊をPRした。
 東大の5月祭に自衛隊が展示ブースを出すのは初めてで、イラクに派遣された部隊が使用した防弾チョッキやブーニーハット、写真パネルなどを展示するとともに、所長は迷彩服、広報官は制服で説明に当たった。21日には募集課長も制服を着て展示ブースを視察に訪れ、金田所長以下を激励した。
 展示品の中で防弾チョッキは人気のあるアイテムで、試着の希望者が順番待ちをするほど。防弾チョッキを着用して記念撮影をする来場者が多かった。
 金田所長は、来年は展示ブースの規模をさらに拡大したいと学生の5月祭実行委員会に伝えて了解を得ており、災害派遣の人命救助セットや炊事車などの展示を考えている。
 東大では、1月には3学年向け講義で部長が防衛講話を行うなど、自衛隊への門戸が開かれつつある。さらに、今年度の幹部候補生の募集でも21名が志願するなど、幹部自衛官に対する認識も深まりつつある。
 東京地連は「今後も大学の説明会だけでなく、各種イベントにも積極的に参加をして、大学生に対する自衛隊のPRを積極的に進め、より質の高い人材確保で、全国の地連をリードしていく」と語っている。

「南極の氷」に児童が大歓声!
<福井地連>
 福井地連(部長・千田建一1海佐)は6月5日、坂井市立春江西小学校・幼稚園に砕氷艦「しらせ」で運ばれた「南極の氷」を贈呈した。
 小新校長から「皆さんの行ったことのない南極から氷がやってきました」と児童に話しかけ、さらに「何万年もの時をかけてゆっくり作られた氷を海上自衛隊の「しらせ」が地球の裏側から大切に運んできました」という千田地連部長の挨拶で児童生徒たちの興奮が高まっていった。広報班長から氷の誕生の話やなぜ白いのかといった説明に、児童たちは目を輝かせていた。ついに「南極の氷」が手渡されると大きな拍手が沸き起こった。児童の代表は、「今日の日が来るのを皆で楽しみにしていました。南極の氷の不思議を味わいたいです」とお礼の言葉を述べた。
 「南極の氷」を見て、触って、水に入れてと色々な方法で白い塊を直に調べた。児童たちは「ザラザラしてる」「しゅわしゅわと音がする」と興奮気味に感想をもらしていた。また、氷の破片を見つけ口にほお張った児童は、「昔の氷を食べられて嬉しい。味は普通」と味も調べていた。終始、児童たちの明るい歓んだ声が響き渡り、氷は大好評だった。地連は「しらせ」模型やパネル、「南極の石」など、南極にちなんだ展示品も校内に展示した。

境内に響く音色
3音、楠公祭支援
<兵庫地連>
 兵庫地連(部長・増子講一1陸佐)は5月25日、神戸市中央区にある湊川神社に第3音楽隊を派遣し楠公祭を支援した。
 楠公(なんこう)さんの愛称で親しまれる湊川神社は、1872年(明治5年)に創建され、智・仁・勇の三徳を備える人格者で聖人とまで言われた楠木正成公を祀る名社。この湊川神社で行われた楠公祭は、湊川神社の四大祭の一つで、毎年3日間行われる。
 音楽隊が参加した2日目は本祭にあたり、天候も新緑が映える五月晴れということもあって境内は多くの参拝者で賑わった。舞楽、楠公歌の会会員による合唱に続き、第3音楽隊が表神門から「国民の象徴」を演奏しながら特設舞台が設置されている境内へと向かった。
 パレードを終えて境内特設舞台前に着席した第3音楽隊は、宮司らが見守る中「青葉茂れる桜井の」を楠公歌の会会員約200名の合唱とともに奉納演奏を行った。この「青葉茂れる桜井の」は楠木正成公が後醍醐天皇の命を受けて湊川の戦いに向かう途中、「桜井の駅」(現在の大阪府島本町)で我が子正行との最後の別れを歌ったもの。音楽隊の見事な演奏と楠公歌の会の美しい歌声に参拝者からは惜しみない拍手が送られた。
 その後、第3音楽隊は訪れた約1000人の参拝者らに、昨年8月に任務を終えて帰国した第6次イラク復興支援群のテーマ曲であった「ハナミズキ」や、年配者にはおなじみの「服部良一メドレー」など数曲を披露した。演奏された曲は良く知られているものばかりで、演奏に合わせ、歌いだす聴衆もいた。普段は厳かな雰囲気の境内も、この日ばかりは歌声が響くにぎやかな場所となった。

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