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   2006年3月1日号
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年男・年女が諏訪神社で豆まき
節分祭に地連部長が参加
<長崎地連>
 「長崎くんち」で有名な鎮西大社諏訪神社において2月3日、毎年恒例の節分祭が盛大に行われた。今年で52回目を迎える同行事は、舞踊・太鼓演奏・詩吟などが奉納されるとともに、その年の年男・年女による豆まきが行われる。
 今年は、長崎地連の年男代表として原田地連部長が招待を受けた。夕刻から始まった豆まき行事は5回に分けて行われるが、原田部長は第1回目に紋付き袴の勇ましい姿で登場した。「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆が撒かれると、境内は賑わいの声があがり沢山の人が福を分けてもらっていた。
 豆まきを終えた原田部長は「一昨年は踊町として『くんち』に参加しました。今回再び年男として豆まきをさせて頂き、誠に光栄で一生の思い出となります」と感想を語った。

白書説明会を実施
今年度初、一般対象で
<石川地連>
 石川県防衛協会(角間俊夫会長)は1月21日、防衛庁長官官房の協力を得て、防衛白書の説明会を実施した(=写真)。
 防衛白書の説明は、従来から地連と当該県に所在する部隊により、自治体の長に対して行われる。しかし、額賀防衛庁長官の「防衛白書については、広く国民へ伝え広める必要がある」との意向を受け、今年度初めての試みとして一般市民を対象に実施された。
 説明会は、防衛庁長官官房の辰巳昌良広報課長がイラクへの自衛隊派遣や近隣諸国の状況など、防衛白書の概要についてわかりやすく説明した。また、石川県内に所在する航空自衛隊第6航空団(小松)、陸上自衛隊第14普通化連隊(金沢)の担当幕僚がそれぞれの防衛・防災態勢について説明した。
 説明会には、自治体関係者、自衛隊協力者など75名が参加し、講師の説明に耳を傾けるとともに、積極的に質問するなど、県民の防衛、防災に対する関心の高さが伺えた。特に、「国民保護法施行に伴う地域住民の保護要領」や「少子化に伴う自衛官募集要領」について、真剣に考える必要があるとの意見も出るなど、熱気のある説明会になった。

高校教諭に対し研修を実施
<秋田地連>
 秋田地連(部長・幕田啓二1空佐)は2月9・10日の両日、県内の高等学校教職員に対して、海上自衛隊横須賀教育隊と防衛大学校の研修を実施した。
 本研修は、教育部隊などで隊員や学生、教官との懇談を通じ、具体的な自衛隊のイメージを持った上での進路指導にあたってもらうのが目的。
募集概要・教育内容の説明に引き続き、施設などの見学を行った。防大では秋田県出身の学生と会食が行われ、参加した教職員からは「教育の厳しさと、目標に取り組む姿勢の素晴らしさ感心した」「学生には是非、防大や自衛隊を勧めたいな」などの感想が聞かれた。
 地連は、高校教諭等に対し、これからも研修などを通じて自衛隊に対する理解を深めてもらい、良質志願者の増大を図りたいとしている。

メモリアル行事を支援
震災の記憶と教訓引き継ぐ
<兵庫地連>
 兵庫地連(部長・増子講一1陸佐)は1月17日、第3特科連隊の協力を得て、県立舞子高校が授業の一環として実施している「阪神淡路大震災メモリアル行事」を支援した。
 舞子高校は、平成14年4月全国初の「環境防災科」設置を契機にその記憶や教訓を後の世代に継承するため、本行事を実施している。
 行事の中で自衛隊をはじめ9人の講師を招き、環境と防災に関する分科会が行われた。自衛隊からは、石橋1尉(兵庫地連東播地区隊長、震災当時中隊長として災害派遣に参加)が講師として招かれ、「陸上自衛隊(中隊)の被災地現場における捜索・救助活動」と題し、体験談・教訓などを生徒たちに講義した。生徒たちは自衛隊の活動を理解するとともに、改めて生命の尊さを胸に刻んでいた。
 また、第3特科連隊は人命救助システムの展示と説明を行い、自衛隊の人命救助能力の一端を披露、さらに震災において活躍した野外炊事車による炊き出しを生徒たちの参加を得ながら行い、災害派遣能力の一端を披露した。
 参加した地元小・中学生、地域住民、学校関係者と生徒たちからは多くの質問と感嘆の声が寄せられ、自衛隊に対する大きな期待が感じられた1日となった。兵庫地連としては、今後も近隣部隊等の協力を得ながら、自衛隊の各種活動を通じて、防衛庁・自衛隊への理解や協力・支援の獲得に努めていきたいとしている。

隊員への炊出し慰問を支援
<函館地連>
 函館地連(部長・遠藤靖宏1空佐)は2月7日、函館市自衛隊父兄会女性部が行った第28普通科連隊への炊き出し慰問を支援した。
これは、「はこだて冬フェスティバル」で、「アンパンマン雪像すべり台」の製作を支援する隊員を励ますために行われたもの。同じ自衛隊員を子弟に持つ父兄会員は、寒い中で頑張っている隊員に激励の言葉と慰問品を手渡し、全員に体温まる豚汁を振舞った。
3週間あまりの短い工程のため夜間・早朝作業を含め連日の作業を行っていた隊員たちは、女性部会員の愛情たっぷりの手料理で身も心も温まり慰問に感謝していた。

立川駅で広報映像を放映
<東京地連>
 東京地連三多摩地区隊立川出張所(所長・雄山1尉)は、2月9日から立川駅南口大型ビジョンに自衛官募集広報映像の放映を開始した。これは、アレアレア代表取締役・萬田貴久氏、募集相談員・中山ひと美氏、募集相談員連絡協議会立川支部、立川市防衛協会の各協力団体の協力を得て実現したもの。立川駅は、多摩地域におけるターミナル駅で交通の要衝であり、特に、南口は予備校や専門学校が多く、募集広報においても絶大な効果が期待される。担当広報官・山崎1曹は、「この映像を見た多くの若者が自分お将来を真剣に考えるひとつのきっかけとなり、国を守るという使命感や大きく拡がる可能性を求め、自衛隊の門を叩いてもらえることを信じています」と力強く語った。
 なお、昨年8月から立川駅北口電光掲示板への自衛隊PR映像の放映も引き続き実施している。

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