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   2006年7月1日号
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自衛官のヨーロッパ一人旅 (下)
朝霞駐屯地業務隊  2陸佐 上 田 正 文
日本のすばらしさを再認識
 〈事前予約がなければ登れなかったピサの斜塔〉せっかく来たのだから当日券を購入しピサの斜塔に登ろうとしましたが、観光客が多く3時間待たなければならなかったので止めました。観光客が多いところは事前予約が必要だなと痛感しました。(教訓二)
 〈思い込みによるミス〉フランクフルトはヨーロッパの空の窓口と言われており、各国の航空会社が乗り入れています。フランクフルト空港からの帰路、全日空の受付カウンターを探しました。案内板でJALを見つけその横にあったJATを全日空と勘違いし、担当者が来るまでその前で30分位待ちました。余裕をもって空港に行き、分からなければインフォメーションで確認せよ。(教訓三)。
 〈知識確認不足の料理残し〉イタリアはとにかく料理が多い(前菜・第1メイン・第2メイン・デザート)。ゼノバでホテルマンに郷土料理のお勧めを聞いてレストランに行きました。ホテルマンはあまり英語が上手でなかったので、料理の名前をメモに書いてもらいました。それを注文したらまずスープがきました。食べ方が分からずウエートレスに聞き、なんだこれだけかと思いパンまで全部食べました。ところが、その後大きなステーキ、スパゲティなどが来ました。最初のスープとパンだけでかなりお腹いっぱいになり、とても後は食べられませんでした。どんな料理なのか、値段はいくらかを確認すべきだ。(教訓四)
終わりに 
 〈日本のすばらしさの再認識〉皇紀二千数十年の歴史を持つ日本、山紫水明自然が豊かで自然と共生している日本。国民は単一民族で親切で和を尊び平和を愛する日本。水・空気・平和がただで手に入ると誤解するくらい恵まれた日本。貧富の差が少なく平等社会の日本。お金を出せば世界のグルメ料理が食べられる日本、などなどあげればキリがありません。この度の1ヶ月ヨーロッパ一人旅で日本のすばらしさを再認識しました。
 〈自衛官ライフを送った幸せ〉ツアーじゃなく一人旅だと何でも自分でやらなければなりません。1ヶ月間の長期旅行にも耐え得る体力、地図と太陽を利用し何処にでも行ける地図判読能力、歩測・目測能力、日米共同演習で得た英語語学力、広報・就職援護で鍛えた交渉力、などなど自衛官として長年勤務していた成果が発揮できました。人生に無駄が無いことを実感しました。

活躍するOBシリーズ
「頑張っています」 新しい職場
都築育英学園だいいち経済大学 林田正良
林田氏は平成16年8月、福岡地連福岡救護センターを3陸佐で定年退職。55歳
 平成16年8月に自衛隊福岡地方連絡部を最後に定年退官、現在は学校法人・都築育英学園第一経済大学で勤務しています。
 現役最後の1年半を福岡地域援護センターで勤務し、退職者の就職援護に携わることで、私自身も再就職に対する意識を新たにすることができました。そんな中、都築総合学園を志願した理由は、(1)日本で有数の総合学園であること、(2)多くの自衛官OBが在籍し活躍しておられ馴染みやすい勤務環境であること、(3)通勤の利便性があることでした。
 第一経済大学は、学問黎明の地・大宰府に位置し創設者の言葉『個性を伸ばし自信をつけさせて社会に送り出したい』を教育目標に掲げ、この理念のもと昭和43年の開学以来、約3万人の有能な人材を輩出しています。
 この学園における私の職務は、庶務課の人事係です。業務内容は、職員の人事及び給与に関する事項、文書の接受・保管に関する事項、担任地区の学生募集に関する事項及び郵便車の運行・管理等の庶務的事項です。
 当初は、戸惑うことも多くありました。繁雑な業務の中、郵便局に郵便物を持って行くのを忘れたり、またパソコンで電子メールを送付する時に添付書類を忘れたりと、度々失敗もしましたが、上司の温かい指導と先輩・同僚の励ましと支えを受けながら都築学園の一員であることに誇りをもって勤務することができるようになりました。
 私の現役時代の就職援護業務及び再就職後の勤務を通じ、自分自身の反省事項を含め、これから定年を迎え再就職される方へのアドバイスとして、(1)明るく健康であること、(2)元気よく挨拶すること(良き人間関係の潤滑油)、(3)協調的であること(仕事の効率性)、(4)謙虚であること(最初は誰でも1年生)の「四つの心構え」(簡単なようですが、忘れやすく、「言うが易く行うは難し」です)と併せて、事務系志望の方は、パソコン基本操作(ワード・エクセル・インターネット・電子メール等)の習得が必須課目であり、退官日までに準備を整えることをお勧めします。

趣味はボーリング
第7警戒隊 会計小隊 1空士 勝浦 尚規
 ボールを投げる時のスウィングする感じ、ピンのはじける音、ストライクの時の感激、そう、私の趣味は「ボーリング」です。
 ボーリングを始めたのは、高校1年の時です。それから社会人になってからも、暇を見つけては、ボーリング好きの友達とゲームを楽しんでいます。
 ボーリングの一番の魅力は、リーズナブルで誰にでもでき、皆で仲良く楽しめる事だと思います。
 私のモットーは「何事も楽しくやる事」です。
 最初は、100点にも届かず(はじめて100点を超えた時は本当にうれしかったです)、どうしたらもっと上手くなれるだろうと悪戦苦闘していました。
 しかし、上手な方に教えて頂き、自分でも研究をして、今ではアベレージで170点を超えるレベルに達しました(ちなみに自己ベストは、210点です)。
 最近は、スランプ気味(実力!?)ですが、自己ベストを更新しようと頑張っています。
 ボーリングは、運動不足やストレスの解消になり、また、良い気分転換にもなります。また、一人でも楽しく出来るゲームなので、これからも続けていきたいと思います。
 そして、なによりも同級生や同期の仲間達はもちろんのこと、大勢ですればするほど盛り上がることは、間違いないでしょう。

えっ!湾岸戦争?
坂東俊穂
 朝8時「課業〜始め」の号令の後、ぞろぞろと、しかしキビキビとジャージや作業服姿の隊員たちが、基地の海岸の方へ歩いていく。聞けば「湾岸戦争」をすると言う。でも何故か手には大きなゴミ袋や鋸を持っている。
 どうやら私の聞き違い「湾岸清掃」だった。正式には、沿岸清掃で、「大村湾をきれいにする会」の活動として、昭和58年から第22航空群(群司令・鮒田英一海将補)も、参加し、年2回清掃を行っているのだそうだ。
 翌日、群司令部の環境保全専門官にその成果について尋ねたところ、大村の隊員の約6割に当たる516人が2時間かけ集めたごみの量は、約1・3トン、トラック2台分に上ったという。
 偶然所用で大村基地を訪れた私にとって、海上防衛に当たる人たちの海を愛するささやかな、しかし懸命な思いやりに触れられたような気がした。
◇  ◇
 〈追記〉大村湾は、四方を陸に囲まれ、海水の出入りが少なく閉鎖性海域の特性があり、古くからナマコ漁や真珠養殖が営まれ、スナメリなど希少動植物が生息し、別名「琴の海」と呼ばれている。

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