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   2006年1月15日号
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新年あけましておめでとうございます
新春メッセージ
木村太郎副長官
日本と世界の平和のため全力を尽くす
 国内・世界各地において、日本と世界のために任務に励んでいる隊員諸官、そして御家族の皆様、明けましておめでとうございます。
 私は、昨年11月に防衛庁副長官に就任いたしました。政務官に続き防衛庁は2度目ですが、その重責に、以前にも増して身の引き締まる思いを胸に新年を迎えました。
 米軍再編に伴う我国の安全保障態勢の確立は、国民生活の安定と日本の安全保障の両面から考えなければならない重要なものと認識しています。また国際社会における日本の役割と評価は益々高まっています。これらの重要課題について、国民の皆様に誠実かつ丁寧にご説明し、ご理解を得る努力をすることも私の努めだと思っています。
 自衛隊は、厳格な規律と高い士気があってこそ国民の信頼が得られます。「国民の生命と財産を守る」という最も崇高な責務を果たし、もって国民皆様の期待に応えられるよう、隊員諸官と一丸となって努力して参ります。
 国際貢献の本来任務化や、「省」昇格への切望も、いよいよ国政において具体的かつ現実的な作業が動き始めています。これらは、国民皆様からの期待が、益々寄せられているからに他なりません。故に、額賀長官のもと、自衛隊を国民の皆様のためにいっそう機能させるべく努力し、日本および世界平和のために全力を尽くして参る決意です。
 皆様にとって本年がよい年でありますこと、そしてご家族皆様のご健勝をお祈りします。
高木 毅政務官
統合運用体制強化の重要な年
 新年あけましておめでとうございます。防衛庁長官政務官に就任し、国内そして世界各地で任務に勤しんでいる隊員諸官とともに新年を迎えられたことを大変光栄に存じます。
 昨年、防衛庁・自衛隊は、イラク人道復興支援活動、インド洋における対テロ支援活動、さらにはゴラン高原における国際平和協力業務、スマトラ島沖大規模地震及びインド洋津波やパキスタン大地震での国際緊急援助活動など、世界の平和と安定に主体的かつ積極的に行動して、国際的責務を果たしました。また、国内におきましても、福岡県西方沖地震や大型台風等による災害に対し、迅速かつ適切に災害派遣にあたり、国民の生命、財産を守り、強い信頼を獲得することができました。
 今年は、新中期防衛力整備計画に基づき、多機能で弾力的な実効性のある防衛力を整備すべく、統合運用体制強化の観点から統合幕僚監部が新たに発足、陸海空自衛隊における具体的な体制等の整備が試される重要な年となります。諸官においては、この体制移行を円滑に実施するとともに、引き続き国民の負託に応えるべく、日々の努力が世界の平和と我が国の自由と独立を支えているということを自覚し、自らの任務に誇りと高い気概をもってそれぞれの職務に邁進していただきたいと思います。私も防衛庁長官政務官として、額賀防衛庁長官を支えつつ、国政の場において隊員諸官が心おきなく任務に集中できるよう全力を尽くす決意であります。
 最後になりましたが、本年が皆様にとりまして実り多い一年になりますことを心より祈念し、新年のご挨拶と致します。
愛知治郎政務官
隊員の真摯な姿を国民に紹介する
 日本国内そして世界各地で任務に励んでいる隊員の皆さん、ご家族の皆様、明けましておめでとうございます。
 昨年は、新防衛計画の大綱及び新中期防衛力整備計画の初年度として安全保障政策の転換点となった年であるとともに、国外ではパキスタン等大地震などへの国際緊急援助活動、国内では福岡県西方沖地震や台風等による大規模災害への災害派遣など、防衛庁・自衛隊の活動が注目され国民の期待が高まった一年でありました。
 迎えた本年は、統合運用体制への移行、米軍再編協議及び地方公共団体への誠意ある説明、BMD能力の向上及び運用のあり方検討、国際平和協力活動の本来任務化そして省移行についての取り組み等々重要な課題があります。
 こうしたなか、国民の大きな期待に応えるためには、防衛庁・自衛隊についてを国民に正しく理解して頂き、納得して頂かなければなりません。私といたしましては、長官政務官として額賀長官の下、皆さんの日夜任務に勤しむ真摯な姿を国民へ紹介し理解を得るように全力を尽くしてまいる所存でございます。隊員の皆さんにあっては、自衛隊員であることの自覚と誇りを胸に、自衛隊の使命と責務を常に認識して職務に精励され、いやしくも国民の自衛隊に対する信頼を失墜させることのないよう、厳正な規律を保持して頂くことを望みます。
 最後になりましたが、本年が隊員の皆さん、ご家族の皆様にとりまして実り多い一年となりますことを心よりお祈りいたします。

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